こんな悩みはありませんか?
どうやったら可愛いと思えるのか・・・。」
わかります。
私も何度も思うときがあります、母親も人間ですので思わない人はいないと思います。
今回は私が「可愛くない」と感じたときにやっている対策をご紹介します。
ただし、適当にその場しのぎの対処になりますのであまり期待しないで軽い気持ちでごらんください。
子どもと喧嘩したときなど、一瞬ならいいんですが、毎日このような
という気持ちを慢性的に抱えている人は、根本的に解決しなければならない心理的な問題になってくると思います。
その場合は、慢性的な心理問題が関わってきてると予測されますので、心療内科などで相談してください。
いつでも可愛く思えない状態というのは「本当は可愛く思いたいのに思えない」と我慢している状態ですから、子どもに無意識に冷たく当たってしまったり、下手をするとネグレクトにつながる可能性があります。
場合によってはその母親自身がセルフネグレクト(自分を放置する。自己否定する、部屋が汚い、食事が適当など、自分の身辺に手をかけてあげない状態)であることが予測されますので、しっかりと専門家に相談しましょう。
自閉症の子どもが可愛く思えない!!心理を徹底分析します
可愛く思えないときしてはいけないこと。一番だめなのは「自分ってだめな母親」と思うことです
自閉症の子どもが可愛く思えないときにやってはいけないことは、自己否定です。
冒頭でも書いたように母親も人間なので「子どもが可愛く思えないとき」があるのは自然なことです。
ただ、そういうことってわざわざ他者に言うことではないんで、口に出すのは憚(はばか)られます。
だから言わないだけで、心の中では人は誰しもそういうことはあります。
私はアスペルガーグレーなので、精神科で心理テストなどいろいろやらされました。
その中で「理不尽なことをしてきた相手を憎いと感じたことはありますか?」「とてもある・ときどき・ある・あまりない・全くない」みたいな質問があったんです。
実は、このようなテストで「全然ない」と答えると「虚偽尺度」が高まります。(笑)
心理テストには虚偽尺度も考慮して作られているものもありますが、基本的に「人間である以上、マイナスな感情を感じない」のはあり得ないのです。
つまり、人間なんだから
って思うことがあっても、健全なのです。
それを他者や周りや子どもにたびたび口に出して言っているとしたら問題なだけですね。
決して、「マイナス感情」を持ったことないというのが「健全な精神ではないよね」ということです。
ですから、もし「子どもを可愛く思えない」時があったとしても、人としておかしいのではないか?とか思わなくてもよいのです。
繰り返しますが可愛く思えない「時があること」が自然なのであって、毎日「可愛いく思えない」のは何らかの精神疾患や心の問題が疑われますので、この限りではありません。
親も人間だからマイナス感情を持ってもいい。ただしマイナス感情を他者にまき散らすのはよくない。
自閉症を可愛く思えないときというのは人それぞれです
どんなことで自閉症を可愛く思えないか?といいますと結論、人それぞれだと思います。
ざっくり分けると「自閉症の子どもが可愛くない」には2種類の心理があります。
- 思考で可愛くないと思う・感じる
- 本能的に可愛くない(愛しさが感じられない)
「可愛くない」の程度も、親の心理的な健全度によって変わってきてしまいます。
思考優位で「可愛くない」ってどういうこと?
まず、思考で可愛くないと思うとはどういうことか?といいますと。
「テストでいい点がとれなかった」から可愛いと思えないという親がいう「可愛くない」です。
この場合の親の「可愛くない」の定義は
- 「私の思い通りに育っている子ども」
- 「私の願いを叶えてくれている子ども」
- 「私を困らせない子ども」
です。
思考で「可愛くない(愛せない)」と思っているのでそんなに大した問題にみえなさそうなわけですが、実は思考というのも深い部分では「そのような思考をするような癖」という深層心理の条件がインプットされてしいまっています。
その親自身が子供のときに「ある条件を満たしていたときだけ愛されていた」という場合があるよ。いわゆる条件付きの愛ってやつです。
まあ、でも、私たち自閉症の親からすれば「テストでいい点がとれなかったくらいで。」って思いますよね。(苦笑)
本能的に可愛くないってどういうこと?
次は本能的に可愛くないってどういうこと?か説明(分析)します。
家や外でパニックや他害、自傷などをおこしている子どもの親の「可愛くない」は、「テストでいい点を取る子ども」よりもかなり閾値としては低くなります。
つまり
と言っている親よりも、程度は深刻ではありません。
問題ではありません。
人は本能的に「可愛く思えない」ということがあります。
下が人間の本能が持つ「嫌う=可愛くない」(気持ち悪い・不気味・怖い・引く・理解できない)に当てはまる要素です。
✔️自分を攻撃してくる人
✔️不潔な人
✔️何をするのかわからない人(未知への恐怖による)
✔️自分の理解を超える行動をする人(プラスなら畏怖・マイナス感情なら嫌悪感です)
✔️人として何かおかしいと感じる人(これはデータが少ないから起きるだけです)
こちらのほうが、自閉症の親が「子どもを可愛く思えない」という感覚に近くなってくると思います。
これは、女性や男性寄っても変わってくることがあります。
実は可愛さというのはあいまいな言葉ですが、可愛いは「愛しい」という言い換えることができるでしょう。
(*女子がすぐに軽々しくいう可愛いーー♡は見た目なので、心理的な要素は特にないです。今回の「可愛い・可愛くない」はこちらではない。)
例えば、男性性から見た本能の場合、「可愛い=従順」という感覚があります。
男性性が強い(感情より思考が強め・理論的)母親の場合、「素直で従順でない子どもが可愛くない」条件に当てはまる場合があります。
とりあえず、女性から見たときの「可愛くない」とはどんな本能的な感覚なのか?書いていきます。
先ほどの「人間が持つ共通の嫌悪感の要素」×「女性が可愛くないと感じる要素」×「自閉症の特性が発揮」=この子可愛くない!!
が発動します。
ちなみに、どっかの自閉症の親が「自閉症は親への感謝の気持ちが見られないから可愛く思えない」と言ってた方がいました。
この場合、先ほどの「感謝されるという条件付きの愛」なので思考優位(でも本人にとっては感情的な感覚)になります、本能的な愛には「感謝されるから愛しい」という感覚はございません。
なぜか「可愛い」という感覚に関しては、男性は「心理的な要素」を、女性は「見た目やしぐさや雰囲気が可愛い」と思いやすい傾向があります。
一見、逆のようですけどね。
女性ももちろん「可愛いー」を心理的な要素で使うことはありますけどね。
という要素を加味しますと、女性は以下の要素が可愛くないと思いやすいです。
- 可愛い仕草・笑顔・態度・動き・声・見た目→キモイ仕草・キモイ笑顔・キモイ態度・キモイ動き・キモイ声・キモイ見た目
- ママ大好きという感情のつながり
女性は男性よりも本能的に「受け入れる対象が狭い」のです。
世の中の人すべてに自己犠牲的な愛情を注ぐという、いわゆるアガペー的な愛に関しては男性のほうが高いです。
もともと女性は自由で感覚的な存在ですから、自己犠牲してまで「相手に尽くす」という感覚はそこまでないんです。
これは、「尽くす女性像」がイメージとして世間にあったためにそんなイメージが作れただけです。
話がそれましたが、上の「キモイ仕草・キモイ笑顔・キモイ態度・キモイ動き・キモイ声・キモイ見た目」というのがポイントです。
もうこの部分で「母親が自閉症の子どもを本能的に受け入れていない」場合
後に続く「ママ大好き!!」が子どもに見られたとしてもムダです。
って感じる度合いが強まるだけなんですね。
つまり、女性というのは「ママ大好きーって自分を求められるから可愛さが増す」という性ではありません。
というのも「嫌悪感×人が共通で持つキライ要素」が先にクリアになっていなければ、可愛いとは思えないということなのです。
ですから、子どもに一時的に喧嘩などで怒ったとき、「寄るな!!」ってなると思います。
まあ、悲しみからの拒絶もありますから、親子喧嘩の場合は「複合的な心理」が働いています。
自閉症の子どもが母親へ愛着行動が見られにくいから、「愛せない・可愛くない」という問題ではありません。
このとことで、わりと女性って幅が狭いので「奇声や変な動き」でもきもっ!!って本能的に思う女性は多いんです。
私は変な動きや変な踊りや変な言葉遊びがもともと好きな変な女性みたいなので、これらは平気ですが。
「行動・仕草・笑顔・態度・動き・声・見た目」(受け入れられるか?)×「自分を攻撃してくる人×不潔な人×何をするのかわからない人×自分の理解を超える行動をする×人として何かおかしいと感じる」(のどれかの要素)=可愛くない!!
こうですね。
まとめ
全然、対処法になってないと思うかもしれませんが、私の場合の対処法は「なぜそう感じるのか?理解すること」なんです。
ざっくりでもいいので、自分でわかっていれば「ああー。なるほど。こんな風な心理なんだー」って思うだけでわりと違いますので。
以上です。
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