自閉症の育児方法

自閉症の息子が自分で決めることができた夜。~自分の人生の責任をとるということ~

2022年5月6日

ぴょん
ぴょんです。
高機能自閉症の中2男子の母です。

昨日、自閉症の息子の成長を感じる出来事がありました。

 

というよりも、今、実感しています。

 

そのときは眠くてあまり頭が働いていないのもあって、「息子がすごい成長している」ことに気づかなかったのです。

 

結論からいうとその成長とは「自分を宿題をやると決めた」ということです。

 

 

なぜ、こんなに喜んでいるかというと、「自分で決定」するというのは、私の経験上。

 

人生を生きるうえでもっとも大切なことだからです。

 

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自閉症の息子が自分で宿題をやると決めて行動した夜の話

「いい子はじめよっと。」

私の子どもは自閉症です。

こんなことが以前から起きていました。

 

  • ゲームを寝る前までやっている
  • 宿題をやる時間がなくて癇癪
    (親のせいにする)

つまり、ギリギリまで自分が宿題をやっていなかったのが悪いのに、なぜか私に八つ当たりをする。

ということが起きていました。

しかし、昨日、ゴールデンウィークの最終日の夜9時になって、ゲームが終わった息子は違っていました。

 

いつも通り

 

 

「うわあー!!宿題が終わってない、人生つんだ!!」

とちょっとだけ言ったあと。

「いい子はじめよっと」とニコニコしながらこれみよがしに宿題を取り出して見せつけてきました。

 

(お?めっちゃ切り替わるやん)

私は、眠かったので、あまり深く考えておらず

(6時半からスイッチはオフになります)

「いい子はじめよっと」

 

と言われて、面白すぎて


ぴょん
「いや、おそっ!!(笑)(笑)」
と突っ込んでしまいました。

そのあと、息子は始めるとみせかけて「BLEACH」の漫画を読んでいたりしたようですが

(私もそんなに見てないのでわからない)

ちょこちょこ、寝ぼけて布団から起きたとき(たぶん23時ごろ?)に、隣を見たら「綺麗に調べ学習した社会のノート」が視界に入ったので

 

(床で宿題をやっていた息子。)

寝ぼけたまま。

ぴょん
「あれ?もしかして偉い(行動をしてるんじゃ?)んじゃない?」
と言ったら

「そうだよ。(どや)〇〇だからね」

的なことを言っていました。

 

眠いとほとんど覚えていないし聞き取りよくが落ちるのですが、〇〇には、たぶん「天才」とかの言葉が入っていたと思います。

 

心配なことといえば、「いい子」か「悪い子」か?で見ていないか?ということくらいです。

いい行動=いい子

悪い行動=悪い子

この公式が成り立ってなければいいのですが

 

私は

 

ぴょん
「いい行動をしていることといい子」ではないんだよ

 

・・・と教えてはいるのですが

 

たぶん、息子の中では自分の基準があって、そこから外れていると「バカ・無能」と位置付けられているようです。

 

それは置いておいて。

ここでの論点は、「息子自身がゲームをやっていて時間がなくなったこと事実を受け入れて、自分でよしやるぞ!!」と決めて、宿題をやっているという点です。

決めることでしか自分の人生は切り開けない

親が決めてあげていると「自分の人生を生きれない人間になる」

決めるというのは、自分の人生を生きるということです。

さらに詳細を言うと、自分で受け入れて自分で決めるということは、自分がすることに責任を持つということです。

 

私は、自分が病んだから言えるのですが、病んでいるときの状態は以下です。

  • 自分で小さなことも決められなくなる
  • 人にすぐアドバイスを求める
    (自己が信じられないから)
  • 人に決めてもらおうとする
  • 他責が強まる(自分で決めてないから)
  • 自分にはできるという感覚が低下

自閉症の子どもに「小さなことでもいいので自分で決めてもらう」ということを、あまり重要だと思っていないかもしれません。

 

しかし、人のせいにばかりして、自分で行動しなくて、パニックを起こして、被害妄想で攻撃ばかりして、自分の人生から逃げていたら、

それは子ども自身、幸せとはいいがたいのです。

 

ぴょん
自閉症の子ども自身に肝てもらうことで

自分への自信が高まって責任の取り方も学ぶことができるよ。

 

障害がある子どもだから、「判断がうまくできるはずない」から「大人である親の私が決めてあげる」のは、逆です。

 

自閉症だからこそ、自分で小さいことも決めて実行する。

 

すると「自分にもできそうだ」という感覚が増して、自分でどうにかしようとする力が養れると思います。

障害があるからやらせないでやってあげるいうのは、子どものできる力を信じてないのと同じです。

 

私も不安がもともと強いほうですから、「私を不安にしないでよ」という気持ちから、過保護になってしまうようなことがどうしても出てくることもあります。

私は、毎回、反省ばかりなのですが、もっと早く気づいて入れば自分の心に向き合って子どもの決める力を妨げるようなことも減らせたのではと思います。

でも、この記事を読んでくださっている方の中には、小さなお子さんもいらっしゃると思うのです。
ですから、早い段階で決める練習(自己決定)の機会を増やしてあげてほしいなと思います。

自閉症の子どもは何もできないからやってあげなきゃ!!って思わなくても大丈夫です。

 

なるようにしかならないし、すべての子どもの中には自分で成長したいっていう欲求が必ずあります。

まとめ

どうしても私たち障害の子どもの親は、責任感から子どもの代わりにやってあげなければと思うこともあると思います。

でも、安心して親自身も好きなことを楽しんでいいと思います。

 

親が楽しく人生を生きてれば子どもも楽しいと思うからです。

 

  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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