
こんにちは。
高機能自閉症の男の子を育てているぴょん太郎です。
今回の記事では「自閉症はいつ頃になったらわかるのか?」筆者の体験を元にまとめた記事を公開していきます。
筆者の子供の幼児期の様子を読んで「あ、これうちの子もやってるな」と思ったら少し注意してみてあげてください。
なお、イヤイヤ期と混同する症状のようなものは省いています。
なぜかというと「これって自閉症?それともただのイヤイヤ期?」と心配になる親御さんが多いと感じるからです。
この部分がはじめての子育てだと「わからない」ので判断しにくいと思います。
私もそうでした。
この記事を読むと得られることは以下のとおりです。
□こんな様子があったら3歳を待たずに医療機関へ
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自閉症はいつ分かるのか?
自閉症の0歳の頃(赤ちゃん)わかること
筆者の息子は高機能自閉症です。高機能とは「知的障害のないこと」であってIQが高いという意味ではありません。
自閉症でも知的障害を伴う場合やタイプでも変わってくるのだと思いますが、筆者の子供の場合、どんな様子がみられたか?を書きます。
□夜泣きがあまりなかった
□人見知りはあった
□抱っこするとのけぞっていた
□あやすとちゃんと笑う
□クーイングやハンドリガードは出ていた
□抱っこをあり得ないくらい嫌がる
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自閉症1歳の頃わかること
母子手帳の記述を確認したところ、「バイバイ・こんにちはの身振りをしますか?」と「テレビなどの音楽に合わせて、からだを楽しそうに動かしますか?」がいいえになっていました。
ですが、障害だとはこの時は気づきません。
1歳の頃に感じた違和感について詳しい体験談はこちらの記事をどうぞ。
たぶんこれは自閉症の特性からきている兆候なのだと今ならば思うのですが、当時はわかりませんでした。
なぜならば、「自閉症は真似をしない(動作模倣)身振りの真似もしない」という特徴を知らなかったからです。
・挨拶しない・真似しない
・好きな遊びは「穴になんか入れる遊び」

「ちょっとできないからって障害って言わないでよ、自分の孫を障害って決めつけるなんてひどくない?」
□真似っこをしない(ガン無視です)
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自閉症2歳の頃にわかること
2歳になると子供は2語文を話せたり、大人の真似をしたり走ったりします。
スプーンなども使えるようになり、見立て遊びなどもするようになりますね。
筆者の子供は「真似っこ」がはじまったのですが、「身振りの真似」ではありませんでした。
掃除機をかける真似っこです。
そして車のワイパーが動く真似です。
本当に車のワイパーが大好きでした。
2歳ごろと明確には覚えてませんが2歳代では、車を並べ始めたり換気扇に夢中だった時期かなと記憶しています。
・ワイパーなどの無機質なものの真似をする
・調味料を家にまく
・換気扇や扇風機をじっと見る
・怒っていても平気な顔をしている(怒られてるのがわからない)
自閉症3歳の頃にわかること
3歳になるとさらに私の違和感は増しました。
3歳くらいで自閉症のわが子の気になったことは「こだわりの強さ」です。
3歳で確定診断されるといわれる理由がよくわかります。
こだわりは「想像力の質的障害」から来ています。
・コンビニのバックヤードに入ろうとする
・お買いものに行くとめちゃくちゃになる
・待つことができない
・走り回る
・部屋に水をまいて遊ぶ
・服を洗面台に投げ入れて遊ぶ
・買い物でお会計のときにお札を奪って投げつける
・家具を倒して遊ぶ
・おもちゃ箱をただひっくり返して遊ぶ
・名前が言えない・質問に答えない
・思い通りにならないと1時間くらい泣く
・ミニカーに順番がついていて順番に並べる
・スーパーで走り回るかと思ったら床に寝転がる
・自転車のタイヤをまわして遊ぶ
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□怒っていることが理解できない
□入ってはいけない場所がわからない
□指示をきかない
□こだわりが強い
□感覚刺激あそび・情動行動などがみられる
まとめ
筆者の場合は、3歳ころから自閉症の特徴が顕著になってきて診断がついたのが4歳8か月です。
多動も強かったのでもっと早くついてもいいと思います。
高機能自閉症なので、似ているのであれば参考になるかもしれません。
筆者の息子は動きが激しくて多動タイプの子供でした。
ですが、他害や自傷行為はありませんでした。
ただモノを散らかす・待てないというAD/HD強めの感じでした。
ですが、同じ自閉症でもおとなしい感じの子もいると思いますので、あくまでも体験談ということで早期発見の参考になればと思います。
【参考】別記事⇒「目が合わない?わが子を自閉症だと思った決め手」
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