発達障害の不器用さ【発達性協調運動障害】

発達障害の診断
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発達障害では、必ず起きるわけではないのですが「運動機能や姿勢の異常」が見られることがあります。

「歩き方や走り方がぎこちない」
「なわとびが苦手」
「姿勢がフニャフニャしている」
 
などが見られます。
 
これらの運動機能や姿勢の異常は診断に不可欠なわけではありません。
 
バランス感覚がよい子供もいれば、悪い子供もいます。
 
ですから一概に「発達障害はみんな不器用で運動が苦手」というわけではありません。
 
ですが、よく見られる症状なので、記事に公開していきます。
参考にしてみてください。
 

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歩き方がぎこちない

意識しないと手や足を自然にふることができない

私たちは、歩く時にわざわざ「次は右足を前に出して次に左足を前に出して・・」とわざわざ考えたりせずに、自然に歩くことができます。

手や足を大きく動かす動きを「粗大運動」、表情筋・喉・唇・舌・指先などの細かい動きを「微細運動」といいます。

発達障害(自閉症スペクトラム)では、この「粗大運動や微細運動の筋肉の協応」がうまくいかないことがあります。

「足を前に出すこと動き」と「手を前に出す動き」は別の動きです。

ですが、この自閉症スペクトラムではこの筋肉の動きの連携がうまくいかないために、ぎこちない歩き方になってしまうのです。

とりわけ「手をだらんと前に出して歩く・走る」「型や首を前に伸ばしたまま歩く」などの姿勢の異常が見られることがあります。

これらの姿勢の異常は年齢が増すにつれて目立つといわれています。

①不器用さ【発達性協調運動障害】

靴のひもが結べない・食べ物がうまく噛めない

筋肉をうまく使う細かい動作として「ちょうちょ結び」や「食べ物をかみ砕く」なども、自閉症にとっては難しいこともあります。

興味のあることは、とても器用さを見せたりもしますが、興味のないことになると動きがぎこちなくなったりします。
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一人でやる運動スキルはOK

自閉症の子供は、トランポリンや水泳などのように一人でやるための運動スキルは、比較的身に付きやすいといえます。

ですが、ほかの人と「動きをあわせる(協調させること)」ことは苦手です。タイミングなどもわからなくなってしまうです。

体育の時間などに問題が表面化することが多いです。

団体競技などは、苦手な傾向にあります。

ちなみに筆者の息子は、高機能自閉症ですが「ブランコをこぐ」のがとても苦手でした。

小学校4年生になってようやく「ブランコをタイミングよく」こぐことができました。

自転車にのったりすることは幼稚園の年中で問題なかったのですが、ブランコは力を伝えるタイミングでこがなければ、うまくこげないのですね。

息子にはそのタイミングをつかむことが難しかったのだと思います。

なわとびも「タイミングをあわせてジャンプすること」と「自分でなわとびを回す」という二つの動作を協調させるスキルが必要です。

そのため、筆者の息子もなわとびは苦手な傾向にありました。

このように「運動のスキル」も苦手なところとできるところが、子供によって個人差があると思います。
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②運動を真似すること

動作模倣(真似)が出にくい

自閉症では他者の真似が出にくいことがあります。

人は生後、1年以内に他者の真似が見られ始めます。

自閉症では真似をし始める年齢が遅れたり、重度の場合はまったく真似をしません。

ばいばいや歌などの身振りを交えた動きを真似することが苦手です。

そのため、一つ一つの動作を丁寧に教えて込まなければ、真似をしなかったりします。

エコラリア(オウム返し)も目的がない音の真似なのですが、動作でも目的がなく真似をすることがあります。

これは「エコプラクシア」といいます。

まとめ

自閉症では

・運動面での不器用さが見られる
・一つ以上のばらばらの動きを、うまく協応(協調)させることが苦手
・走り方や歩き方などの姿勢の異常が見られる
・無目的に他者の動作の真似がみられることもある
 
などの運動機能や姿勢の異常が見られ、それが不器用さやぎこちなさとしてあらわれることがあります。
 
筆者は、息子の姿勢や協調性運動障害は、感覚統合訓練などをすることで少しですが効果があったように思います。
感覚統合についてはこちらの記事をお読みください。
 
(作成中です。)
 
自閉症の診断基準にない特徴
→よく見られる【多動】。
ADHDかも?と誤診されやすいのは自閉症の特性があってないだけかも!の記事はこちら

 

 




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