自閉症の育児方法

外側と内側の現実。

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こんにちは。

 

今回のテーマは「外側と内側の現実」です。

 

この世の中は、自分の内側にはなくて、外側にあると思っていませんでしょうか。

実は、現実とは自分の内側にあります。

 

外側の世界がただ1つだとしたら

皆さんが、同じ現実を生きているはずです。

しかしそうはなりません。

 

同じことが起きても、ひとりひとり同じ現実が起きるとは限りません。

 

それは、私やあなたの内側で起きていることこそが「現実」と脳が認識するからです。

 

内側でのできごと、脳にとってそれが「現実」なのです。

脳は、外側の世界を見たいようにしか見ていません。

 

 

ですから、私が例えば私自身のことを

「友達がつくれない・どうせ嫌われる」と自己評価していると

 

その通りの現実が創られやすくなるのです。

 

これは、仕事などあらゆる面で起きてきます。

 

ですから、同じパターンが繰り返されるときは

無意識下において、何かしらの「考え方」によって引き起こされていることが多いです。

 

外側に問題を見出すのではなく

 

自分の内側のパターンを変えたり

 

少し、内面の声に耳を澄ますとよいのですね。

 

ポイント

人には、2種類の現実があります。

  • 内側の現実
  • 外側の現実

 

内側の現実とは「今回のテストは90点くらいだろうな~」という現実です。

 

外側の現実とは「実際にとったテストの点数」です。

 

 

この2つの現実が、不一致の場合、どっちかをどっちかに合わせようとします。

 

人は、「わたしのテストの点は、90点と80点だった」という現実を同時に受け入れることはできないからです。

 

この場合は、どちらかを「予測がはずれた」「現実は違った」として、現実認識を変えるか?あるいは、自己の内部(評価・認識・認知・ロジック・価値観・予測)の修正を即刻かけるようにできています。

 

 

必ず、どっちかに合わせるようにできています。

 

人の脳は「矛盾を抱えることを同時に認識」できません。

 

しかし、私もそうなのですが

 

自分のイメージ(内側)と、外側のイメージのギャップの「差を埋める」ことに時間がかかる人がいます。

 

その場合、「テストの点数、間違ってるんじゃないの?!僕は90点とってるはずなのに!!」とかなります。

 

あるいは、「財布持ってきたはずなのに!!なんでないの?!おかしい!!入れたのに!!」と探し始めます。

この「探し始める」というのが、「自分はバッグに財布を入れた」という現実を採用している(選んでいる)ということの証拠です。

 

 

 

メモ

人の脳は「内側の現実」(思い込み)と「外側の現実」の2種類が一致してない場合、どっちかしか選ばれない。

 

意図的に選んでいるのではなくて、勝手に「そうだろうな」ってほうが選ばれるのです。

 

これは、脳がそう思っているほうを選ぶということ。

 

あなたの脳にとって都合のいい方ということです。

 

 

例えば、「テストの点数が80点」という外側の現実を「現実」と認識するとき

 

「自分は90点と思っていたけど実際はもっと低い能力だった」ということを受け入れなければなりません。

 

これは、「自分の能力が低いことを認める」ことになるので、「能力が低い自分でもOK(許可している)」の精神状態でなければ

 

「先生の採点ミスじゃないの?!」となるほうが脳にとっては都合がいいのです。

「能力が低い自分はだめだ」という内部表象が、「脅威」となるためにそっちを受け入れるのは都合が悪いのです。

 

 

これは、「脳にとって都合がいい」ということであるので

必ずしも本人にとって「プラスの情動」「プラスの結果」が伴う現実が選ばれるということではありません。

 

本人にとってマイナスなできごとも「そっちが現実」と選ばれるようになっています。

 

 

それは、自分自身の世界を維持するためには、それが脳にとって「維持」だからです。

 

説明が難しいのですが、例えば

 

小さいころに「自分が親の役にたって、親が喜んでくれた」としましょう。

 

例えば、、そうですね・・・・。

 

ヤングケアラーの子が、親に、本当は自分のことを見てほしいし、自分の感情にも目をむけてほしい。

 

これが、ヤングケアラーの子の気持ち・・・感情だとします。

 

しかし親が

「本当にあなたがいて助かったわ。

あなたがいなかったら、〇〇ちゃん(医療ケア児など)生きていけないよ」といってほめるとします。

 

そうすると、「私は役に立つことで価値があるんだ」と思うようになります。

 

これが1つの「内側の現実」になります。

 

すると、大人になると、彼氏に尽くしたりするような人間関係をなぜか

選んでしまうのです。

 

そうすることで、自分の価値を感じられるからですね。

この場合は「女性が与える側」になってしまいます。

 

男性性と女性性のエネルギーバランスとしては、まったく正反対なので、

男性はやがて「女性を喜ばせること」をやめてしまいます。

 

いわゆる「だめんず」を作ってしまうのですね。

 

そして、当の本人は「尽くすことは自分のため」であって、

相手への無償の愛ではないのです。

 

なので、「どうしてこんなに尽くしているのに認めてくれないの?」となって

不満や見返りを求めて、彼氏に爆発するようになります。

 

男性は男性で、「この子を喜ばせる隙がない」「俺が活躍できない」となって

相談上手の甘え上手な女の子に奉仕するようになってしまいます。

 

このように、外側に問題があることは稀でして

内面の「現実」が外側の現実を創っているのですね。

 

 

まずは、そこに気づかなければ、同じことを繰り返しがちになるのです。

 

次回は「内部の変容方法」についてお伝えします。

 

勘で書いているので、「次回」なんていっても、方法は全然わからないのですけどね。

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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