先日Zoomの勉強会に参加しました。
1度ではまとめきれないので、数回にわけてまとめます。
今回は2回目です。
皆さんは、このような悩みはありませんか?
「次の活動に切り替わってくれない・・・。」
「公園で帰るよって言ってるのに帰ってくれない」
「水遊びをやめてくれない。」
発達障害の子どもは「集中力」が強くて自分の興味のあることにはとても没頭しやすいため
お母さんや先生が声かけをしても次の活動に移りにくいことがあります。
その対策を勉強会でお話していたのでまとめようと思います。
【参考】音で切り替える方法の記事はこちら
発達障害の子どもは集中しすぎて次の活動に移りにくい
発達障害の子どもが集中しすぎるのは【興味関心が狭い】から?!
発達障害の子どもは自分の好きなことにはとても強い興味を持ちます。
集中力があるのはよいことなのですが、時には食べたり飲んだり寝たりするのも忘れて没頭してしまいがちです。
小さいお子さんの場合には、「その興味」が偏っていたり狭くて独特だったりすることもあります。
トイレの型番だったり、電話帳の数字だったり、感覚刺激を好む子どもの場合は水遊びに没頭することもあります。
特に関心の高い活動の場合、好きな活動から次の活動に離れられなくなったりすることもあります。
親としてはとても大変ですよね。
興味のないことには1ミリも集中できないこともあるのですが、集中しすぎるという両極端の集中力を持っています。
この「集中しすぎる」という状態を、専門的な用語では「注意の固着」というそうです。
発達障害の集中しすぎの対処方法
注意が固着する(集中しすぎる)ということは、次の活動に切り替わったりするのが苦手という形で現れてきます。
また、対象によってはこだわりになったり、気持ちの面での切り替えができなくてパニックになることもありま
す。
このような切り替えの苦手さは発達障害の育児の中で、ダントツの困りごとになっています。
発達障害の子どもの注目の外し方について、私が聞いたことをまとめます。👇
〇興味の薄いものからスケジュールを組む
〇切り替わるタイミングで楽しいことを入れる
〇子どもがよく知っていて馴染みのあるものを使って注目をはずす
(切り替える)
〇紙と鉛筆で切り替える
〇注目がはずしやすい環境と整える
このようにおっしゃっていました。
勉強会は浅く広くの概要だったので、具体的な方法まではまだ到達していません。
それでも、このような方法があるんだな~と知ることができました。
発達障害の集中しすぎは悪いことではない!
集中しすぎることはうまく生かせれば才能につながることも
(👆黒子のバスケより ゾーン)
先生は発達障害の子どもが集中しすぎてしまうことをこのようにおっしゃっていました。
「皆さんは想像できない、信じられないかもしれませんが
注目しちゃいけないんだ。
悪いことなんだと思ってしまう場合もあります。」
どうやら、お子さんや大人になった発達障害の方の中には「注目しすぎてしまう」(強い注意力)を悪いものだと思ってしまう方もいらっしゃるとのことでした。
しかし、K先生によると強い注意をよい方向に活かせば、才能となりえる強みだということでした。
注目してはいけないといわれると、私は「(表面的な)見ちゃいけない」みたいなイメージを私は持ってしまうのですが
(手のひらから見つつきゃー-!!みたいな。)
ああ、すみません、言葉がみつからず。
「目線がそらせない」という意味かと思ったのですが
そういうことではなくて、注意が強いという意味のようです。
まとめ
私も集中力が強いので
気づくと夜になっていたり
気づくと12月になっていたりします。
皆さんも、あっというまに今年が終わってしまうのだとしたら
ぼー-ぅと生きてる集中力が強すぎるせいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事がみなさまのお役に立てればうれしいです。