自閉症の育児方法

【夏休み】放デイは中学生になると嫌がっていかなくなる。

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ぴょん
こんにちは、ぴょんです。

 

 

私の息子は中2なのですが、今年の夏休みは1日も放課後等デイサービスを利用していません。

 

そもそも、6年生くらいからはちょっと嫌がっていました。

 

うちの息子の場合は、単に自我が出てきたのと、たぶん家の居心地がよくて好きなことをできる家のほうがいいからだと思われます。

 

 

 

つまり、放課後デイに行かなくなる発達障害の子どもは「放課後デイ<家」となっているということですよね。

 

親としては、大変な自閉症の育児から離れることのできる貴重な息抜きの時間にもなりますので、行かせたい気持ちはやはりあることでしょう。

 

しかし、嫌がっている子どもを「無理やり決まりでしょ!!」ということで行かせるのはよくありません。

 

 

私は「行きたきゃ行けばいいし、行きたくなきゃいかなくていい」というスタンスです。

だって、学校と違って放デイって義務じゃないし。

 

なので、全然いいんですけど、たぶん他の中学生もそうなんじゃないかな~?って思ってこのテーマを思いつきました。

 

今回の記事では、放デイを嫌がることについて解説していきます。

 

放課後等デイサービスを嫌がるのはなぜ?

自閉症の子どもが放課後等デイサービスを嫌がる理由として考えられるのは以下です。

 

ポイント

①嫌なお友達がいるから

②先生が嫌だから

③つまらないから(魅力的な活動がない)

 

私の息子は、③でした。

低学年のときは、同学年の子どもも多いので友人関係も含めて楽しく通っていました。

 

しかし、大きくなってくると「小さい子むけの手遊び」とかの活動内容だった場合、小学校高学年や中学生がそれをしても辛いみたいです。

 

 

放課後デイサービスの事業所にもよりますが、ほとんどは「小さい子から高学年の子」まで同じ空間で同じ内容のカリキュラムを組んでいることが多いと思います。

 

本来であれば、年齢や「自閉度」などの特性を考慮して放デイの中の活動はわけたほうがいいのではないか?と思います。

 

 

ぴょん
小1の好きな遊びと中学生の好き・興味のある遊びは違います。

 

それを無理やり「今日はプール」とか「今日はお店屋さんごっこ」とか「今日は夏祭り」とか「今日はクッキング」と決めていると思われます。

 

 

けがを子供のせいにする職員

さらに、「他害のある子」と「他害のない子」でも分けたほうがいいと思うんですよ。

 

いくら他害がある子がいる前提といっても、「しょうがないよね」ということで、放課後デイに行ったらお友達に他害をされるのであれば、行きたくなくなって当然だと思います。

 

 

これは、他害をする子どもが悪いのではないと思っています。

 

しかし、私が通っていた放課後デイの先生は・・・

 

なんか思い出して書いてきても怒りがこみあげてきました。

 

通っていた放課後デイの先生は、その事業所の環境などが不適合だったり他害を防ぐことのできないということを

 

自分の責任にはせず。

 

他害のある子どもの親に「放課後デイに来ないでください」という対応をしていました。

 

本当に腹が立つというか、思いだすと憤ります。

 

私の息子は他害はしないので、そりゃひっかかれたら嫌な気持ちになるので「他害をする子ども」に親が嫌悪感を持つ気持ちはわかります。

 

 

障害児の施設だから、「叩かれたり他害がある子どもが来るのを知ってるでしょ?我慢してね、文句言わないでね?」というのは、おかしいし、職員が思ってはいけないと思います。

 

そのように言われたことはないのですが、息子が他害ではなく職員の不行き届きと思われることでけがをしたときに

 

「他の子供のせい」にしていたんです。

 

「他のお子さん元気だったりするじゃないですか~!!走り回ったりとか・・・だから、全部見てられなくて。」

 

とかいうのです。

 

それで、「一緒になってあんたの息子も走り回っていたから自業自得でしょ!!」って感じで言われてむかつきました。

 

私はこういうところに、その職員さんの人間性が出ると思います。

 

「自分がみきれなかったこと。(そりゃ走り回る十数人をいちいち注意して見ることは不可能ですよ)」

「危険で興奮しすぎて危ない遊びを集団でさせてしまえる環境を作った責任。

 

 

 

このへんを、理解している職員がいませんでした。

 

その放課後デイは、いい放課後デイなのですが、やはりなんといいますか。

 

責任感の取り方が、子供のせいにするので・・・・・。

 

やっぱり、なんだかな~って感じです。

預かってもらってるときは、立場上そんなこと言えないのですけど。

 

 

それってどうなの?って思わずにいられません。

 

 

そして「他害やパニックで他の子に迷惑かかるから来ないでください」と言われたママ友の悲しみも

 

私は忘れることはできない。

 

先生が怖いから放デイに行かない子どももいると思う

放課後デイの職員さんはとても大変なお仕事だと思います。

 

活発な障害の子どもたちを何人も同時に預かるわけですから、本当にありがたい存在ですよね。

 

でも、うちの地域でもあったのですが、隠れて(?)障害のある子どもに対して虐待まがいのことをしている事業所さんは、悲しいことなのですが少なくないようなのです・・・。

 

強度行動障害などの施設だと、予想になりますが、身体拘束などは支援方法の1つとしてせざるを得ない場合もあることでしょう。

これは、虐待ではなく他の利用者の安全を守るために緊急性を伴う場合や、やむをえない場合は認められます。

 

そういうのではなくて、強度行動障害までいかない普通のパニックとか聞き分けがないだとかで、つねったり叩いたりなどをする職員もいるようです。

 

そういう場合は、当たり前ですが職員さんが自分から言うはずはありません。

 

 

ですから、お子さんが放課後デイを嫌がった場合は、「単なるわがまま」と捉えずにお子さんから「どうして嫌なのかな」という理由を聞けたら聞いたほうがいいと思います。

 

職員の虐待もお子さん側から判明したりするので。

まとめ

なんか書いていて暗い気持ちになりました。

 

私も親として未熟なので、叩きたくなる気持ちはとてもよくわかるのです。

しかし、気持ちはわかっても行動としては許さるべきものではありません。

 

 

悲しいのは、もしその虐待を「知的障害があるからばれないだろう」とか選んでやっている場合です。

(衝動的でもだめですが、より悪質だという意味で)

 

やはり一人の人間として尊重といいますか。

 

尊厳ですよね、人というのは人間に生まれた以上、人間らしく扱われる権利があるのです。

それを忘れてはいけないと思います。

 

 

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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