こんにちは。
今回は「子どもを欲しがって産んだ人ほど不幸だって言っている気がする」です。
私は、子どもが欲しくて生んだわけではないです。
むしろ、子どもが嫌いで、子どもなんて「うるさくて、非常識で、自己中でわがままな生きもの」と思っていました。
妊娠したときは「人生終わったな」「自分の人生は生きれなくなる」「自分は親になれるのか不安」「1人の人間を育てるなんて無理だ」などのプレッシャーと不安があって、あまり喜べませんでした。
大嫌いな赤ちゃんという生き物をこれから、見なければならない・・・・
「たまひよ」のたまごクラブというのを買ってみたものの。
赤ちゃんの写真が、ばーーーってたくさん載っているんですよ。
「今月のハッピーバースデー」つって、一面に赤ちゃん顔が敷き詰められている。
今は「かわいーーー♡」ってなれるんですけど
当時は「嫌いなもの」を見る嫌悪感・・・・
そうですね。
毛虫とかを見るときと同じですね。
「うわ・・・・」って感じです。
(追記:適切な表現が見つからなかったのですが、見つかりました。毛嫌いしているのに近いです。)
しかし、妊娠2ヶ月くらいになったら慣れましたし、
やっぱり可愛いですよ。
お腹がぽこぽこ動くと。
で、そんな私は、「赤ちゃんが苦手なのに自分が親になれるか?」不安でした。
しかし、大丈夫でした。
どう考えても、「赤ちゃんが欲しい♡」っていってる女性のほうが、自分が欲しかったものを手に入れるわけなので
大切にしてあげれそうですし。
「私は(女性なのに)子どもが嫌いで可愛くもなんともない。よくあんな風に思えるな~私がおかしいのかな~」って冷めてました。
でですね。
ここから本題なのですが
色々な話を聞いていると
赤ちゃんをあんなに欲しくて生んだ人ほど、育児が辛い辛い・・・っていっている気がするんです。
全然。幸せそうじゃない。
なんでだろう?って思ったのですが
たぶん、「赤ちゃんを持つこと=私が幸せになれる」と思ってたんだと思います。
私は、「赤ちゃんを持つこと=相手(一人の人間)を幸せにすること」と思ってました。
そして、その責任がとてもこわかった。
私は、自分のことで精いっぱいなので、他人を幸せにできる器もないし、嫌いなモノをどうやって?と思っていました。
あとよくわからないのが
「赤ちゃんを産む=幸せになれる」というのはどう考えても理屈が通らないです。
「赤ちゃんを産む=幸せになれる」をお金におきかえると
「赤ちゃんを産む=お金もらえる」みたいな感じです。
人間は誰でも、お金もらえると幸福度が上がると思います。
だから、赤ちゃんを持てば「自動的にお金をもらったときと同じように幸福感が得られる」と思っているのだと思います。
しかし、実際は「お金を与える側」なんですよね。
そうすると「お金を貰える(幸せ増える)と思っていたのに、逆にお金奪われて(幸せ減って)ない?(怒)」ってなるのかと思います。
つまり、ここから何か得られるとしたら
人は「求めると不幸になる」ということです。
「愛がほしい愛がほしい愛して愛して」といってると不幸になるし
「お金お金」といってもそうです。
「幸せになりたい!これをしたら幸せになれる!!」と思っても不幸です。
なんでかっていうと、「いま」に目を向けてないから。
青い鳥にもありますように
「幸せ」を感じることができない人は「いま」に目を向けれないのですね。
「いまの中」に幸せはあるのに、未来、将来に「これがあれば(手に入れたら)」幸せになれるだろう
という思考をします。
しかし、私たちというのは、過去に生きているのでも未来に生きているわけでもないです。
2年後の未来になったとき、それは未来の自分の中において「いま」になるんです。
つまり「いま」を蔑ろにしていたら、未来になっても、いつまでたtっても「幸せ」を追いかけている状態になる。
そして、「おかしいな?これを手に入れたら幸せになれるはずなのに、なってない」と現実に打ちのめされるわけです。
幸せではない人は、目のまえにないものを、一生懸命見ているのです。
だから不幸なんです。
いま、私が持ってるもの。(歩ける足、見える目、思考できる頭、子ども、夫、助けてくれる人びと、など)
いま、私ができること。(分析できる、ブログ書ける・・・スマホで電話できる・・・などなど)
いま、私が感じられること。(お日さまがあったかい、お風呂で癒される、食べ物が美味しいなど)
このように、目のまえの「いま」一瞬をしっかりと認識できない人は、幸せになることはないのです。
それは青い鳥も教えてくれています。
身近にあったのではなくて「いま」「この瞬間」にあるのが幸せなんです。
ですから、ほとんどの人は幸福の中にいます。
それをしっかりと認識できるか?否か?
ただそれだけの話なのではないかな?と思います。
笑い合えるということを、私は幸せの中の1つとしています。
これは、笑うというのは「いま」にフォーカスしています。
「いま」にフォーカスできるほど、幸福度が高い。
そして、「笑い合える」というのは、それをわかちあえる人がいるということを意味します。
ですので、基本的には、(相手がいなくても)1人でお笑い番組を見ていれば幸せ感は増えるはず。
幸せとは、よく笑うことですね。