- 夏休みが憂うつだ
- 自閉症ってどうやって長期休みを乗り切ればいいのかもう憂うつ
毎年、夏休みに入ってから考えているので、今回こそは、早めに対策を練っておこうと思います。
まず、大前提としてまたコロナが流行ってきているということです。
さらに、夏休みに入らないとわかりませんが、「38°Cくらいの猛暑」だった場合、外遊びに出るのは危険でできないということがあります。
この2つは環境要因なので、それ以外で考えてみます。
ゴールデンウィークで慌てて考えた前回の記事はこちら。👇
自閉症の育児【休日の過ごし方】もう1日目から辛い対処法【親側の対策編】
発達障害の【長期連休】が悩ましい!!どう過ごす?息子の対策を前日に考えておく
自閉症の夏休みの親が直面する課題をまとめるよ!
まず、優雅な夏休みのために、親がやるべきことをピックアップしてみます。
- 夏休みの宿題の計画を一緒に立てる
- 場合によっては宿題を手伝ってあげる
- 生活リズムを整えるスケジュールつくり
- 自閉症の子どもの遊びと勉強・体験のメリハリの計画・調整
- 屋内での過ごし方の工夫
これくらいですかね。
全然、優雅とは程遠かったです。
夏休みのお昼ごはんも、大変な作業の1つではありますが
「ざるラー・チャーハン・そうめん・パスタ」の夏の麺祭りローテーションで乗り切ってください。
余計な手間をかけている時間はありません。
そんな手の込んだ料理は子どもがいない時にするとして。
大切な私の「精神的エネルギー」を料理に使っている場合ではございません。
子どもといかに平和に夏休みを過ごせるか?に全力投球です。
(つまり、家事はそっちのけでOKってこと)
家は散らかっていても、なんの物理的デメリットはありません。
部屋はぐちゃぐちゃになっても、あとから修正が可能です。
しかし、子どもがぐちゃぐちゃになってしまった場合、子どものメンタルが回復するのに時間がかかります。
家事をちゃんとやって子どもを見るのは私には大変なのです。
どちらかの質が大幅に落ちてしまいます。
両立できる人は天才ですから、そのまま維持してください。
以前、療育の先生が、ブチ切れて諭すように
と3000回言っていました。
トレードオフというのは、例えばですね。
攻撃力の高い武器を想像してください。
重い武器は攻撃力は高いのですが、「重たいので操作性が悪くて敏捷性が落ちるとします。」
その場合、「素早さ」「攻撃力」は両立しえないのでトレーとオフの関係性となります。
こんな感じですかね。
つまり、どっちかをしたらどちからが成り立たないときは「優先度」を決めましょうと教えくださいました。
夏休みに何を一番の目標にするか?決める。
家事?楽しく子どもと遊ぶこと?リズムを崩さないこと?夜更かししないこと?などなど。
過ごす場所の選択肢の確認をする
夏休みの過ごし方の目標を子どもは立てるということで、親も「過ごし方の優先度」を決めました。
次にするのは、長い時間をどうやって過ごすか?時間を入れていきます。
うちの、息子の場合はもう外に一緒に親子で公園で遊ぶという歳ではないです。
しかし、小さいお子さんならば効果的だと思います。
まず屋内で利用できる近くの施設やイベントをピックアップしておきましょう。
- 公民館などのイベント
- 公園や子の好きな場所に行く計画
- 学校開放・学童・放課後デイの利用
- 福祉センターのプールなど
- 涼しいショッピングモールのゲーセン
- 図書館など
親の感覚で「ここ楽しそう」と思っても、子どもが楽しめなくて機嫌が悪くなることもあり得ます。事前に行ってからパニックになって全然ムダだった。ということにならないように、事前に疑問点があれば施設に電話して不安な点を相談・確認・把握しておきましょう。
もちろん、場所からではなく「虫取り」「水遊びができる場所」などの子どもの好子となる体験から場所を選定する方法もOKです。
あなたのお子さんは時間をきっちり派?乱れる派?
学校や幼稚園のない夏休みでは、朝、起きなくてもよかったりするために睡眠のリズムが不規則になりがちです。
自閉症は、わりとルーティンが得意で休みの日でも時間をきっちりと守っている子もいます。
しかし、時間感覚が学校モードと違うので、どうしたらいいのかわからず不安定になってしまう子もいると思います、
【発達障害のパニック】の予防~リラックスする計画を立てよう!~
お子さんの体調や調子にあわせて、スケジュールや予定は組み入れてください。
本人の落ち着く活動は維持
夏休みの敵は「切り替えと自由時間の長さ」
さて、夏休みの最大の敵は、「することがないこと」と「切り替えの難しさ」だと思います。
- 宿題やれない
- 好きなことばっかりする
- 何したらいいのかわからない
うちの息子の場合は、ずっとゲームしかできないということがあります。
切り替えの問題があるのと、あとそれ以外にそこまで没頭できる楽しいことがないからだと思います。
唯一、ゲーム以外に私が遊んであげるとやめてくることがあります。
これは、息子の中で他にすることがないからです。
楽しそうな場所の提案などをしてみたのですが、基本的に家にいるのが好きなようなので、難しいですね。
以前、勉強会で自閉症の切り替え方を学びました。
- スケジュールは興味が薄いもの➤高いものへ
- 切り替えるときは馴染みのあるものを使って注目をはずす
- 切り替わるタイミングで楽しいことを入れる
- 紙と鉛筆を使う・・・?
髪と鉛筆を使うは、ちょっと先生がそう言ってたのですがいまいちどういう意味かわかっていません。
「紙と鉛筆で視覚的な提示をして?切り替える」ことを言っているのか?
それとも子どもが紙と鉛筆を使うのか・・・・?
ちょっとどういう意味かわかりません。
私が説明を聞き逃したのかもしれません。
わかったら追記します。
まとめ
なんだか、今年の夏は梅雨明けは早くて、夏の前倒しのような暑さでしたが。
ここにきて、またすっきりしない雨の多い梅雨みたいな天気ですね。
皆さんもくれぐれも体調を崩さぬよう。