自閉症の育児方法

【自閉症Zoom勉強会】で得たこと~学ぶことを学ぶ~

2022年4月14日

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ぴょん
こんにちは、ぴょんです。

 

今日は療育の先生のZoom勉強会の日でした。

ブログ再開して2日目。

 

なかなかネタがなく役に立つ記事を考えるのは難しいです

しかし、起きたことの日記ならば簡単です。

 

ということで、私も復習になるし、皆さんにも役に立つかもしれませんので

 

勉強会のまとめをしていきます。

それではレッツゴー。

 

→勉強会のまとめ2回目の記事はこちら

ASDは脳の学習の仕方が異なる

自閉症は脳の神経細胞が多く残ってる。

まず、先生は勉強会で動画を流してくれました。

 

私は知識がないのでさっぱりわからなかったのですが、どうやら海外の自閉症の男の子が出てくる映画のようでした。

 

 

(👆自閉症の男の子が出てくる映画のお知らせです。)

 


まず、先生は自閉症の子どもと向き合うための前提知識として「知っておいてほしいこと」をお話してくださいました。

・ASDの学習の方法や情報処理は私たちとちょっと違う
・独特の認知とユーモア
・弱みよりも強みに目をむけてASDの子どもをサポートする

 

 

こんな感じです。

うえ2つは知識ですが、いちばん下はマインドなので先に親自身が意識して自分の自閉症の子どもへのとらえ方を意識する必要があります。

 

ぴょん
はじめは無理やりいい面をみていても
それが習慣になるよ。

あと、自閉症の子どもはバイリンガルどころかトリリンガルなどの才能がある場合もあるようです。

 

これは、なぜかといいますと

私たち人は、生まれたての赤ちゃんのときはすべての言語を聞き分けることができるらしいのです。

 

しかし、母国語を聞き続けていると他の国の言葉のための神経はいりませんから

使われない神経細胞は消滅してしまうのだそうです。

 

しかし。

なんと!!!

 

自閉症やADHDの発達障害の子どもは、神経細胞が残ったまま消滅しないこともあるそうです!!!

 

神経細胞が多く残っているので、五感などが過敏だったりさまざまな情報をすべて受け取ってしまいやすいのかな?

と思いました。

 

びっくりです。

それにしても、すごくないですか?

神経細胞がたくさん残ってるなんて。

 

それはさておいて。

 

先生は脳の学習の仕方が違うという意味で説明してくださったと思いますが

 

私的にはそれって大変さもあるけど、才能にもなりえると思って

地球を3周半くらい回ってしまうほどテンションがあがりました。

 

ASDの子どもは顕在学習は得意だけど潜在学習は苦手

まず学ぶことを学ぶことを教える

脳のそもそもの情報処理の仕方に違いがあるのはわかりました。

 

その次に教わったことは、「自閉症の学習の仕方」の特徴です。👇

 

✔️潜在学習が苦手
✔️顕在学習は得意

 

潜在的学習というのは、教えなくても無意識に学ぶ学習スタイルです。

顕在的学習というのは、言葉にして教える(顕在化する)と学ぶというスタイルだそうです。

自閉症の場合は顕在的な学習が得意なのだそうです。

悩む人
え・・・
でもうちの子、教えようとしても拒否するよ。
(療育やろうとしても意味ないんだよ・・・)

 

という声もありますと先生はおっしゃっていました。

 

まさに、うちの子もそのタイプです。

 

私はつい前のめりになりまして、テーブルにかじりついてパソコン画面を

 

ヘッドホンの音量を8億デシベルくらい上げました。

 

俗にいう耳ダンボというやつですね。

私の集音機能によると、それは

K先生
学ぶことを学んでないからなんですよ

 

ということのようです。

学ぶことを学んでいないってどういうこと?

学ぶことを学んでいないASDの子どもはこんな感じになるようです。

 

・教えようとすると拒否る
・教えようとしても教わらず指示待ち
・教えようとすると怖くて逃げだす

 

 

ここでもう多くの親は療育の限界を感じてしまいますよね。

 

【解決策】教える前に学ぶといいことがあると教えよう!

どうやらASDの子どもは「学ぶことによって自分に何が起きるのか?」

興味のないことは特に教わろうすらとしないようなのです。

 

その解決策として説明していたのは

K先生
まず、教えるタイミングや場所を毎回同じにしましょう。

 

ということでした。

 

環境を整えて、そのうえですることは以下のコツを踏まえるとよいようです。👇

 

  • 「今から教えるからね」と言ってから教える
    (カードで教えることが始まることを伝える)
  • 興味関心のあることと関連させて教える
  • 一緒にやるゲームなどで教える

とにかく子どもが「教わることに」に動機がなく学習もしていない場合は、無理やり教えようとしても難しいようです。

私も将来のことを教えたかったのですが

なかなか本人的には動機もなくて教わろうとしてくれず困っていました。

しかし、ちょっと時間をおいて見守っていたら

子どもが興味のあることを教えてくれたということが先日ありました。

先生によると春先は自閉症の記憶の特性から体調を崩す場合が多いので

いろいろできなくなることがあるみたいのなので、少し待ってみるのも案だと言っていました。

ちょっと話がずれてしまったのですが、勉強会で教わったことが多いので、また後日まとめます。

 

まとめ

勉強会は最近、コロナの関係でずっとズームなのですが、一長一短がありますね。

 

他の人の反応や空気感が伝わりにくいのはあります。

しかし、集中はしやすいです。

Zoomじゃないですが、必ずものごとには一長一短、裏と表があります。

自閉症の子どもも冒頭にありましたように、配られたカードの中の強みを見つけてください。

 

 

組み合わせ次第では、才能になることもあります。

とりあえず、親の私は強みやポジティブ(逃避のポジティブは×)な面を意識して、それを習慣にすることからはじめます。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

この記事が皆さまのお役にたてばうれしいです。



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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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