こんにちは、ぴょんです。
ふと思ったんですけど。
障害の親になって、いろんな言葉を言われてきましたが「これだけは理解できない」というものがあります。
それは「障害児も健常児も子育ては大変だよ!!」という言葉です。
いや、知ってます。(笑)
これは正論なんです。
そうです、子育ては誰しも大変なんですよ、でもこれはですね。
障害のある側が言う言葉であって、健常児の親(あえて子の表現を書いています)が障害児の親にいうことではないんです。
一流大卒が「大卒なんてどこも同じだよ」というと謙遜になります。
しかし、Fラン大卒が「大卒なんてどこも同じだよ」というと相手のディスりになります。
自分のレベルに相手を下げようとしているんですね。
「親には感謝するものだよ!!」と親が子どもに言ってるのと同じくらい違和感があります。
これも親が「自分は感謝される存在だ」と言っているから、違和感があります。
言っていることは、どんなに正しくても、「いうべき立場ではない人」というのはいます。
「障害児も健常児も子育ての大変さは同じ!!変わらない」という意見。
これを言うのは決まって「健常児の親から障害児の親にむけて」です。
これは私はマウントだと思っています。
「いや、私のほうが大変!!」というマウントです。
健常児の親が障害児の親に「私のほうが大変」ってよく言えるなと思います。
繰り返しますが、これは障害児の親側が健常児の親に「どこも育児は大変だよね」と言うには構わないのです。
ガン患者に対して骨折した人が「病気している人はみんな大変だよ!!」って言います?
それと似てるんです。
大変さのレベルが圧倒的に違います。
やはり差別はいけないけど区別・分別はいります。
医者がトリアージするときに「みんな辛いのは一緒だから」とか言います?
本当に「子育てはみんな大変なのよ~」とか言ってる保健師さんとか、は?って思いますね。
どうしても、それだけは納得できません。
そんなの知ってるんですよ。
その中でレベルわけあるでしょう。
「若けりゃ女性はみんな結婚できるんだよ」と言っている人と同じくらい軽率だと思います。
つまり、大きくとらえすぎて、細かく複雑に捉えることができない人ね。
細かく複雑なレベル感を区別できないってことは、認知力が低いということ。
大変さのレベルが違うのは一目瞭然ですよね。