自閉症の子供の頑張ったことを褒めるのは効果的じゃないことも!~成功体験に注目しよう~

自閉症の育児方法
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こんにちは。ぴょんです。

高機能自閉症の子供を育てています。

 

先日、自閉症コンサルタントの水野さんのTwitterを見てました。

 

すると、ちょっと驚いた発見がありました。

ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思いつつ、自分の理解のためにもまとめておこうと思います。

 

まずはこちらのTwitterをごらんください。

 

 

 

結論からいうと「頑張ったね」と褒めるのは、自閉症の子供に効果が反映されにくいそうです。

 

 

「できてなくても本人の頑張りを褒める」というのは、皆さんもよく使ってしまうのではないでしょうか?

 

できなかったけど、頑張ったね!

 

水野さんは、ブログでこのように仰っています。

 

頑張ったことを褒める思考は今よりできばえがよくないと褒めないし、頑張らせ、失敗させます。
(bouzan-note.comより引用)

 

自閉症教育・支援コンサルタント 水野敦之 公式サイト » 「成功しているところで褒める」が成功体験を支える (bouzan-note.com)

 

頑張ったことを褒めようという「思考」(前提)があると、先生や親も気付かずに頑張ったことを褒める思考になってしまいます。

 

これのどこがいけないのかというと「本人に頑張らせてしまう」ことを強化している可能性があるからだそうです。

そして、「頑張るということ」はゴールの上限もありません。

 

(理解が間違っていたらすみません)

 

 

ううう、頑張ったけどできない!!!
なんて自分はだめなんだろう!!!
もっと頑張らなきゃ!!

 

(画像はイメージです)

「頑張ったことを褒める思考」を持っていると自閉症の支援が効果につながらないことがあるのだそうです。

 

水野さんのブログを勉強しつつまとめてみます。

 

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自閉症の子供を褒めるとなぜ効果的じゃないの?

頑張ることを褒める裏に「支援者のエゴ」はないか?

水野さんのブログでは、本人に頑張らせて褒めることの問題点を書いてくれていました。

 

✔自閉症やADHD本人に成功を期待してしまう
✔試行錯誤して学ぶことも期待する

 

 

「頑張る」という言葉はどのような時に使うのでしょうか?

頑張っている人に「頑張れ」という言葉はよくないと流行ったことがありました。

 

 

(👆これ以上何をどう頑張ったらいいのか・・・)

 

 

頑張るというのは、精神論的なところがあります。

 

そして、その裏には「今よりももっと(頑張れ)」という現状のあるがままを認めていないという面があります。

 

子供のいま現在「できてるところや、できてないところ」というあるがままの視点はそこにありません。

 

水野さんのおっしゃるように「成功を期待してもっとできるはず」という支援者の思考があるかもしれないのです。

 

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頑張ったことを褒めるのではなく「成功している部分で褒める」

頑張りというのは目に見えないし形になりにくい

水野さんのブログによると、褒める目的は、「成功した経験を繰り返す」ことです。と書いてあります。

 

子育てでは成功体験を積むのが大事と聞いたことがあります。

しかし、「頑張ったことを褒める」ことは自閉症の子供にとって見えないものを褒めていることになります。

 

 

どこがよかったのか?何がよかったのか?よくわからないままです。

 

 

(できなかったけど)
いやいや、よく頑張ったよ~。

 

この褒め方では、自閉症の子供は今後何をすればいいのか?できてないけど頑張ったってどういう意味?と意味不明になるそうです。

 

 

努力や頑張りを褒めると、自閉症の子供の中で「成功(明確なゴール)」と褒めるという行動が結びつかないことも効果があがらない理由の1つになってきます。

 

頑張りではなく成功してる部分を褒めよう

頑張ったことではなくて、成功している部分を褒めることが大事だそうです。

 

すでに子どもの今あるスキルで失敗しない範囲のことを成功したことを褒めます。

 

 

そのためには子供が「何をどれくらいならできるのか?」細かいアセスメントをしつつ、親や教師が黒子のようにサポートして成功するようにしてあげるために親や教師が頑張るのがいいといいます。

 

それから褒めるためのコツとしてこのようなことが書いてありました。

 

 

できるだけ活動や課題の最後の方を本人が自分で成功する(または自分で成功しているように感じる)ことです。
(bouzan-note.より引用)

 

詳しくは、繰り返しますが水野さんのブログをごらんください。

「成功しているところで褒める」が成功体験を支える
頑張ったことを褒める思考は成功につながらないリスクがあります。成功しているところで褒める、成功を導いて褒めるを解説しています。

 

褒めるための準備も必要だそうです。👇

 

自閉症教育・支援コンサルタント 水野敦之 公式サイト » ほめるのは準備が重要です/自閉症教育・支援 (bouzan-note.com)

 

 

水野さんのブログでも書いてありますが、頑張ったことを褒めるな!と言っているのではなく、自閉症の子供にとって成功体験の弊害になる可能性を指摘しているだけだそうです。

 

 

✔とりあえず闇雲に褒める
✔(できてないことを)頑張ったね!と褒める
✔成功体験のゴールを設定してない
✔成功体験のゴールに導くための支援をしてない
✔子供のスキルに応じて褒める
✔成功している部分で褒める
✔成功体験のゴールを子供にとってわかりやすく設定している
✔成功体験のゴールに導くためにサポートする

 

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まとめ

子供の育児の相談にいくととにかく褒めてくださいと言われますが、褒めるには技術が必要です。

 

私も、育児に限らず褒めるというのは「相手を理解していますよ」というメッセージを伝えることだと思っています。

つまり、「相手を理解してなければ褒めること」なんて、本来はできないのです。

 

理解するには、相手を観察することが必要です。

目の前のお子さんの観察からはじめてみるといいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さまの参考になれば幸いです。

(^o^)/

 

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