【自閉症の親】育児ストレスに効果的だったこと4ステップ【認知行動療法体験記】

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親のストレス対策
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こんにちは。
高機能自閉症の子どもを育てているぴょんたろうです。

発達障害の子育てはとても大変です。

体験した人にしかわからないのですが、「親の意識を変える」のはとっても大事なのです。
それはわかります。

 

でも、そんなの無理じゃないですか。

ネットでこんな記事をみつけたのです。👇

発達障害の育児が原因で育児ノイローゼにならないために、親がやることはとても簡単です。
「親の意識を変えること」です。
(引用:ネットでひろった文章より)

 

辛いものは辛いんですよ。

怖いものはいくら怖くないって言われたって。

 

発達障害の子供とむきあってる

「いま」

「この瞬間が」

「つらい」。

 

んですもん。(苦笑)

 

 

記事の批判ではなくて反論としてのいち意見ですのでご了承ください。

親が態度を変えれば子供の中に自己肯定感が生まれます。
(引用:ネットで拾った文章)

 

いやいや、無理ですからね。

 

確かに、筆者は子供を変えるためには、親のかかわり方を変えるしかないので、「親が変わったほうがいい(対応を変えるということ)」はよくこのブログで言っています。

 

ですが、筆者の価値観には、「感情はそのまま受け入れる」というのがあります。
(元パニック障害ですので感情を否定することはできないことを散々知ったからです)

 

関わり方を変えるのと「育児ノイローゼになる」対処法は別だと思います。

 

精神論と、発達障害に効果的な正しい子育て方法に変える(←筆者の主張)は別です。

お母さんが元気じゃなきゃ、かかわり方を変えるなんてできないのです。

 

今回の記事では、筆者が「辛いとき」どうしているのか?を実際に公開します。

辛いときに精神力や意志力で意識を変えれるくらいだったら親は病まないと思います。

 

あくまでも実際に筆者が「辛くてどうしようもないとき」にしてることです。
冷静なときにできることじゃなくて、辛いときの真っ最中にどうしたらいいのか?(どうしているか?)という経験ベースです。

 

今回の記事は真面目なストレスの記事です。
流し読みできるもっとゆる~い記事はこちら。👇

 

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【発達障害】の子育てのストレスが限界のときにやっていること(できること)

①泣く

泣きます。

(´Д⊂ヽ

ですが、それくらいしかないんですよね。

発達障害の子どもがパニックになったり、暴れたりしたら親もどうしたらいいのかわからなくなります。


でも泣くことはストレスにとってもいいのですね。

なぜかというと、泣くことでストレスホルモンであるコルチゾールが涙と一緒にたくさん排出されるからです。

 

泣くのは「リラックスするためのスイッチ(切り替え)」なんですね。
 
 

泣くことによって、自律神経が副交感神経(リラックスするときの休息モード)に切り替わります。

まずは、泣けることがとても大事だと思います。

泣くことによってあなたのストレスは減るからです。

ステップ① 辛いときは泣こう。
 

②誰かに気持ちをきいてもらう・あるいは紙に書く

人は人に話したって解決しないってわかっていても、心の中に「辛い気持ち」を抱えこんだままでは限界に達してしまいますよね。

発達障害の子供とむきあっている「最中」に沸き起こる辛い気持ちを意識を変えてその場でコントロールすることは、難しいです。

 

筆者はパニック障害なので、認知行動療法と呼ばれる「感情・気分・行動」をしっかりと区別して認知を変容させる方法をずいぶん実践してきました。

考える人
考える人

なぜ人は辛いときに解決しないことをきいてもらいたい、話そうとするの?


人は、辛くて悲しくて悔しくて怒りを感じているとき、実は「自分でもよくわかっていない」ことがあります。

 

あるのは感情だけです。

本当に辛いとき

「どんなことが自分はどんな風だから悲しい、怒りを感じる、悲しい」というその感情に至った理由や気持ちを整理できているところまではいっていないこともあるのです。

 

 

「意識を変えただけ」では親の育児ノイローゼを防ぐことはできません。
 

人が、なぜ解決しないのに「話をきいてもらうとすっきりするのか?」といいますと自分の気持ちを人に話すときに自分を説明しているからです。

(注意:辛いのをきいてもらう時は相手の状況に配慮しましょう。いつもネガティブなことを聞かされても相手はちっとも嬉しくないし時間を無駄に奪うだけです。)

 

つまり自分はこうでね、ああでね。って説明していることで自分の気持ちが整理されて、客観視できて感情と距離をおけるから整理できて感情が落ち着くんだ!!

 

 

そうです。

上の絵をみてください。

思考と行動と感情は影響しあっています

 

ザリガニに驚く(感情) ⇒ 「逃げる」(行動)
怒りを感じてつめよるうさぎ(感情)⇒バイオリンを折る(行動)

驚いて逃げたり、怒りを感じてモノを壊すという行動に出ているとき、以下のようになっています。👇

感情から行動へのつながりが強くなってしまうと、「感情にかられた行動」が強まってしまいます。

サボり気味(あまり使えていない思考)を機能させて「思考による行動」のほうにぐるっと回してあげるのが
人に話して説明したり、紙に書いて整理したりすることなのですね。

これを「セルフモニタリング」といいます。

 

泣いているとき「ゆっくりでいいから話してごらん」というのがありますが、認知行動療法の解釈的にはあっているのです。

まずは人は感情が喚起されます。

そのあと、ゆっくりでいいので「自分の気持ちを言語化して整理することで落ち着いてくる」わけです。

まずは泣きながらでもいいので、誰かに感情をきいてもらったり、できればステップ②としては、「紙
に書いたりすることで」心の中のぐちゃぐちゃの感情が整理されて棚卸できますよ。

 

でも、紙に書くのは面倒で大変なので、だいたいは話したいという気持ちで人にきいてもらうことが多いと思います。

ステップ②自分の感情を人に説明したり、紙にかいて客観視しよう
 
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③ストレッサーから離れよう(放課後デイ利用・休憩やタイムアウトしよう)

泣きながら自分の辛さを言語化できるくらいのレベルに到達している人は、思考は少し働いているので動くことができるはずです。

①「泣く」レベルでは考えて動くことは難しい場合もあると思いますので。

 

その場でうずくまって泣くことしかできない。
泣き崩れることしかできない。

 

少し思考ができる状態(前頭葉が働くということ)状態であるこのレベルの場合は、自分からストレッサーを避ける判断をすることができるということを意味します。

 

この段階は「判断(思考)」できる段階なのですね。

 

レベル③からは①と②では感情に圧倒されがちだった前頭葉も働き始めて、「どうしたらいいのか?」判断ができはじめるレベルなのです。

レベル②で人に自分の感情を説明することは、感情と思考の間の矢印の部分になります。
(感情的になくのではだめですけど)

 (セルフモニタリングイメージ☝)

筆者は、感情をとても増大して感じてしまう(偏桃体が大きい)ので①と②でさまよってしまうことがあります。

 

そんなとき、②(辛いことを言える段階)のレベルで療育の先生に助けを求めたら「このレベル③」を教えてくれたのです。
K先生
K先生

少しお子さんと離れましょう。

判断力(思考)が感情に負けてしまっていた筆者は、そのまま外に出てしばらく泣いていたのですが、落ち着いたのです。

 

K先生は、「そのとき実際に具体的にできること」を言ってくださるのですね。

反対にいうと「抽象的指示、そのとき実際にできなさそうなこと」をいうことは滅多にありません。

(たまに情報不足でそうなることはありますけど。)

あなたも、本当に辛くて助けを求めたとき(例:川でおぼれているときとか)

「私は泳げない・川で沈む、怖い!という意識を変えましょう」「泳げるという自信を」「練習を・・・うんちゃら」

とか言われても、、無理ですよね。

この見極めがとても大事なのだと、筆者は助けてもらったあとにしみじみと思ったのです。

これは、自閉症の子供に対しても、すべての人に対しても共通することで「キレイごとや理想のアドバイスなんて簡単な一言はだれだって言える」のです。

 

筆者は、助けてもらったと同時にそのことを痛感しました。

ステップ③感情<思考になってきたら、イライラするときはその場から離れる

④自分の感情的行動と反対の行動をしよう

思考力優位の状態になるには、感情を喚起させる原因(お子さん)から離れることも必要です。


ゆっくりと思考力が回復してきたら、今度は思考から行動する流れにむかうようにしましょう。

✅感情⇒行動=感情で行動する人
✅思考⇒行動=行動する前に考えてから行動する人

感情のコントロールの技法には、反対行動という技法があります。

この反対行動というのは、図でいうところの思考からの行動になるのです。

実は、ストレスでイライラした場合の怒りというのはの「避ける・離れる」ことが思考(感情的ではない)優位の判断による行動になるのです。

男性が喧嘩や怒っているときに黙り込んでしまったり、どこかに出かけてしまったり
  話しあいを避ける

・・・のは、攻撃性をおさえるためにあえてやっている冷静で理性的な判断なのです。

(ですので、全国の奥様は怒らないであげてくださいね💕)

K先生は私の思考力が機能していないのを見抜いてとりあえず離れる指示を出してくれたのですね。

 

ステップ④ステップ③で思考が優位になってきたら「思考からの行動」を調節してみよう。その際には反対行動を用いよう
(例:怒りが生じたら意識しておだやかに話すなど)
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自閉症の親】育児ストレスに効果的だったこと4ステップ【認知行動療法体験記】

泣く段階の場合は、まずは自分の感情を把握するところからスタートです。

紙に「なぜ自分は悲しくて泣いているのか?書いたり」「市の電話相談などで悩みを話してみたり」

でもそれも思考力を無理やり起動させるようなものなので、K先生のようにイライラしたら子供から離れるというのが「理性的な行動」のようです。

それくらいしか思いつきませんでしたが、本当に辛い感情のさなかというのはそれくらいの対処法しかできないのです。

ですが冷静な行動をとっているうちに、感情⇒行動へのつながりは弱まっていくのです。

言語優位な女性では、「感情から行動」は「言語を通しての攻撃」口撃になってしまいます。

ですが、感情からの行動は感情を強化してしまします。
そして何より発達障害のお子さんもいい影響を受けることはありませんね。

とにかく避けてでもいいので、イライラが収まるのを待つのは正しい方法なのです。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

【参考書籍】弁証法的行動療法実践トレーニングブック~自分の感情とうまくつきあっていくために/マシューマッケイ、ジェフリー・C・ウッド、ジェフリー・ブラントリー著、星和書店

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