こんにちは、ぴょんです。
3度のご飯よりも、思考(つまり文章を書くことでもOk)が好きです。
そんな私が、少子化のニュースを見て思うことを書いてみようと思います。
幸せって、主観ですので、すべての環境要素は究極的には受けないと前回の記事で書きました。
つまり、お金がどんなにあっても不健康だったら不幸ですし
子どもが育てやすくて何にも悩みがなくて幸せでも
親自身が愛情不足で育ってきて
自分のことが好きになれなかったり自己否定していたり・・・。
つまり「何か1つの要素」だけで、幸せになれるというのは間違っているんですね。
結婚したら幸せになのに!!
1億円あったら幸せになのに!
子どもいたら幸せなのに!!
子供が定型だったら幸せなのに!!
でも、「存在のあるなし」でいったん考えてみてください。
人間は「物」ではないので、それ(=子ども)を手に入れたら、幸せになれるわけがありません。
子どもは「機能性」やモノのように「何かを与えてくれる」という効果はないからです。
(注意:精神的なモノは除きます)
モノですら、幸せは一瞬で終わってしまうので、持続はしません。
(モノを手に入れる=ドーパミン的な幸福なので慣れて減るからです)
ですから、基本的には私は。
「子どもを産むこと」や「結婚すること」って究極の本能に負けてしまった(笑)人達だと思っています。
理性で合理的に考えたら、どう考えても独身が幸福度が高いですし、研究でも子どもが増えるほど「幸福度」が下がるって科学的にも結論出てしまいましたし。
でも、独身の人から見たら、子どもいる女性がキラキラまぶしく見えてしょうがないこともあるようなのですよ。
なぜならば「自分には持っていない」からです。
持ってなくて、欲しいものを見たときに「キラキラして見える」んです。
欲しいと思わない人には
結婚して不幸になった!!
1億円当たったら不幸になった!!
子ども産んだら不幸になった!!
👆こういう人ってたくさんいらっしゃいます。
この場合「ある・なし」2択で考えているののと、その原因を1つにしている考え方が不幸を呼んでいるんです。
子どもがいる=幸せ
こう思っている方はたくさにいますよね?
不妊治療で子どもが欲しい!!子供さえいえば幸せなのに!!と思っている方です。
でも、こういう考え方の人は、やっと不妊治療をして子どもを授かっても、幸せになれないのです。
よく考えたらわかりますよね?
子どもを産んで辛い・・・後悔しているという人が世の中にたくさんいます。
じゃあ、なぜ子どもを産んで幸せになる人とならない人がいるんだろう?って考えたことがありますか?
「そりゃ。その子がいい子だからでしょ!!いい子だったら幸せだよ!!」
違います。
自分の理想通りになっていなかったら、偏差値60の子で、親を気遣ういい子でも、叱っている親・不満だらけの親ってたくさんいませんか?
そういう親は「もっと〇〇だったらいいのに・・・そしたら幸せなのに」って思っています。
もし、これがお金でも同じです。
恋愛でも同じです。
ここらへんで察しのいい方は気づくかもしれませんね。
そうです。
「ないものを数えている」とどんなに持っていても、手に入れても不幸なままなんです。
だから、いま障害のある子を持っていて、定型の子に変ったとしても幸せにはなりません。
だって、定型と障害を分かつものってなんですか?
定型発達の子でも、「勉強が苦手で、落ち着きがなくて、親に反抗的で、育てにくい子」なんて山ほどいると思いませんか?
そりゃ自閉症のそれとはレベルが違います。
でも私はそういうことを言ってるのではなくてですね。
同じ子どもの問題があっても、「性格の範囲だから~」ってなっていたら、不幸じゃないって思う人がいます。
つまり「この症状が自閉症由来」だったら嫌だけど、性格だったら、許せるということです。
つまり、症状(現実で起きている事象=事実)が嫌なのではないんです。
障害っていう肩書きが嫌なだけなのです。
これは、さきほどの
結婚したら幸せになのに!!
1億円あったら幸せになのに!
子どもいたら幸せなのに!!
子供が定型だったら幸せなのに!!
(結婚したら不幸になった!!)
(1億円あったら不幸になった)
(子どもいたら不幸になった)
この思考に通じてきます。
つまり、結婚してもしなくてもその人は「ずっと不幸な世界観」なのです。
一瞬だけ、幸せ感は上がりますよ?
結婚した数か月~2年くらいと、子どもが生まれたときだけ。
でもすぐに不幸になります。
なぜならば「これが足りない、あれも足りない」という視点で人や自分や世界を見ているから。
ない・・ないないない!!!
こういう視点・思考なんです。
無いものなんて、いくらでも数えることができるんですよ。
終わりがないのです。
足りない無間地獄なんです。
これってがめついんですよ?
だって「あるもので、満足していない」んだから。
もっとこれが欲しい!!
もっとこうだったらきっと幸せ!!
もっとあれがあったら!!
もっとこうだったら!!
ね?自分や他人にも失礼でしょう?
「私なんてあれもできないし・・・これもできないダメな女なんです」
👆これってがめつい思考なんですよ?
よく考えてみてください。
謙虚でもなんでもないですよ。
この言葉を言った女性が、年収1000万円の彼氏と一戸建ての家を持っていて、子供は有名進学校に通っていたら?
わかりやすいように「客観的に不満がなさそうな設定」にしています。
でも、彼女の中では不満なんです。
なぜならば「足りないと思ってる」からです。
年収300万円からみたら「は?足りてるじゃん!!幸せを感じてないなんて贅沢!!」って思いますよね?
でも贅沢ではないのですね。
実際に、客観的にも1000万円だと、そんなにすごい暮らしは全然できません。
300万円の暮らしをしている人の3倍の値段のものしか買えないんですよ?
1000円のコスメだったら、せいぜい3000円のコスメにグレードアップしたら、300万円の人がコスメ1000円使っているのと同じ速度で、美容代は無くなりますね。
そもそも住居費などで生活水準が少しあげたくなるのが人間です。
海外旅行なんていったらすぐになくなります。
美容クリニックに定期的に通ったりしたら10万円なんてすぐでしょう?
塾代だってかかりますよね?
だからその人の中では「足りない」のです。
つまり年収200万円だろうが、600万円だろうが、1000万円だろうが、抱えている不満はみんな同じなんですよ。
そのレベルになったら、そのレベルの悩みが出てくるの。
これは絶対です。
なぜなばら、人間の欲望は限りがないから。
命の危険がなくなったら、その上の欲望が出てくるの。
だから、ないものを求めるのは「無限の苦しみ」で生きているだけなのです。
だから「年収があがったら幸福になれるはず」「定型になったら幸福になれたのに」は幻想なのです。
定型になったら、そういう人はまた「定型の子のできないところ、不満なところ」が出てくるから。
年収1000万円になったら幸せだろうな~って思っている人は
年収1000万円になったら「年収1000万円ではできないこと」に不満を持って、ああ~不幸だ~
足りない・・足りない足りない・・・・
って飢えてるのね!!
いつまでも満ちない世界。
じゃあ、1000万円じゃ現実問題、幸せになれないのか?っていうと
なれるんですよ!(笑)
でも、そういう人って年収300万円でも幸せ~♡
私って豊かだわ~って思える人なのです。
これもできる、あれもできる!あるんだ~♡
ある。これもある~♡は~幸せ~ってなるからですね。
ないない足りない・・・の逆です。
つまり、定型になったら幸せになれる人は
障害の子を持っていても幸せを見つけられる人なのです。
ある人は、「30万円のお給料の中でできることを探す」そして「それに満足する」
だから幸せなの。
決められたものの中で、しっかりと「あるもの」を見ているのです。
「じゃあ、年収200万のひとはその中で満足して生きろっていうの?それ以上の幸福を求めちゃいけないの?年収100万のひとは極貧で満足して一生を終えろと?」
違う違う、違うんです!!なっていいの!!
いくらでも年収1000万円でも1億円でも、なんだって可能性を信じていいんです!!
選択肢は多いほうがいいでしょう?
思考や視点・感じ方の使い方が違っているの!!
ある人は、「30万円のお給料の中でできることを探す」そして「それに満足する」
だから幸せなの。
決められたものの中で、しっかりと「あるもの」を見ているのです。
この文章をもっかい見てみて!!
この「決められた枠」を広げていく感覚なんですね。
だから、30万円の中で一生満足してればいいなんてひどい!!
じゃなくて「あるもの(枠組みは30万円)」の中でできること・あるもの・を感じて満足するでしょ?
その次に、その「枠組みをグレードアップするぞ!!」って感じ。
ホテルも「やだやだ!スィートじゃなきゃやだ!!」って思っているよりも、今目の前にある空間を楽しんだらいい。
👆
こういう感覚です。
あなたの富のレベル(もっている感)があがれば、勝手に周囲からあがっていきます。
周囲が変わっていくんですよ。
自分は本質は変わってないのね。
自分はそのままでも十分満足だけど「あなたにはこっちが相応しいね」って周囲や周り・すべての自分以外のことが、勝手に変わっていくのです。
これってがめつくないですよね?
しっかりと「あるもの」を見れているから。
ないものが欲しい!!こんなのはイヤだ!!ってなってないのです。
ですから、貧乏なときから「あるものに満足できる人」だけが、年収1000万になっても幸せなんですね。
つまり、貧乏な時から幸せ~って人が、年収が上がっても幸せになれる人ですし
子どもがいないうちから「子どもいなくても別にこのままでも十分幸せだしな~♡」って思えてる人が
子どもを持っても幸せになれる人なのですね。
ですので「子どもさえいたら私の人生もっと幸せなのに」って感じだった人は、おそらくあまり幸せを感じにくいのです。
ちなみに私は「子供はいらない・・・うるさいし、わがままだし、非常識なところが嫌いだから、私に育てられるわけない」って思っていたんです。
でも、思っていたのと違っていました。
うるさいし、わがままだし、そもそも非常識だと思っていましたが
その通りでしたね(笑)
子どもに変な幻想もなかったので
それに思ったよりも、自分に1人の人間を育てる怖さがあったんですけど
こんな私でも親ってできるんだな~って思えたので・・・
子どもは新しい側面を見つけてくれたのですね。
【追記】
私、この「足りない思考」って日本の風習も関係してると思います。
だって「こんなにある~♡」っていうと「自慢かよ」って言うじゃないですか?
だから「これしかないんですよね・・」ってヘリ下って、自分下げ~、全然ないよ~できないよ~足りないよ~が美徳?
なところがあると思うんです。
だって女子の雑談って変なんです。
「私の子って本当にこれができなくて~あれができなくて~」って言い合って笑ってる。
変なコミュニケーション。
ある(できる)ことを嬉しがっていたら、「自慢かよ?」って思うわけね。(笑)
失恋した人の前では、お前も暗く不幸そうでいろよ?っていう変な連帯感。
死なばもろともみたいな?(笑)
へーーーんなの!!
だったら、私、一人でいい。(笑)
1人で子供のできること数える(笑)
人間関係、めんどくさいから。