発達障害の子どもがルールを守れない理由を知れば対策を立てやすくなる

自閉症の育児方法
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こんにちは、高機能自閉症の男の子を育てている
ぴょんです。

 

皆さんはこのような疑問を感じたことはありませんか?

 

「約束表やルールを絵で作ってみせても、うちの子はぜんぜん守ってくれない・・・。」
「なぜ約束を守れないのか知りたい」
「約束を守ってもらう育児方法が知りたい」

 

自閉症の子どもが約束事を守ってくれないと褒めることもできなくて、親は困ってしまいますよね。

今回の記事は自閉症の子どもが約束やルールをなぜ守れないのか?を中心に書きます。

 

【参考】支援がしたい人は約束を守る「チャレンジ」に使えるシートの記事をどうぞ。👇

 

 

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自閉症の子供がルールを守れないと困る!

学校にも社会にも家庭にも存在する「ルール」

発達障害の子供にルールを守ってもらう力はとても大事です。

なぜならば、学校に出ても社会に出ても人間関係でもどんなところでもルールや決まりというものは存在するからです。

 

 

発達障害では「マイルール」を決めたがることがあります。

 

自分以外の他人がたくさん暮らしている社会という世の中においては、マイルールだけではうまく世の中を生きていくことがむずかしくなってしまいます。

 

 

・人に迷惑がかかる
・集団の輪を乱す
・日本はとくに協調性を持たない人にきびしい

日本では、ルールや決まりを守らない人に対して厳しいため、個人主義でマイペースな人を嫌ったり排除しようとする傾向にあります。

 

そのため、自閉症の人も世の中の一員としてルールを守って日本の社会でうまくやっていく力というのは、とても大切なのです。

 

 

世の中ではルールを守る力は大事。

見えるルールと「見えないルール」の2種類ある

自閉症の不器用さ

ルールには2種類あります。

✅見えるルール
✅見えないルール

 

見えないルールとは社会における「暗黙知」などのことです。

✔みんなで分け合って食べものを食べるとき1人だけ多くとらない
✔好きなプレゼントではないものでも喜んで見せる
✔自分の仕事が終わってもチームの残業を手伝う
✔他人の家で勝手に冷蔵庫を開けない

 

他にもたくさんの「目に見えないルール」が存在します。

 

その当たり前のルールが理解できないのが発達障害です。

発達障害では見えないルールに気づけないという特徴があるのです。

 

見えないものは見えない。察すなんて無理。
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なぜ発達障害の子供はルールが守れないのか?【4つの理由】

ルールや約束が見えないから守れないのは見えないから

社会でのルールが大事なのがわかったところで、発達障害の子供がルールを守れない理由をみていきましょう。

まず、「ルールが見えないから守れない」です。

 

発達障害の子供は見えないルールを守るのは本当に無理なので、まずは「こんなときはどうする?」というのを場面ごとに正解例などと一緒に教えてあげる必要があります。

 

ですが、場面ごとだと大きすぎるのでもっと細かい具体的な行動レベルでのルールのほうが、筆者の子供にも入りやすいかったです。

 

 

例えば学校で先生が全校集会などでこんなことを言う場面があります。

K先生
K先生

静かになるまで3分2秒かかりました。

 

 

このとき、実は、先生(話す方)と生徒(聞く側)には目には見えない暗黙のルールがあるのです。

 

考える人

おや、先生が前に出てきたぞ。
おしゃべりをやめよう。

授業中、先生が来て黒板の前にたったらざわざわしていた子供たちは静かになって先生に注目します。

これは私たちが無意識に行っている社会的なルールなのです。

 

 

先生が黒板の前(やみんなの前)にたったら「何か話し始めるんだな」と思って、「静かにしなくちゃ」というあなたの中の社会的なルールが

勝手に発動しているのです。

 

これがわからないのが発達障害なのです。

いわゆる「空気が読めない」ということになります

自閉症の場合、見えないルールはSSTで教えよう

社会でのルールが見えないばあいは、その場面を想定して絵で適切な行動を教えるという方法があります。

これはSST(ソーシャルスキル・トレーニング)と呼ばれます。

 

【参考】ソーシャルスキルトレーニングのオススメの本はこちらの記事をどうぞ。

 

黒板の前に先生がたったら、何かがはじまるっていう合図だよ。

だから、友達とのおしゃべりをやめて、している遊びもやめるんだ。そして先生の方を向いて、話に集中しようね

 

 

 

場面だと、般化などもあって状況が違うと判断が難しいのでこのように細かい行動として教えていくとわりとルールが入りやすいのだと思います。

 

 

見えないルールは行動レベルに落とし込んで教えてみる。

 

子供自身がルールを守る意味を学んでいないから守れない

発達障害の子どもが、ルール自体を見えるようにして理解できていても次に何をすればいいのかわからなくても、結果的にルールを守れていないことになります。

 

K先生
K先生

学ぶことを学んでないね。

 

 

K先生は、ルールなどを守ろうとする以前に大人の話をきいたり学習しようとしないことがあるときに、このようなことをよく仰っていました。

 

どうやら、ルールを守るといいことがある、ルールを守って認められた、ルールを守ったら褒めてくれたなど発達障害の子供がルールを守る意味や理由のもととなる経験をしていない(=学習)と、ルールを守ろうとする行動が出ないという意味です。

 

 

人は、ルールが自分自身と関係あると思わなければ守りません。

 

 

ルール?
だからそれが私に何の関係があるの?

 

 

あなたは、アメリカの州の法律をいちいち守ろうとしますか?

知っていても守ろうとしませんよね。

 

 

それは「自分には関係ない」から守ろうとしないのです。

 

 

発達障害の子供がルールを守るといいことがあったと思えるように、ご褒美やいいことを設定すると自分との関係ができて守ろうとする行動が出るのです。

 

 

自閉症の子どもがルールを守る関係づけにはご褒美を設定すると効果的

K先生の療育では、「ルールを頑張って守るといいことがある」ということを発達障害の子供に学んでもらうために、ご褒美システムというのを導入していました。👇

 

 

ご褒美チャレンジができるシートのダウンロード記事はこちらをどうぞ。

 

ルールを提示するだけじゃ自分と関係がないから守れない。
ルールを守ると自分に何が起きるのか?関係づけして守る行動を引き出そう

 

わかっているけど・・・衝動に勝てなくて守れない(ADHDに多い)

ルールも見える化している、ルールの内容も理解している、行動としてどうしたらいいのかわかっているのに、それでも約束やルールを守れない場合があります。

欲求が強かったり、衝動をコントロールする能力に困難さがある子供の場合です。

 

筆者の息子はADHDの要素が少しあります。

そのため頭ではわかっているけど、衝動がうまくコントロールできない場合もあります。

その場合は以下のような方策がいいのでは?と思います。👇

 

✅衝動性があってすぐに守れなくても子供の守ろうとしている姿勢をほめる
✅ハードルをさげてルールを守れたことを強化
✅ルールを守ったらご褒美で達成感

このご褒美の種類はお子さんの様子を見ながら、どのような好子がいいのか見極めてください。

 

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発達障害って約束に強いはず?!【守れない】4つの理由ってまとめ

発達障害がルールを守れない理由4つは

 

✅ルールが見えないから守れない
✅ルールを守る意味を学んでいない
✅ルールが理解できない
✅衝動のコントロールの問題

です。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

皆さまの参考になれば嬉しいです。

 

(^o^)/

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