自閉症の育児方法

人はなぜ怒ってしまうのか?分析してみた

2022年10月1日

こんにちは、ぴょんです。

 

 

私たち自閉症の親にとっては、怒りとはとても身近な友達のような存在ですね。

 

さて。

今日はその身近な友達である「怒り」と仲良く付き合うために、相手のことを理解しようと思います。

 

ぴょん
あなたは身近な友達を「いやなもの」と決めつけていませんか?

 

不安もそうなのですが、感情はあなたの中で生まれているわけです。

 

ポイント

ですから、そのお友達を嫌ったり否定したら可哀想なのです。

 

今日は「怒りのことを理解しよう!!」とする優しい記事です。

 

怒りの本質は「理解できない・わからない」です

まず怒りの正体は、結論「理解できない」ということを表します。

 

よく自閉症の「不安からの闘争反応・防衛」反応と怒りが、外側から見ると混ざってしまうことがあります。

 

不安障害の最高峰である元パニック障害の私なので、わかるのですが

不安も、根源的には「未知のものへの恐怖」というものからきています。

 

不安や恐怖というのは、幻想でして「幽霊の正体見たり枯れすすき」という言葉がありますように

「一体これはなんなのか?」理解できたら、とたんに不安感は消えてなくなるんです。

 

不安感は直接的な怒りの表現ではなく、攻撃性に転換されます。

 

ぴょん
つまり、安心感の低い環境では人は「怯えるか・怒るか」の2択になりやすいです

 

 

メモ

人の怒り=「わからない!!理解できない!!」というSOSです。

 

以上。


もうちょっと怒りを分析する

悩む人
じゃあ、どうしたら怒りにくくできるの?

 

怒りは「対処できない」「理解できない」というときにおきます。

 

つまり、「理解できない」状態はどういうときに起きるか?逆算して分析してみましょう。

 

  • 自分が正しいと思っているとき
  • 「こうしなければならない・べき」思考のとき
  • 1つの正解やルールや価値観に縛られてるとき

 

まあ、早い話が怒っているというのは

 

「自分には理解できない!!(意味わかんない!信じられない!冗談じゃない!どうしてなんで?なんなのよ?)というときです。

 

 

シンプルに「自分は正しい」と思っている人ほど、「自分とは違う行動をする人を理解できない」ために、怒りは大きくなります。

 

ポイント

理解できれば怒りはおさまるのです。

自閉症と頭でわかっているけど怒ってしまう私。

ぴょん
我が子に障害があるからできないってわかっているけど怒ってしまう。

 

わかります。

 

頭ではわかっていても・・・・親だって人間だから心が追い付かないんですよね。

 

・・・と思っているのですが、実は違います。

 

そのとき、頭では実はわかっていない(=理解できてない)のです。

 

わかっているつもりになっているだけなのです。

 

人間の脳は賢いので神経可塑性(脳が適応・変わっていくこと)があります。

行動の意味づけが変化すれば、それに伴ってあなたの脳で発火するニューロンの領域も変わっていきます。

 

それはさておき。

 

自閉症だと頭でわかっていても、心は追いつかないから怒ってしまうのではありません。

 

頭でわかっていないので、感情が追い付かないのです。

実は私たち人は、ふだん感情を先(優位)にしているわけではありません。

 

 

注意ポイント

占める割合いは感情の方が大きいです。

 

ポイント

頭でわかってるのに怒ってしまうというのではなく、頭でわかってないから怒ってしまう。

感情さえあれば「自分の行動を統制可能」と思っていませんか?

よく自閉症の親御さんの話あるあるで「頭ではわかっているけど怒ってしまうのよね」ということは私もあります。

 

私も人間なので怒るし泣きますし未熟です。

 

でも、そのときすごく打ちのめされたとき。

私は「理解が足りないな・勉強が足りない・・・」と考えます。

 

子供に怒ってしまったとき、もしかして多くの親御さんはこのように思っているのではないか?と最近気づきました。

 

  • 子どもへの愛が足りないんだ
  • もっと優しい母親になりたい

 

感情(気持ち)さえあれば、もっと自分の行動は変わるのでは?(怒らないようにできるのでは?)

気持ちさえあれは行動が変わるはず。




たぶんですが、多くの女性は「気持ちで行動を推し量ろうとするのではないでしょうか?」

 

私はちょっと違うのでわからないのですが。

そうなのでは?と、これも「自分とは違う考え方の女性を理解しよう」としている行動の一環です。

 

ぴょん
子どもをもっと知ることが必要だ。もっと勉強しよう。

 

感情で行動を統制はできません。

 

本当に感情が人を統制してるとしたら、「福祉の支援」や「苦情受付センター」の業務できません。

 

感情が普段の行動を決めているという幻想は捨てていいのですよ。

 

ぴょん
母親なんだから愛情があればなんでも耐えられるでしょ?

 

という世間の声に過剰に反応するとしたら、あなたはこの考え方にハマってしまっています。

 

顕在意識ではこのことを否定していますが

 

心の奥では「自閉症の子の育児が辛いのは私の愛情や気持ちが足りないからだ」と思っているということに証明になるのですね。

私はこの言葉に怒りは感じないからですね。

 

だって「この言葉が私のことをわかってくれてない!!(理解してないくせに!!)」って感じないからです。

 

子供に怒ってしまう人は「自閉症の子がなぜその行動を起こすのか?」わからないから。

私は自分が「自閉症の子どもの行動原理がわかったときなど」に怒ることがなくなった経験があります。

 

だから、勉強をすればするほど子供への怒りが楽になることを知っています。

私はずっと自閉症の多くの母親があまり自閉症の勉強をしないことについて疑問でした。

 

 

私の「子供を知ると怒りが収まって楽になる」という主張を体験してないので本当だと思っていないのですよね?

 

いえ、それすら気づいていないのかもしれません。

どうしたらあなたの怒りが収まりますか?

人の欲求が満たされない時に怒る手段を使うことがあります。

怒りを手段として表す場合、3つの欲求しかないです。

 

ポイント

  • わかってほしい
  • 愛してほしい
  • 助けてほしい

 

ぴょん
人間の欲求はもっとあるけど、この3つは怒りになりやすいんだよ。

 

自分が怒っているときに、わかって(理解して)もらえたら「怒りはおさまる」ことは感覚的にご理解いただけると思います。

 

自閉症の子供にイライラしてしまうのであれば、それは「自閉症のお子さんをわかってない(理解が足りない=勉強不足)」のサインなのですよ。



気持ちさえあれば「子どもを受け止められる」のは精神論で暴論です

感情(気持ち)があれば、どんなことをされても耐えられるわけではないのです。

 

一番知っているのは、他でもないあなたではないでしょうか?

母親は子供への心があるからといって、どんな時でも愛して受け入れるわけじゃないのはわかっているはずです。

 

あなたが育児で怒って疲れてしまっているときに、優しい言葉をかけてくれる人のことを思い出してください。

 

その人たちは、どういう人だと思いますか?

ぴょん
同じ経験をしなきゃこの苦しみはわからないだろうと思いませんか?

 

つまり「同じ母親だからってすぐに分かり合えない、経験しなければ理解されないだろう」と感じているんですよね?

 

なぜ「経験しなければわからない」と感じるのでしょうか?

 

ぴょん
経験ってなんでしょうか?

 

自閉症の育児経験のことを指しているんでしょう?

ということは、あなたは「育児の行動」を具体的に詳細に体験して理解しないと感情はわからないとわかっているんですね。

 

 

行動ですよね。

頭の中の認知ではないはずです。

 

だったら、それをそのままお子さんにも行えばいいのです。

 

だってご自身はそうやって扱ってもらえば怒りが収まるんでしょう?

 

わかってもらうと自分の怒りはおさまる。

 

じゃあ、その意味不明な子供への怒りをあなた自身で理解してあげれば、あなたの感情はあなたに理解されるってわけです。

 

 

脳には階層性があります。

 

ポイント

怒りは低次元の感情なので、「理解」の行動によって統制可能なのです。

 

反対にいえば「理解した」とき。

 

勝手に怒りは消えるんですね。

 

子供に「どうしてこんなことしたの?!」と怒ったあなた。

 

床には割れたガラスの破片

お花。

「だって・・・お母さん・・・喜ぶと思って・・・」

 

その瞬間、あなたは怒れますか。

 

結局、気持ちを理解したときに怒りは収まるのですが。

あなたは自閉症ではなかったら、子供がなぜそのような行動をとったのか?

 

お子さんなりの理由と気持ちがあるんです。

それを理解するには、表面上で「障害があるから」の理解では足りないのですね。

 

 

 

 

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ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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