自閉症の育児方法

自閉症の育児で後悔していること。

2022年9月29日

ぴょん
皆さんこんにちは。ぴょんです。

 

 

うちの息子は自閉症スペクトラム+衝動性がちょっと強い中2です。

私は息子の育児にあたって後悔していることがあります。

 

  • 選ぶ機会を与えるのが少なかった
  • 相談スキルを教えてない
  • 認知支援もうまくいかないで挫折

 

私のだめだめっぷりが伺い知れますね。

 

体験してから、人はあとから気づきます。

私は小さいうちから、もっと手立てをしてあげて彼のスキルを伸ばしてあげればよかったと後悔しています。

 

本人が自分の気持ちをうまく伝えられないことや、苦手さを(困っているようには見えませんが)

自分自身で支援できるようにはなっていません。

 

 

 

18歳まで時間があると思っていましたが、思春期のイメージが足らなさ過ぎました。

親が介入できることがこんなにも少なくなるとは思っていませんでした。

 

ですから、この記事を読んでいる皆さんのお子さんが幼稚園や小学校低学年だったら、今からしておいて欲しいと思います。

問題行動の修正や、こだわりの修正、安定した生活まで持っていくのが大変で、スキルを身に着けることまで全然回っていません。

 

しかし、とりあえずなんといいますか「手立てがある生活」というのを当たり前にやってあげてほしいのですね。

途中からだと難しいものがあるのです。

 

自閉症の育児で後悔していること

自閉症の育児で後悔していることは以下です。

  • 選ぶ機会を与えるのが少なかった
  • 相談スキルを教えてない
  • 認知支援もうまくいかないで挫折

 

これをシンプルにいいますとこういうことです。

 

ぴょん
自己認知できないで、選べないで、相談できない。

 

どうやら息子は自分が困っていることに気づくのが苦手なようでして。

私からしたら困っているようには見えないのですね。

 

行動で出ないのですから、わかりません。

学校の先生にノートに赤文字で「〇〇をちゃんとする!!毎日〇〇時までに着席完了!!」と書きなぐられているのを見つけました。

 

これを見つけてはじめて「ああ・・・息子はできていなくて先生は困っているようだ、しかし本人は気づいている態度が見られていないのだろう」

 

ぴょん
気付いている態度=自覚ということです。

学校の先生から見たらなおすべき部分や困っている部分を、本人が自覚できているとは限りません。

 

自分ができていないことに癇癪を起こしてばかりなのも問題ですが、自分ができていないこと=期待されていることに無自覚で鈍感でも困ってしまいますね。

本人が困っていないのですから、親の私も学校で何について困っているのか?なんて知りようもありません。

 

私は息子の自尊心が傷つかないように、書きなぐられているのを指摘したり「できていないの?」とは言いませんでした。

ぴょん
というか言えないですよね・・・。

 

私だったら、嫌ですもん。

息子にも「学校に見せている自分のイメージ」というのがあります。

 

私はそれを崩すのだけは絶対に避けます。

これは絶対的に侵してはならない領域だからです。

 

 

以上のことがあってはじめて

 

ポイント

私は「本人が困っていない=できている」とは限らない

 

 

と気づきました。

 

すると一気に「困ってないけどできていないこと」はたくさんあるんだ!!

 

と世界が広がってしまい(笑)

 

「困ってないから、順調なんだな~♪=支援しない」の図式が崩壊しました。

 

ぴょん
自己認知できないで選べないで(判断できないで)相談もできない

 

一見、何も表面上に起きていないのでわからないのです。

 

自閉症の子ができているように見えても、水面下では負荷が大きいことを再確認しよう。




思春期らへんに後悔しない自閉症の育児とは?

ポイント

  • 選ぶこと
  • 見通しがある生活
  • 情報の整理・統合
  • 注意力をコントロールする環境
  • 感覚過敏に配慮
  • 空間の構造化
  • 感情認知
  • 相談スキル(ヘルプ)

 

 

 

ザックリと感覚で書きましたが、これで最低限だと思います。

 

優先順位的には、私はですね・・・

まず空間の構造化、見通し(スケジュール)が最優先です。

 

次に選ぶことです。

ですから、多く見えるかもしれませんが、シンプルです。

 

【後悔論】とにかく自分で選択する機会をもうけてあげてください。

思春期になりますと、子どもにも自分の空間というか心理的にも物理的にも必要になってきます。

ここで親への依存と反発が繰り返されます。

 

ですから、離れていこうとしているわけですから、つまり喜ばしいことなのですね。

思春期には「親の提案が嫌だ」ということもよくあるのですが、では自分で決めれるか?といいますとやってきてない息子はできないのですね。

 

ここで幼少期から、自分で決めてきたかどうか?の差がはっきりと出てしまっていると気づきました。’

 

なぜ私がこんなにも「決める」ことを力説しているか?と言いますと

 

ポイント

「自分で決めれない」=「人のせいにする」ということになってしまうからです

 

自分で決めて自分でやるということは自己責任を自分で引き受けていく感覚を養うのに必須なのです。

 

ですから皆さんは「選ぶこと~?」と思わずに「これができないと他人のせいにする子になる」くらいの勢いで考えていただきたいと思います。


私が考える「選び方」のコツ

私が考える自閉症の子の「選ぶ力」を教えるときのコツをまとめてみます。

 

  • 本人に動機があるものから選ばせる
  • 「一番左を選んでいるだけだった」などにならないように時々選び方の種類を変える

 

本人に動機がないものを選ばせようと思っても、あまり意味はありません。

本人が「適当に選ぶ」ということが起きます。

 

 

すると結局のところ、本人に選ぶ動機がないので適当に選んでいるので「何を選んでも結果は同じ」ということが起きてきます。

 

それか自分で選ぶときに本当に興味をもってやっているわけじゃないので、自分で選んだのに人のせいにしてくるということも起こります。

このとき親が「〇〇ちゃんこれ好きだよね?これにしたら?」などと言ってはいけません。

 

その言葉で誘導して決定した場合、悪い結果になったときに自分で決めた感が少ないのでやはり親を責めてきます。

 

私は息子発の提案だったにも関わらず、一緒に決めたら、本人が思っていたのと違っていたときに私のせいにされたことがあります。

親は良かれと思って「これはどうかな?ここはあれだよね」と言ってしまいますが

 

ぴょん
とにかく丸投げで待ってください。

 

2番目の「左側しか選ばない」というのは、学校のオンライン学習サイトなどで起きました。

 

1問目は左、2番目は右、3番目は左・・・が正解などのように「選んでいるように見せかけて場所を固定しているだけ」というものです。

ひどいときは、親の私に「学習サイトやっといて」と言われてやらされていました。

 

(やりません。寿司打だけです)

 

この場合は、そのような選び方を変える必要があるのかな?と思います。

ちょっとやってないんでわかりません、すみません。

 

こういうのってどうなんでしょうね?

席を選んでいるようで、「左側の窓際は自分の席」と思っていたり、左側に来たものが「正解」と思っているとかに似ていると思うので

やはり「選ぶモノ(や場所)」と「結果」のつながりを学んでもらう必要はありそうですよね。

息子が嫌がりそうな選択を私があえてしてみる。

あと、選んでくれるようになるコツは

ポイント

  • お母さんが選ぶよりも自分で選んだらうまくいった
  • 自分の決定がとてもいい結果に結びついた
  • お母さんがひどい選び方をしてくる(👉もうっ自分で決める!)

 

こんな感じです。

 

「親がひどい選び方をしてくる」というのはですね。

 

ぴょん
決めないの~?じゃあ早いもの勝ちね!!

ハーヘンダッツのアイスは私が食べるね。ペケぺけ(息子の名前)は、アイスの実ね!

 

 

みたいに、息子が「えー僕、これはいやだよ!!」というものを選んであげましょう、ということです。

これによって「自分が選ばないと自分が食べたいアイスは手に入らない」ということを伝えます。

 

 

このあと息子に選ばせると、「ハーヘンダッツの3種類」から選ぶよりも、より効果的に「自分で選んだから好きな味が得られた」という感覚を与えることができるのです。

 

私も最近ようやく「選んでこない」と親のせいになってしまうんだ!!と気づきまして。

 

好きなアイスを選ぶことから取り組んでいます。

 

たぶんですが、幼稚園や小学校低学年でもっとやるスキルだとは思うんですよ。

だからこそ、思春期に決定できなくて人のせいにする子になってほしくない場合は、自分で決めることをかなり優先してあげていいと思います。


最近思うこと。

【10/5追記】

選んで決める練習として、子ども用の手帳を使ってもらいたいのですが、聞いてみても反応がないです。

 

中学生女子だったら、そろそろシステム手帳とかもったりすると思うんですけど男子は使わないのでしょうか?

手帳だったら、管理できるし、なんでも書けるし、メモっておけて便利です

 

息子にも手帳で自分のやることや予定を管理できればな…と思うのですが・・・

 

仕方ないので、すっごく簡単な「今日の目標」を決めて、はっておいて守ってもらうことにしました。

 

ポイントマーク何がいい?と聞いたら、「親ポイント」と。

 

親ポイントってなに?わからないので、親って書いて花丸しておきました。

 

 

不思議なのは書いて貼っておくとやっぱり守りやすくなるということ。

 

18歳までに時間がないと思うと、すごく焦りますよね。

 

私は最近くらいまで、「もう思春期に親ができることはない」とすら思っていたんです。

だからこそ後悔していたわけで。

 

だって、親に反発する時期だし、干渉されたくないでしょうし、自分で決めたいでしょうし、親子ともども離れていく時期ですから。

 

でもまだ後悔するのは早いのではないかな?って、K先生の勉強会に出たら思ったんです。

 

思春期までが勝負だったのでは?それまでに「社会のライフスキル」を教えておくべきだった、と思っていました。

 

でも思春期が5年くらいから始まることもあるし、それまでに「すべての生活スキルなど」を教えられていたら、神です。

 

 

最近この本を買ってみました。

1800円。



 

絵が多くてすごいいい本でした、しかし私には情報量が少なく簡単すぎて15分で読めてしまったので、物足りないです。

 

 

ぴょん
へえ~自閉症ってこんな風な脳内なんだ~。

 

って思わなかったんですよね。

 

 

うん。これ見たことある、よく知ってるけど。ってなったんです。

 

えっ?(汗)

 

えっ。

 

いや、むしろみんなどうなってるの?!

バラバラの情報が等価で入っていないなら、遊んでつなげられたり。

 

 

迷路(思考回路)のつなぎ方よっては違う結論にたどり着いたり。

 

思考パターンの正解例がたくさん見えて、「どれを選んだらいいのか?」とか考えないのですか?

 

どうやってつなげているんですか?

 

って話で。

 

え?これって普通じゃないの?

私の脳内世界は、文字、音(セリフのバラバラ)、場面、イメージ、感覚、言語などで、常にあふれかえっていますけど?

 

みなさんもそうだと思っていましたが。

 

だって、自閉症の人はもっと大変なはずです。

「擦り傷を骨折なんです」って言ってたら、申し訳ないみたいな。

 

まあ、いいです。

いや、本当にこの放射状のマインドマップが自閉症ですよと言われましても。

だったら普通はどうやって情報が入ってるんですかね。

 

謎です。

 

まとめ

どうしても障害があるからということで、親の判断のほうが正確だからと代わりに決めてあげたり誘導することが多くなると思うんです。

しかし、繰り返しますが「自分で決めるというのは自分の責任をとれる」ということですので

 

今からでも遅くありませんから、日常的に選択の機会を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

 


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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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