自閉症

自閉症の子育てが辛いのは【自由がないから】じゃない!【コントロール感が奪われる】からです

自閉症の育児で辛い時期といえば長期連休が挙げられます。

 

筆者は、休み前になるとちょっとだけ(かなり)憂鬱になります😭

 

周りのママ友も話すことは同じですね。

 

ぴょん
「あーもうすぐ夏休みだね」「がんばろうね」

といって自閉症の親同士、お互いを励ましあうような言葉がとびかっていました。

 

筆者は、「休みの日に子供がいて辛いなあ」と感じた理由は、「自分の自由がないから」だと思っていました。

 

しかし、それよりも「コントロールできない感」が不幸感を増すという研究があるらしいです。

それじゃないか?と思うのです。

 

自閉症の子育てが辛いのは?「自由がないから」じゃなくて・・・

結論:親のコントロール感が奪われるからです

 

自閉症の子育てが辛い・あるいは不幸を感じる理由は、コントロール感を奪われるからです。

 

ぴょん
コントロール感を奪わるってなに?

 

  • 俗的にいうと「振り回されるから。」
  • 真面目にいうと「自己統制感が減少するから」

です。

 

「自己統制感」は、結果に対して自分がどれくらいコントロールできるかという感覚や信念です。

(アメブロ:「殻を破る」-自信をもてキャリアを生きるー様のブログより引用)

(自己統制感とは?で検索したら、検索上位で一番目だったので引用させていただきました。)

 

 

ぴょん
結果に対して「どれだけ自分がコントロールできるか?」っていう感覚が自己統制感なんだね。

 

自閉症の子育てが辛いのは、自由がないからじゃないのです。

 

自閉症の子育ての辛さは「自由がない」こともありますが、それよりも「親がコントロールされかける」というのが辛いと思います。

 

むしろ、自閉症の子どものほうがそんなつもりないんでしょうけどパニックや癇癪で「親をコントロールしようとしてくる」ことが辛いと思います。

 

子育てはみんな自由がないだと論破される。「自閉症育児の特有の辛さはコントロール感が奪われる」で推します。

定型発達の親に「自由がなくて子育て辛いよね」といっても「みんな同じだよ~」で終わります。

 

ぴょん
私だって同じ!!子育てが大変なのはどこも同じだよ、私だって自由ないよ、そっちは働いてないじゃん?こっちは共働きだよ?

 

こういわれたら、マウントを取られて終わりです。

 

そうじゃなくて、私が言いたい自閉症の親の子育てが大変なのは「結果(子供が暴れたり奇声を発したりパニックなったりすること)を親がコントロールできる感覚がないこと」(あるいはとても低い)こと」が

辛さの理由なんですよね。

自由がない!!って悩むと「じゃあ預けて自由な日作れば?」って言われるし。

 

それは、息抜きとして大事です。

しかし、根本的には自由な時間が欲しいというよりも、子どもと過ごしている時間が楽になればいいわけです。

自閉症の子育てが辛い本当の理由は親の「コントロール感(自己統制感)」がもてないこと。

人の自己統制感は実は人生の幸福感と相関している

自己統制感が低いと人は不幸を感じます

実は自己統制感(=コントロールしている感覚)が低いと人は幸福感が減少します。

 

反対に、幸せな人は自己統制感が高いわけです。

 

つまり、子供にふりまわされてしまっている親は、結果をコントロールできる感覚が低い(自己統制感が低い)わけです。

 

すると不幸感(つらさ)を感じやすくなるのですね。

 

自己統制感(幸福感と相関)は「自分から状況に関わること」でアップします

悩む人
「じゃあ、どうしたら自己統制感を高くできるのよ?」

 

自分から子どもや状況に少しでもいいので働きかけたり、関わろうとして親が自分の中で決めて「こうするんだ」と決めることです。

 

 

災害時を想定してみましょう。

 

災害時に「これが起きたら私はこうする!!」と決めていない場合、自己統制感は低いです。

 

どうしたらいいのかわからず、狼狽(うろた)えてしまって、「悲しみ・恐怖・焦り」などのマイナス感情に飲まれてしまい感情が先行します。

 

しかし、事前に「決めておく(災害に向き合う)」ことで自分の行動をコントロールしようという感覚が生まれて、結果的に自己統制感はアップします。

 

 

育児にあてはめると、自閉症で騒いだり走り回ったりパニックを起こす子供でも、親自身が先に自分の対応を決めておくことで「状況に振り回される」=コントロール感が奪われることを防ぐことができます。

 

  • 子供がパニックが起こしたら私はその場を離れよう
  • 奇声を上げたら私は「ヘッドホンんで音楽を聴こう」

 

このように、自分の行動を「子どものパニックや癇癪」に振り回されるのではなく、先に決めることで、その時の「親のコントロール感」を維持するのです。

 

ぴょん
つまり親の自分がどうにかすることで、子供が暴れたり大人しくなったりするという部分で結果をコントロールできる感覚があるかないか?ってことね。

 

自己統制感が高まると幸福感もあがる。

 

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自己統制感をアップさせるには「自分で決める」ことが大事

自己統制感は子育てだけではなく、人生全般の幸福感に深くかかわっています。

  • 親に決められていやいや行きたくない大学にいかされる
  • 上司に言われたから仕方なく仕事をしている
  • イヤイヤ子育てをやっている
  • 自閉症の療育も義務で仕方なくやってる

 

これらは代表的な「自己統制感」が低くなる例です。

 

自分でコントロールしている感覚がないからです。

 

自分で「それをやるんだ!!」って決めきれてないからです。

だから幸福感が減って、不幸感が増すんですね。

 

 

それは自分で結果を想定してどれくらいコントロールできてる感覚があるかどうか?なのです。

 

結果に振り回されているということは、自閉症の子どもの行動によってあなたの「行動の結果」が変わること(コントロール不全感)で、パニックや癇癪で私は「コントロール感がない!!」という不幸感につながるのです。

 

人生は「コントロール感」で幸せか決まる

社会人の1年目はコントロールできないことばかりで辛いですよね。

 

地位があがって上司になっていくと、会社の権限や自分の裁量で決めてコントロールできることが増えていきます。

すると幸福感は徐々にあがっていくわけです。

 

親に「将来はこの職業に着け!」と言われて育った子どもは、自分で決めてこれなかったのでコントロール力を失っています。

あるいは、上からのコントロールではなく「下からのコントロール」でコントロールされてきた子ども(いわゆる毒親)も不幸感が増します。

 

モラハラや共依存なども「支配の関係」なので、とにかく「コントロールされてる感覚(自己統制感が低い)」と人間は不幸になるようにできているのです。

 

 

人に決められたことというのは、コントロールされている感覚を生み出します。

 

ですから、「自分から進んで育児をやっているんだ」と決意することがとても大切になってきます。

 

いつまでも

 

悩む人
自閉症の療育なんてめんどくさい~。なんでやらなきゃいけないんだろ・・・。

 

と思っているということは、「決めきれてない」ということです。

 

ぴょん
私はこういう理由で療育はやらない主義!!

 

って決めてしまうか、自分で療育をやるか?どっちかです。

 

一番よくないのは、「自分は決めきれてない(納得してない)のに自閉症の親だから仕方なくやってる」という感覚です。

この感覚だとずっと不幸感のままです。

 

なぜならば、繰り返しますが「コントロール感奪われてる」からです。

 

自己統制感を高めるには「決めること」が大事

 

自閉症の子育てで自己統制感を持つコツ

悩む人
そんなこといっても、自閉症の子育てにどうやって最適化すればいいの?

自閉症の子育てが辛い理由は「自由がないから」ではないことがわかりました。

 

これまでに何がわかったかといいますと以下です。👇

①自閉症の育児は親が自己統制感を持ちにくいために辛さや不幸感が増す
②自己統制感を持つには決めることが大事

 

 

自己統制感とは「自分で自分をコントロールしている感覚」です。

あくまでも「自己の統制感覚」なのです。

 

自閉症の子育てで決められること①「子供に振り回されるか?されないか?」決められる

自閉症の子供に振り回されることは、自己統制感をかぎりなくゼロにしてしまいます。

子育てという人生の中において、自分がまるで何もできずコントロール不可の中で振り回されているだけの人生のように感じてしまうからです。

 

あくまでも「自分は他人にコントロールされている」という感覚がいちじるしく人生の幸福度を下げるのです。

つまり辛口ですけど、子供をコントロールできればいいのではなくて、「自分で自分を統制している(コントロールしてる)感覚ですので

 

「子供がどんなにパニックを起こしても親が冷静で振り回されなければ」いいのです。

 

 

ぴょん
振り回されない自分を自分で事前に決意(決める)するということです。

 

子供が泣いてパニックになっても冷静でいることを自分で決めればいいのです。

つまり「子供に反応しない自分でいること」を決めるのです。

 

他所のお子さんがパニックになっていても「スルー」できますよね?

 

 

できないということはありません。

 

✔️「怒るか?怒らないか?」
✔️「振り回されるのか?振り回されないのか?」

 

 

自閉症の親でも自分で決めることができるはずなんです。

 

ぴょん
どういう自分でありたいのか?という理想の追求でもあります。

 

だからこそ「具体的に子供ではなく自分の行動を決める」のです。

 

はじめはイメージでもOKです。

 

  • 理想のママというようなふわっとしたイメージで決める
  • 怒る代わりにイライラしたら「〇〇しよう」と決める

例えば、「子供がパニックになったら、私は他の部屋にいって耳栓をして放っておく」というようにルールを決めることで自分で自分の行動をコントロールできている(自己統制感)を高めることができます。

 

これは、「そうなったから仕方なくしている」「本当はいやなのに!」ということだと「イヤイヤ感」が出てしまって、自分で決めた結果、自分の意志でしていると感じない=自己統制感が高まらないので注意してください。

 

あくまでも「自分で決めてこうしてる!!」という感覚が振り回されない感覚になって、不幸感が減らすことができるんです。

 

自閉症の子育てが辛いのは【自由がないから】じゃなくてコントロール力が減るから

自閉症の子育てで親が辛いのは「自己統制感が低くなるから」でした。

  • 自閉症の子育ては「自己統制感が低くなる」から辛い
  • 自己統制感は自分で結果をコントロールする力
  • そのためには「AのときBする」と決める
  • 自分の中で納得して決めきれて行動するのが大事

 

決めることって「それ以外はすべてあきらめる(捨てる)」ことなんですよね。

決めること=他の選択肢の可能性を断つこと。

人生は選択の連続といいますので、自分で決めた自分の人生を自己統制感をもって歩みたいものです。

 

最後までよんでくださりありがとうございます。
(^o^)/

皆さまの参考になれば幸いです。

 

  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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