こだわり

自閉症はくるくる回るものが好きって本当?【息子の場合はタイヤ回し・室外機でした】

2022年5月7日

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ぴょん
ぴょんです。

 

自閉症といえば、自分でくるくる回るという様子がよく見られます。

 

これは、自己刺激行動、感覚刺激と呼ばれるものです。

感覚統合でいうところの「前庭覚」への刺激になります。

 

ぴょん
耳の奥にあって
スピード感覚・重力や体の傾き
を感じて脳に伝える器官だよ。

 

この感覚が楽しいというのと同時に前庭覚への刺激になって、とてもいいのです。

このように自閉症の子ども本人が回ることも多いのですが、自分が回らなくても回るものが好きということがあります。


自閉症はくるくる回るものが好きなの?

高機能自閉症の息子の場合

息子は、くるくる回るものが大好きでした。

 

  • 乗るタイプの車をひっくり返してタイヤを回す
  • スーパーで寝転がってカートのタイヤを触ろうとする
  • 自転車の車輪をずっと回して遊ぶ
  • 室外機をずっと見てる
  • 扇風機が好き(絵もかく)
  • ハンドスピナーが好き

 

特徴的なのは、車のおもちゃを「そのおもちゃ本来の遊び方」ではなく、「タイヤを回転させて楽しむ遊び」というところでした。

たぶん、概念的な学習(例:これは車だ)みたいなものが自閉症では弱いです。

 

全体的に「車のおもちゃ」と理解して、車は走らせて遊びものという概念的な意味を理解する力が弱いために、部分的に自分の好きな遊び方で遊ぶ感じですね。

 

自閉症の息子はくるくる回る遊びが好きなのですが、「後追いをしない」ことあまり泣かないということもありました。

 

スーパーで寝転がってカートの動きを至近距離で見る

困ったことといえば、スーパーで息子はいつもカートのコロコロが気になるのか寝そべってしまうことでした。

カートのコロコロが動いているのが好きなのでしょう。

 

それを療育の先生に相談したところ

K先生
同じもの(コロコロ)
をホームセンターで買いましょう。
そして、家でもできるよと教えてください。

これが私が一番はじめに教えてもらった支援です。

 

私は、意図がわからないまま、ホームセンターでキャスターを買いました。

 

しかし、なんといいますか買ってみてわかったのですが、キャスターの場合固定されていないと回らなかったのです。

 

どっかに固定されてはじめてフレキシビリティが発動するといいますか・・・

まあ、やってみるとわかります。

 

それはおいておいて。

とにかくキャスターやタイヤなどを回して横目で楽しむというのが自閉症の息子の遊びでした。


室外機をじっと見ていた息子

息子は、室外機がとにかく好きでした。

 

外に出たら、アパートの室外機(うちは賃貸です)をずっと見てから出かけます。

他の家の室外機も気になるようでしたが、さすがに庭には入っていません。

 

扇風機も大好きで、よく息子は黒いマジックで扇風機の羽を書いていましたね。

なぜか自閉症の息子が書く色は黒だけです。

 

他の子のようにカラフルな色を使うことはありませんでした。

 

黒しか使わないので、幼稚園の自由帳も黒一色です。

それもちょっと特徴的だなあ、と思っていました。

 

あとは、反り返って抱っこしにくいというのが特徴的でした。

おもちゃをぶっ壊すのが好き?

息子は回転するものを見るか、ミニカーを並べるか?

または、何かを破壊するのが楽しいようでした。

 

積み木にしてもなんにしても、積むというのではなく「崩れる」という感触や視覚が楽しいようでした。

 

まあ、その気持ちはものすごくわかります。

私も感覚(触覚)が強くて、スーパーの積んである商品なんて、倒したくてたまらないのを

 

頑張ってこらえている派です。

 

ティッシュとかはだめですね、重すぎますし、感触が悪い。

もっとこう、軽快感ですね、チョコボールがピラミッドのように300段ほど積んであると、気持ちよいですね。

 

(崩すのが。)

まあ、それはさておき。

ですから、なんでしたっけ?

 

ああ、自閉症の子どもはくるくる回るおもちゃが好きなのです。

幼児期の自閉症の息子を音で表すとですね。

 

がっしゃーん、どっかーん!!バラバラー!!

あるいは、無音(寝そべって動かない)

です。

おもちゃ箱を無意味にばらまくという遊びは辛かったです。


あと、CDは全部出されたり、本棚の本も全部引っ張り出されます。

 

これは自閉症と関係あるのか?はわかりません。

ただただ、家が散らかるだけですのでね。

 

たぶん、感覚遊びよりといいますか、「刺激」のほうを好んでいる感じです。

 

「回るもの、壊す、ちぎる、水をまく、調味料をまく、こねる」などですよね。

回るものへの興味は、2歳半~3歳すぎくらいから出たと思います、その前はあまり出てないと思いますね。

 

まとめ

自閉症の子どもはくるくる回るといいます。

しかし、子どもってみんな回りますよね?

 

むしろ、その遊びをしない子どもなんているの?と思います。

ええ。もちろん、私も回っていました。

 

ですから、みんなするのでは?と思います。

他のお子さんやおとなの方に聞いたことがないのでわかりません

 

 

 

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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