こんにちは。
よく「それだけ恵まれていたら感謝もできるよね~」という人がいらっしゃいます。
つまり裏を返すと
「こんなに恵まれていない私は、感謝できなくてしょうがないよね」ということになります。
しかし、恵まれていることと感謝力は相関しません。
あなたは、どんなときに「ありがたみ」って感じますか?
毎日、給食があるときですか?
多くの人は、「あって当然のものに感謝をできることは少ない」です。
意識して「これは当たり前じゃない」と思うことをしなければ
空気があって当然、食べ物があって当然、お金を親が持ってて私に20万円のお小遣いくれるのは当然となるからです。
だから、「お金を稼ぐことの大変さ」や重みというのは自身で実感させていくことが必要ですね。
つまり、「経済的に恵まれている人=それだけ稼いできたら旦那に感謝もできるわ!!(怒)」と言っている時点で
その人は「感謝を否定」しているんですね。
つまり「私の基準でわたしを喜ばせてくれたら、自動的に感謝してあげるよ?たぶんね」っていってるんです。
つまり上から目線の言葉なんですよね。
つまり感謝を受け身で考えているということです。
何ども申し上げますが、幸せや感謝は能動的に見つけないといけないものです。
見出すのです。
ですから、10万円稼ぐひとは、10万円の感謝があります。
そうじゃなきゃ、おかしいでしょう?
じゃあ、子どもが「ママ、おこづかいあげるね」って10円くれたら?
「はっ、これっぽっち?」っていいますか?
言わないでしょう。
ありがとう~っていいますよね?
なぜですか?
心を受け取っているからでしょう。
お金の大小で価値を決めていると、大事なものを見失います。
恵まれてれば、自然に感謝が起きるか?というとそうでもない。
だからこそ、恵まれていると思っている自分は、襟を正さなければならないのです。
(意識して感謝を探すということ)
なるべく意識して、相手のしてくれているところを探すのです。
何かしらしてくれていることはあるのですが、「感謝したら負け」だと思っているのだと思うのです。
これは毒親でもそうでして、「あんなにひどい想いをさせられたのだから、感謝したら」
「ひどい想いをされた自分を否定することになる」と思っています。
しかし、「ひどいことをした親」「それによって傷ついた事実」は別なのです。
それはそれでおいておいて、感謝することは、また別の次元なのです。
旦那に感謝できないのはなく、旦那なんかに感謝したくないって思っているだけなんですね。
なんでかというと「これしかない!足りない!!(なのに感謝なんてできるか!!)」って思っているからです。
満たされない!!ってことですね。
足るを知るから、次が目指せます。
【注意】いい点だけをみつけてそれを当てはめたり、帳消しにするのは違います。
暴力をふるったり、大切な扱いをされないのに「いい面があるから」といって、感謝し続けようと言ってるのではありません。