赤ちゃん(0歳から1歳)

自閉症はいつ分かるのか?【年齢別で気になったことを公開します】

2019年11月16日

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ぴょん
こんにちは、ぴょんです。
高機能自閉症の中2男児を育てています

このような悩みはありませんか?

悩む人
「自閉症っていつごろわかるの?」

 

子供を育てていると、自閉症と似ている症状は定型発達の過程でも見られることがあります。

 

そのため、自閉症の特徴なのか?判断がしにくいということもあって親は「いつくらいになったら判断がつくのか?」知りたいという親も少なくありません

 

今回の記事は、私の息子の体験から年齢別に気になる点をチェック式で書いてみました。

 

  • 早期発見のための受診の目安がわかる

 

自閉症は顔つきでわかりません【見るべき4つの行動】

 

 

 

【体験】0歳の頃に気になった特徴は「抱っこするとのけぞる」こと

自閉症の息子は夜泣きがなくてよく寝ていた


息子は高機能自閉症です。

 

ADHDの傾向も高めで、落ち着きのない多動で休む間のない子どもでした。

でも、赤ちゃんの頃からそうだったのか?というと、そうではないのです。

 

自閉症のわが子が赤ちゃんの頃は、夜泣きが少なくて手がかからなかったです。



夜中にミルクで何回かあげることはあっても寂しくて泣いてぐずるとかはあまりなかったと思います。

 

□目が合わないということはなかった
□夜泣きがあまりなかった
□人見知りはあった
□抱っこするとのけぞっていた
□あやすとちゃんと笑う
□クーイングやハンドリガードは出ていた

息子は、自閉症でよく言われる目が合わない・目線のすり抜けは感じませんでした。

そして、いないいないばあ!が好きで笑っていました。

だから、まさか自閉症だとは全然思ってませんでした。

 

ただ、すごく気になったことがあります。それは「抱っこでのけぞる」ということです。

これは、本当に困ってしまっいました、抱っこできないのです・・・・。抱っこしようとすると暴れて嫌がりのけぞってしまうのです。手だけで抱っこができないので、後ろでおんぶしていました。

自閉症の息子はクーイングやハンドリガードは出ていました

クーイングとは、赤ちゃんがご機嫌のときに「あーうー」と喃語のようなものを発することです。
ハンドリガードは、赤ちゃんが自分の手やにぎった拳などをじっと見て「おやっ。なんだろう?」と自分の存在に気づいていく行為です。
モロー反射などもちゃんと出ていました。
この頃は、まさか自分の子供が発達障害だなんて思いもしませんでした。
ちゃんと笑うし、目もあうのです。
自閉症っぽいな、と思うのは「抱っこをのけぞる」ことです。
本当に抱っこできないのです。
そして、腕からするりと力をぬいてしまってうまく抱っこされないのです。
抱っこはできないのでいつもおんぶしていました。
ちょっと疳(かん)が強いかな、という印象です。

0歳の気になったところ
□抱っこをあり得ないくらい嫌がる

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自閉症1歳の頃わかること

母子手帳の記述を確認したところ、「バイバイ・こんにちはの身振りをしますか?」と「テレビなどの音楽に合わせて、からだを楽しそうに動かしますか?」がいいえになっていました。

 

ですが、障害だとはこの時は気づきません。

 

【参考】自閉症の【1歳代の違和感5つ】はスルーしないで正解です【早期発見する】

 

たぶんこれは自閉症の特性からきている兆候なのだと今ならば思うのですが、当時はわかりませんでした。

なぜならば、「自閉症は真似をしない(動作模倣)身振りの真似もしない」という特徴を知らなかったからです。

 

  • ずりばいからいきなり立って歩いた(ハイハイは一瞬だけだった)
  • 挨拶しない・真似しない
  • 好きな遊びは「穴になんか入れる遊び」
ちょっと自閉症っぽさが出てきましたね。
今でこそこの記事を書きながらそう思うのですが、やはり当時は「自閉症ってこんな感じだよ」を知らないので「子どもってこんなものかな」という楽観的な思考で障害を疑う余地もありませんでした。
当時、私の母が「〇〇ちゃんは障害があるのではないの?だってNHKの子供番組の体操、ちっとも踊らないじゃないの」と指摘してくれました。
やはり知識、経験者の知識は強いです。
祖母は自分の子育ての経験から「子供はこんなことをして大きくなる」と知っているのですね。
ですが、私はあろうことか怒ったのです。
「ちょっとできないからって障害って言わないでよ、自分の孫を障害って決めつけるなんてひどくない?」
と怒ったのですね。
ですが、年長者の意見はやはり聞くべきです。
結果的に母の勘は当たったのですから。

1歳の気になったところ
□真似っこをしない(ガン無視です)

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自閉症2歳の頃にわかること

2歳になると子供は2語文を話せたり、大人の真似をしたり走ったりします。

スプーンなども使えるようになり、見立て遊びなどもするようになりますね。

 

筆者の子供は「真似っこ」がはじまったのですが、「身振りの真似」ではありませんでした。

掃除機をかける真似っこです。

 

そして車のワイパーが動く真似です。

本当に車のワイパーが大好きでした。

 

2歳ごろと明確には覚えてませんが2歳代では、車を並べ始めたり換気扇に夢中だった時期かなと記憶しています。

 

  • お絵かきが黒の色しか使わない
  • ワイパーなどの無機質なものの真似をする
  • 調味料を家にまく
  • 換気扇や扇風機をじっと見る
  • 怒っていても平気な顔をしている(怒られてるのがわからない)
調味料やインスタントコーヒーに水を入れて、家にまき散らして遊んでいました。
あとは、怒っても泣いたり、反抗したり、ごめんなさいなどの「反応」がまったくないことが気になっていた時期です。
まるで母親である私だけが怒っていて空気のようです。
私の存在を無視していましたね。
この感覚は「親を精神的に求めてこない」という違和感でして、後追いをしないことにもつながっている違和感だと思います。
この頃から違和感を感じることが多くなり、「広汎性発達障害」について勉強を始めました。

自閉症3歳の頃にわかること

3歳になるとさらに私の違和感は増しました。

3歳くらいで自閉症のわが子の気になったことは「こだわりの強さ」です。

 

3歳で確定診断されるといわれる理由がよくわかります。

こだわりは「想像力の質的障害」から来ています。

  • お絵かきを何度もかんしゃくで書き直す
  • コンビニのバックヤードに入ろうとする
  • お買いものに行くとめちゃくちゃになる
  • 待つことができない
  • 走り回る
  • 部屋に水をまいて遊ぶ
  • 服を洗面台に投げ入れて遊ぶ
  • 買い物でお会計のときにお札を奪って投げつける
  • 家具を倒して遊ぶ
  • おもちゃ箱をただひっくり返して遊ぶ
  • 名前が言えない・質問に答えない
  • 思い通りにならないと1時間くらい泣く
  • ミニカーに順番がついていて順番に並べる
  • スーパーで走り回るかと思ったら床に寝転がる
  • 自転車のタイヤをまわして遊ぶ
こんな感じでした
やはり3歳すぎになるとこだわりが増えるのはほんとうです。
イヤイヤ、待てよ。
発達障害なのか?それともイヤイヤ期ではないのか?
という疑問をお持ちの方は下記の記事を参照ください。

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怒られても怒られている状況がわからないというのはずっとです。
家での様子は、とにかく家を荒らすということです。
遊ぶわけでもないのにおもちゃ箱をひっくり返したり、調味料をまいたり、そういう遊びが面白いようでした。
洗濯ものも、しまってある引き出しから引っ張り出して洗面台に投げ込んでしまうのです。
お買い物ができなくなりました。
なぜかというと、走り回ってお店の商品を床にばらまいて遊んでしまうからです。
そうかと思えば、急にお店の床にねそべってしまうのです。
そして
立たせても、歩きたくないのか脱力してしまって抱っこできないのです。
たぶん、宅配スーパーなどを利用していたと思います。
ぴょん
外出は無理ゲーでした。
この頃から保健センターや医療機関にいって「うちの子、何かありますよね?広汎性発達障害じゃないでしょうか」と不安だからきいているのに、「子供ってそんなもの」と言われるだけでした。
ようやく診断がついたのは、4歳8か月です。
ですが、3歳過ぎくらいから「この子はなんかあるな」と思っていました。
もっと早く診断がつけば・・・と本当に思います。
児童発達支援は小学校にがあがるまでしか受けられないからです。
本当に、悩んでいるお母さんがいましたら早期発見を強くおすすめします。
3歳の気になったところ
□怒っていることが理解できない
□入ってはいけない場所がわからない
□指示をきかない
□こだわりが強い
□感覚刺激あそび・情動行動などがみられる

まとめ

筆者の場合は、3歳ころから自閉症の特徴が顕著になってきて診断がついたのが4歳8か月です。

多動も強かったのでもっと早くついてもいいと思います。

 

4歳8か月でようやく診断されたので、あまり児童発達支援を受けれなかったのが心残りです。

 

この記事が、みなさまの参考になれば嬉しいです。

 

 

 






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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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