自閉症の育児方法

幸せとは「好きなことを選ぶ自由があること」

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ごきげんいかがですか。

 

ぴょんです。

 

今回のテーマは「幸せ」についてです。

 

あなたは、幸せってどんな性質を持っていると思いますか?

 

私が、エネルギーの感覚分析をした結果、幸せとは「それを【私が】選べる感覚」ということがわかりました。

そうね。

 

前にも、書いたと思うけれど。

「統制感覚」です。

 

>>自閉症の子育てが辛いのは【自由がないから】じゃない!【コントロール感が奪われる】からです

 

 

 

これが、不幸の最大の要因なの。

 

ご存じでしょうか。

 

節約って、お金持ちもやっているの。

言いたいことを伝えるために、ではちょっと問題を出してみましょう。

 

あなたは手元に398円持っているとしましょう。

目のまえには、A「最上級お肉g3000円」B「ちょっといいお肉g500円」C「特売のお肉 g98円」の3種類が売られている。

 

これら3種が、同時に売られていることはまずない。

なぜならば、スーパーごとにターゲットが違うからだ。

それはおいておいて。

 

あなたは、どのお肉を買いますか?

 

もちろん、特売のお肉Cを買うと思います。

なぜって?

 

それしか買えないからです。

 

でも、今夜の食費代に30万円持っていたらどうでしょうか。

そのとき、あなたは「節約好きだから、Cのお肉にしよう」と思ったとします。

このとき、特売のお肉Cを買っても、幸福度は下がりません。

 

なぜだと思いますか?

 

「どれでも買える。でもそれ(特売の肉C)を【私が選んだ】」

 

こうなるからです。

 

3点の中から好きに選べる。

でも、わたしはそれを選べる。

 

これが、最大の幸福への寄与です。

 

これが自由というものです。

 

節約は、豊かではない人ほど、した方がいいです。

しかし、お金持ちほど節約は苦にならないのです。

 

なぜならば、「あえて、どれでも選べるけれど。私はそれを選べるのだ」という

 

自己統制感覚が維持されるからです。

 

それしか買えないから、特売の肉を買うのと

どれでも買えるけど、特売の肉を買う。

 

表面的には、「同じ安い肉」を買っているのに、幸福度が違うのはわかりますよね?

 

なぜでしょうか?

何度もいいますが「自分が」「それを」「選んだ」という感覚があるからです。

 

 

幸福感のポイント

  • 金額ではない
  • 「どれも買える」という自己選択肢の多さ=自由
  • それを【私が】選べる感覚

 

ちょっと、正しい呼び方はわからないのですが

 

この3番目を「内的自己統制感覚」と呼んでいます。

 

これは、「選ぶ」「決める」のとちょっと相関関係があります。

(たぶんです。感覚的にはそうです)

 

外部に「やらされている」「選ばされている」感覚の反対です。

 

 

不幸って、これなんです。

 

自己統制感の不足。

これは感覚なので、言語化は難しいのですが

 

自閉症の育児の中でも、自己統制感をもって、子どもを向きあえば、幸福感はあがります。

 

自己統制感の反対は、簡単に言うと「周りに流される」です。

 

つまり「子どもが癇癪を起こすから、仕方なく、おもちゃを買った」なども

 

自己統制の反対です。

 

これだと、「それしか選べない(その対応しかできない)」ので

不幸感が強まります。

 

コントロール感を奪われているような気がして

奴隷のように感じて

 

自由がないような気がして

 

とても、辛くて辛くて

 

ずっと牢獄に閉じ込められて

制限を受けて、従っているような気がしてきます。

 

この感覚になってしまうと、人生は不幸そのものに見えてくるのですね。

 

しかし、それは自己統制感がないからなのです。

自閉症の支援をすると、母親自身の自己統制感は、各段に上がります。

というか、支援をしないと、ゼロなんです。

 

だって、子どもの結果を、どうしても自分ではどうすることもできそうにない・・・・ってなります。

 

ここで、支援をすると

 

例えばですが、適当な支援をしたときの「統制感」を与えるものを「プラス」であらわしてみます。

 

「絵カードつくる」(親+)

「絵カード見せる」(親+)

「見通しが立つ」(子+)

「する・しない」(子+)

「結果」(親+)(子+)

 

これは、フローチャートになっています。

プラスは「統制感覚がプラスに働くとき(機会)」を示しています。

 

絵カードを作ったのは「親」なので、その時点で「絵カード作ったのは私」という認知があります。

 

このときから「内的自己統制」の意識の使い方をしてれば

「見せる」➝「しない」になったときに、自分にまき戻って「コントロール感」を失わずに済むのです。

 

説明が難しいです。

 

「しない」とは絵カードを見せたら、絵カードをポイッと投げつけてしまって

 

タスクをしてくれないなどの反応などのことです。

 

これはこれで、今まで言語で何も反応がなかったことから

「見通しがわかる」「意志表示」なので、子ども的にはプラスです。

 

しかし、このままですと「統制感覚」はゼロなので、選んでもらうと+になると思います。

 

このときに、親側も「絵カード➝しない➝結果(結果を得る)」のように、つながったまま維持できると思いますので

(維持できない場合は、なんで絵カード見せたのにしないのよ!となったりするということです)

 

 

自分の絵カードの支援による反応の結果を得られている(1つのデータが得られた)ということで、統制感は維持されます。

 

つまり、このとき、親の幸福度は下がらないということです。

 

なぜか?というと

 

自分が支援しようと選んだからです。

選ぶ自由の中から、自分でやっているので、崩れないのです。

 

スケートを無理やりやらされて、滑って転んで、泣きわめくか?

スケートを自分がしようと思ってやってて、滑って転びそうになってるのを、バランスをとっているか?

 

という感覚になります。

 

前者は「統制感覚なし」

後者は「統制感覚あり」です。

 

自閉症の支援したって、不幸なのは変わらないといいますが、変わります。

あなた自身が、それを望んでするようにしたらですが。

 

 

統制感覚を持って臨むと、辛くないばかりか、(支援に失敗しても)(失敗したなりのデータが得られるので)

プラスの効果しかありません。

 

何かをしたら、何かをしただけ何かがプラスになります。

 

 

お金持ちが、特売の肉を買っていても、幸福度は下がりませんよね?

 

お金持ちが、しまむら着てたら、「しまむらも着るんだ~素敵」ってなりますよね?

 

それは余裕があるからではなくて

当人の主観としては「それを選んだ」という統制感覚があるからなんです。

(本人が意識しているなしは関係ないです。たぶん、統制感覚は無意識っぽいので気づけない?)

 

外から見た場合は「お金がたくさんあるのに、ランクダウンできて素敵」ってなります。

 

これは余力との差が「パワー」として見えてるからです。

最大値で「しまむら」の服しか買えないのと、最小値で「しまむら」を買うは、「余裕の差」が見えるから素敵ってなるんです。

 

全力で、蟻を踏みつけないですよね。

しまむらの服しか買えないから、しまむらの服を買っていると思っているときは「全力でそれを買っている」ような気になるので、惨めになるのです。

(全力でそれを買っている=余力がない=余裕ない)

 

これは、外側から見た場合なので、今回の例と違います。

話を戻します。

 

しまむらの服しか買えないからやってる。

(私はしまむらの服大好きです。)

特売のお肉しか買えないから買ってる。

 

同じことしてても不幸感が強まる意識の使い方をしているんですね。

 

内的統制というのは、簡単にいうと「原因は自分にある」という心の向きのことです。

 

絵カードを作って、自分が用意しているのだから、子どもがうまく行動できなかったときに

子どものせいにはならないよね、ということです。

 

逆に、ここでいきなり「子どものせい」になるとしたら

 

最初から、「内的自己統制」の感覚を持ってないまま支援したということでしょう。

 

絵カードを作って、「この絵カードがうまく機能するかどうか」の意識の使い方しているのに、結果の段階で、いきなり「子どもがうまく使えないのが原因だ!!」とはならないからです。

 

内的統制のまま、「子ども側のこういう特性が原因だな」と思うことはあっても、外的統制にはしないということです。

 

わかりやすく伝えようとしたのですが、結果的にわかりにくくなってしまいました。

 

何がいいたいかっていうと「自分からそれを選んだ」と強く意識すれば、ほとんどの不幸は消えますってことです。

 

つまり「それを選んだのは私」ということです。

 

 

(注意:ちょっといちぶ混ぜてますがご了承ください。)

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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