自閉症の育児方法

感じるセンサーを正常化させよう④【ゆるめる。】

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ごきげんいかがしょうか。

 

今回のテーマは「ゆるめる」です(笑)

 

あなたは

 

どんなときに、安心してリラックスできますか?

 

家に帰ったとき?

 

布団に入ったとき?

 

愛する人とハグをするとき?

 

笑顔で街の人と言葉を交わすとき?

 

 

色々な安心の形がありますね。

 

 

さて、皆さんは(あなたは)対人恐怖ってご存じでしょうか?

「ちょっと人と会うとオドオドしてしまったり」

 

「緊張してしまったりする」症状が出るメンタル疾患です。

 

 

これ。

 

対人恐怖、人を怖がっているのではないのです。

「私には関係ないよ」って思うかもしれません。

 

 

我が子が自閉症と診断されてから、人とあうのがなんだか怖いという経験はありませんか?

 

怖い。

 

「もう定型発達の親とは会いたくない」

 

「園や学校の先生にビクビクしてしまう」

 

「我が子が自閉症と診断されてから、人とあうのがなんだか怖い」

 

 

まるで

 

人目を避けるように・・・・

 

 

「ちょっと神経が過敏みたい。対人恐怖なのかな・・・?」

 

これは、確かに「人を恐れているのです。」

 

でも、怖れって自分の中にしか生まれないのです。

 

対人恐怖。

本当は、「何をおそれているの?」

 

本当はね。

「バレませんように」って思っている。

 

だから怖い。

 

バレるのが怖いのが「対人恐怖」なんですね。

 

 

 

つまり、ちょっと背伸びしてるとなるのですね。

 

人前で「よく見られようと頑張ってしまう自分」がいる。

 

でも、現実の自分を知ってる自分がいますね。(笑)

 

そういうときに起きます。

 

つまり、ムリしてるってことです。

 

 

 

「この子・・変じゃない?」

「もしかして障害あるんじゃないの?」

 

 

って思われたくない

 

「普通の子に見られたい」

 

どうか気づかれませんように・・・・!!

 

そう思ってしまうのは

思い込みで

 

あなた自身が「障害のある子は嫌われて受け入れられない」と勝手に思い込んでしまっているからなんだけれどね。

 

けれど、責めなくていいんですね。

 

誰だって、生まれたときから

人を差別するようにできていません。

 

「障害者の悲惨さ・不幸さ」をドキュメンタリーで流すメディアの功罪は大きい。

 

あなたは、知らず知らずのうちに

そうやって、刷り込まれてしまっただけなのですね。

 

だから、どうか涙を拭いて。

 

隠したくなるのは、悪い感情ではないのです。

 

今回のテーマは「ゆるめる」なのです。

 

人と違う意見をどんどんと言える人って

 

なんでだと思いますか?

 

自分に自信があるから?

 

いいえ。

違うんですね。

 

それは副産物です。

 

違う意見をいっても安心な場所があったんですよ。

 

もし、学校で「色々な意見を話してみよう」っていうのがあるかわからないけれど。

 

「どんな意見をいっても」

ーーーーそれがおかしなアイデアだったとしても

 

意見を出したことを、評価してみんなが、拍手して尊重しあえたら?

 

その子はきっと人と違う意見を表現することに自信を持つことができるようになる。

 

つまり「Aをしたときに安心できる」という公式が成り立つ。

 

 

これのぎゃくも成り立つのです。

 

もし、自閉症の子が「どんなに自閉症の子らしくふるまっても」

 

受け入れてもらえる場所があったら?

 

きっと、親のあなたはこう思う。

 

「ああ、自閉症の子のままでいいんだ」

 

「自閉症100%の我が子でも受け入れてもらえる場所はあるんだ」

 

 

こうすると

 

「自閉症の子を隠そうとしなくても」

 

つまり「違っていても」

 

その子であることを受けいれてもらう経験を繰り返しすることで

 

親であるあなたも、子どもを受け容れられやすくなります。

 

 

ですから、もし、あなたが孤独であったら

 

それはあなたのせいではありません。

 

この日本の社会が、そうさせているんですね。

 

私は、たまたま運がよかっただけ。

強くもないし、すぐに不安になります。

 

「自分らしさ」つまり「よく見せようとしたりしなくてもいい自分」でいられることを許されることを

 

安心な場所といいます。

 

私はエネルギーについてしか書かないので

 

これは必然的に

 

「見えない安心」になりますね。

 

つまり心理的に、安心な場所を作ることです。

 

あなた自身が、心理的に安心な場所を、打ち立てられたならば。

 

他者の安心な場所を作ることができますよ。

 

だから、まず。

あなた自身が、心理的にすべて許されるように

 

ゆるめていきましょうね。

 

家事なんてサボっていいです。

 

定型を羨ましがってもいいです。

 

辛かったら泣いてもいいのです。

 

障害者の親は明るくて強くなんてないんです。

 

それでいいんですね。

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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