【スーパーで走りまわる】発達障害の問題行動の対応【体験談】

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ぴょん太郎
 

こんにちは。

高機能自閉症の息子を育てているぴょんたろうです。

発達障害の子育てをしていて大変なことと言うと「パニックとかんしゃく」です。

他害があるとさらに大変になります。

つまり発達障害の育児は何が辛いって「問題行動」が困るわけです。

自閉症の中でもタイプによっては先生の話やルールを絶対に守るお子さんもいます。

ですが、客観的にみて「何かができないこと」より外や家庭での問題行動の方がやはり育てていて悩むところではないでしょうか。

筆者の息子は、ADHDの傾向が強かったです。

ですから、他所の敷地に入ったり、病院で問題行動を起こしていたり、スーパーでも商品を床に投げつけて遊ぶという行動をしていました。

おんぶや抱っこできていた年齢はまだよかった。

 

幼稚園時代が、鬼ですね。

 

驚いた人
驚いた人

そして、足がめちゃくちゃ速いので「外での阻止」が間に合わないという・・

 

外に連れ出すと軽く絶望です。

いつも追いかけてばかりだったけど、結局、外での問題行動を阻止できずに目的(買い物など)も達成できないので

 

母子でひきこもりました。

 

ですが、筆者の息子は家でも水を部屋にまいたり、タンスから洗濯物を引っ張り出して洗面台に投げ込んでみたりしていました。

やはり家でも軽く絶望ですね。

(^o^)/

 

驚いた人
驚いた人

内でも外でも絶望しすぎ!

 

ですが、筆者は今では年に数回しか絶望していません。

 

365日×3回/(日)と仮定して=1095回

1095回 ⇒ 2~3回/年
 
かなり絶望する回数が減ったと思っています。
これはすごいV字回復だと個人的には思っています。
 
倒産寸前だったのですから。
 
そのために、筆者がしたことを紹介していきたいと思います。

今回はそんな「問題行動に数千回のレベルで絶望している方」にぜひとも読んでもらいたい記事です。

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発達障害のパニックへの対応

したこと①なんで起きるのか分析【原因をつきとめる】

筆者は、子供とスーパーにいって問題行動が起きたあと絶望して家に帰りました。

軽く4~50分絶望したあと「なぜなんだ」「なぜなぜなぜなのだ。」

「なぜだなぜなぜなぜなぜ・・・・?」と100回くらい考えていました。

そのときです。

 

そうだ!!観察だ!!

 

筆者は「原因を突き止めるために観察すればいいんだ」とひらめいたのです。

 

すると以下のことがわかりました。

 

□私の顔を見て笑いながら逃げる
□スーパーで問題行動
(商品倒したり、走り回ったり、自動ドアをがたがたさせるとか)したあと
 私の様子をうかがっている。
 
「私の様子をうかがって笑いながら逃げる?」
 
こ・・これは!!
(; ・`д・´)
 

海辺(砂浜)で

「まてよ~アハハ」という恋人同士がよくはしゃいで追いかけっこをしたりします。

それにクリソツ(?)ということが、観察の結果、わかったのです。

 

どうやら、その息子の問題行動は私の気をひきたい・遊びたいというもののようでした。

私は知らなかったのですが

のちに通い始めた療育機関の専門家のK先生によると

 

K先生
K先生

あはは(笑)それは注意喚起しているんですよ~。

 

注意喚起・・・?

(;´・ω・)何それ

どこに笑いの要素があったのかは、未だに不明なのですがとりあえず「注意喚起」というパワーワードを手に入れることに成功したのです。

 

親の気をひきたいから問題行動を起こす=「注意喚起」している
 
この公式だけは忘れないように覚えておいてください。
 
これを忘れてしまうと、あなたの絶望回数を減らすことができません。
 
原因は、「親の気をひきたい」ということがわかりました。
 

したこと②

観察と同時に筆者がしたことがあります。

①問題行動を「具体化する」こと
②行動の記録をとる
 
です。
 
筆者はわりと場面と行動とセリフをセットで思い出すことができるので記録しないことが多いのですが、分析するために行動をメモっておくことをしていました。
 

 

したこと②-①問題行動を具体化する

 
まず①について深堀りしていきます。
 
なぜ「具体的にする」のかというと、具体化しなければ定義できないので、何を変えればいいのか何が問題なのかわからないからです。
 
×パニックになる
→〇「教室を飛び出してしまう」
→〇「自分の頭をたたいてしまう」
→〇「奇声をあげて周囲に暴力をふるう」
 
パニックでも具体的でなければ、第三者は「何が問題なのか?」わかりません。
 
片付けもそうですが、「片付けしよう」よりも「テーブルにある小物をこの箱に入れよう」と具体的な行動に落とし込むことでよりはっきりします。
 
筆者の息子でいうと「スーパーで笑いながら逃げ回る」「商品を床に投げつける」などになります。
 

したこと②ー②行動の記録をとる

 

次に②について深堀りします。
 
ここは、絶望回数を減らすためにかなり大事です。
 
観察しながら行動の記録をとります。
 
 
 
 
問題行動はメモらなくも覚えやすいと思います。
 
ですが、意外と直前の行動は注意して観察しなければ子どもの問題行動ばかりに目がむいてしまいます。
 
なかなか直前の行動や状況を観察することは意識しなければ難しいです。
 
考える人
考える人

親は観察者としてではなく、普段の買い物などの目的で来ているからね。買い物の方に集中しているわけだ。

 

このように「A(きっかけ)」「B(行動)」「C(結果)」に子供の行動を分析することをABC分析と呼びます。
 
ABC分析形式で記録をとってみましょう。
 
K先生
K先生

行動の前の行動をよく観察してください

療育の先生が勉強会で仰っていたのですが、「(問題)行動の前に何をしていたか?何が起きたか?」が大事なようです。

(*親自身の行動や反応、状況も含まれます。)
 
最悪、B(行動)とA(きっかけ)だけでも記録していれば、あるきっかけやパターンが見えてくると思います。
 

したこと③問題行動が起きる前に起きないようにする

よし。息子のきっかけは親の気をひきたいことか。

このように、記録をとったり(頭で覚えたり)して観察していれば以下のことがわかってきます。

・何をきっかけにするのか?
・どんな時に起きやすいのか?
 
 
問題行動の対処法でもっとも大切なことは、起きる前に防ぐことです。
 
新型コロナウイルスの拡散も、起きてからではなくフェーズ的には予防が第一です。
 
もし「どんな時間・場所でどんな状況のときに何をきっかけにして」問題行動が起きるのか?わかれば、以下のような対処法を考えることができます。
 
 
(例)休み時間にウロウロする
→「何もすることがない・何をしていいのかわからないとき起きやすい
「スケジュール表で活動を明示する・自己選択で活動を選んでもらう」(対応)
(例)お出かけ先や行事でパニックになる
→本人の思っていることと実際が違っているとき起きやすい
事前に写真カードなどで行先や場所の告知など
 
考える人
考える人

問題行動が出ないような場面を事前に整えていけばいいんだね。

その通りです。

新型肺炎も、事前に予防できるように整えておくことが一番の対策であると思います。

筆者の場合の「親の気をひきたくてスーパーで問題行動」の場合の続きをみてみましょう。

考える人
考える人

親の気をひきたいのだから、親の反応がきっかけになっているんだね

結果的に、親である私が驚いたりスーパーで息子を捕まえようとしたりすることが追いかけっこになってしまってそれが楽しいわけです。

(*この本人にとっての楽しいを強化子といいます。)

そして、子供は笑いながらいたずらをして逃げ去るのですね。

この場合は上記のような視覚支援などの問題行動は防ぐことができません。

親自身が「追いかけっこをしない、反応しない」ということが大事になってきます。

 

でも、そんなの無理じゃないかなあ。

スーパーでいたずらして走り回っている子供を「やめなさいっ」と追いかけずに、いたずらしているの放っておく親を見たら世間はこう思うよ。

あの親、子供のしつけもできないで、放置してる、なんて親だろう。

そうなのです。

 

なんて親だ!

 

療育の先生は

K先生
K先生

「だからみなさんは(対世間の目用に)怒ってるフリを(軽く)する演技を身につけてください。」

 

つまり「あらあらダメよ~」とか言いながら、全然注意になってない親いるやん、あんな感じの「体裁」を身に着けろと。

 

筆者はそれは無理なんやよ。

基本、演技できない人種なんやよね。

それは器用な人ができるやつだと思うんよ。

なので、筆者の場合の方法は「子供が何をしているかわからないけど、放っておいて買い物する」ということでした。

(でも、ちゃんと倒した商品はなおしました。)

 

買い物に集中して気づかないフリしようっと。

 

「なんて親だ!」と思われたくない人むけ →K先生みたいに対世間用に注意してる
フリ(?)
「なんて親だ!」と思われてていい人むけ →親のしたいことする。
(問題行動をスルー)
 
別に、頭の中で変換していればいいだけなので「なんて親だ!」に耐えられる人は、ガンガン世間の目を無視していってください。
(小峠さんすみません)
 

したこと④問題行動していないとき褒める・代わりの行動を教える

①原因を分析 → 観察しよう!
②問題行動を具体化(定義)する・行動の記録をとる
③起きやすい場面が起きにくくなるように場面を整えて予防
④問題行動してない時に褒める・代わりの行動を教える ☚今ここ!
⑤クールダウンさせる
 
起きやすい場面がわかって、問題行動をスルーし続けるようになるとだんだんと行動がなくなっていきます。
 
(きっかけの想定があっていたらですが。)
 
それと同時に子供にスーパーでしてもらったことがあります。
 
①カートを押してもらう。
②好きなお菓子を選んでもらう
③セルフレジでバーコードを打ってもらう。
この行動を全部、子供にしてもらいました。
 
 
なぜかというと、
 

これなら、走ったり商品をまいたりできぬだろう。

というもくろみがあったからです。

これは、拮抗行動といいます。(たぶん。ちょっと自信がないのであとで調べて修正するかもです。ご了承ください)

同時にできない行動をさせることです。

これは、当時よく幼稚園でバス待ちのときに使っていた小技です。

 

石を道路に投げつける息子の行動に困っていたとき、半ば無理やり手遊びなどを一緒にして「石投げ行動」を封じ込めていました。

 

こっちは習慣なので拮抗行動かもしれませんが、「カートを押す」「お菓子を選ぶ」「レジ打ち」は代替行動になのかもです。

 

とにかく、カートを押したり、お菓子を選びながら走ったりはできないだろうと考えてのことでした。

 

勝った!完!

 

ジョジョではありませんが、勝っていませんでした。

息子スーパーでの問題行動は減ってきていたのですが、今度は違う問題が出てきてしまったのです。

(;´・ω・)

 

寝そべって、カートのコロコロ(キャスター)をコロコロする。
 
えっ?
 
 
ゴロゴロしながらコロコロをコロコロする・・・???
(^O^)/
 
どんだけコロコロが好きなのだろう。
 
ちょうど、この「スーパーで寝そべってしまいカートのコロコロをコロコロする」という問題に直面していたときに、ちょうど療育でK先生に出会ったのです。
 
ですからK先生への最初の質問は「寝そべってコロコロをくるくる手で回してしまうので困っている」という相談でした。
 
すると、K先生はこのようなアドバイスをくださったのです。
 
K先生
K先生

ホームセンターでキャスターを買って与えてください。

K先生
K先生

そして、家でできるよと教えるんです

 

当時の私には、K先生の意図がさっぱり意味不明でした。

ですが、その通りにしてみたのです。

どうやらこのような行動を「代替行動」というそうです。

 

 

・代わりの適切な行動を教える
・似ているものや同じものを代わりに与える
・いつどこでならできるのか伝える
 
驚いた人
驚いた人

家で、思う存分コロコロできると・・・

 

すると、スーパーでの問題行動は減っていったのです。

そして、同時にさらに私が子供にさせた「カートを押す」「お菓子を選んでもらう」「セルフレジ」の行動をしたとき、たくさん褒めて注目を与えました。

 

子供がスーパーで走り回ったりするときに注目を与えるのではなく、適切な行動をしているときに注目をを与えるようにしたのです。
 
すると、いつのまにかカートを押してなくても、スーパーで走り回って商品を床にぶちまけて遊んで逃げまくるという息子の問題行動がなくなったのです!!
 
(^O^)/
 

したこと⑤クールダウンさせる

 

問題行動は事前に起きないようにしてあげることが大事です。

 

ですが、パニックが起きてしまった場合は、

落ち着く場所で落ち着くまで待つことも大事です。

 

筆者も反省するとことですがどうしても理解させようとして、子供がパニックやかんしゃくを起こしているときに説明したりその場で適切な行動を教えようとしてしまうことがあります。

子供がかんしゃくやパニックになってから適切な行動を教えるのは、経験上、無理でした。

 

そのときはあきらめて、落ち着いたあとに正しい行動を教えてあげるのがいいと思います。

 

あと、かんしゃくを起こしているときに、要求していることを呑んでしまうとかんしゃくが強化されてしまうことがあるので注意してください。
 
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まとめ

 

問題行動の対処の方法は
・「行動の直前」を観察すること
・起きやすい場面がわかったら整えたり視覚による配慮や工夫をする。

 

そして、問題行動の背景によってはABC分析を取り入れながら、適切な行動を事前に教えておいてそれをしている時にほめて問題行動に注目がいかないようにする、ということでした。

ちょっと手間ですが、問題行動の背景と対応がぴったりとあてはまれば、必ず問題行動を減らすことができます。

手間ですが、記録シートもよかったらぜひ役にたてれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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