自閉症の育児方法

【寄り道】恵まれてるから感謝できるとは限らない。

2023年7月28日

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こんにちは。

 

よく「それだけ恵まれていたら感謝もできるよね~」という人がいらっしゃいます。

 

つまり裏を返すと

「こんなに恵まれていない私は、感謝できなくてしょうがないよね」ということになります。

 

 

しかし、恵まれていることと感謝力は相関しません。

 

あなたは、どんなときに「ありがたみ」って感じますか?

 

毎日、給食があるときですか?

 

多くの人は、「あって当然のものに感謝をできることは少ない」です。

 

意識して「これは当たり前じゃない」と思うことをしなければ

 

空気があって当然、食べ物があって当然、お金を親が持ってて私に20万円のお小遣いくれるのは当然となるからです。




だから、「お金を稼ぐことの大変さ」や重みというのは自身で実感させていくことが必要ですね。

 

つまり、「経済的に恵まれている人=それだけ稼いできたら旦那に感謝もできるわ!!(怒)」と言っている時点で

 

その人は「感謝を否定」しているんですね。

 

つまり「私の基準でわたしを喜ばせてくれたら、自動的に感謝してあげるよ?たぶんね」っていってるんです。

 

つまり上から目線の言葉なんですよね。

 

 

つまり感謝を受け身で考えているということです。

 

 

何ども申し上げますが、幸せや感謝は能動的に見つけないといけないものです。

 

見出すのです。

 

ですから、10万円稼ぐひとは、10万円の感謝があります。

 

そうじゃなきゃ、おかしいでしょう?

 

 

じゃあ、子どもが「ママ、おこづかいあげるね」って10円くれたら?

 

 

「はっ、これっぽっち?」っていいますか?

 

言わないでしょう。

 

ありがとう~っていいますよね?

 

なぜですか?

 

心を受け取っているからでしょう。

 

お金の大小で価値を決めていると、大事なものを見失います。

 

恵まれてれば、自然に感謝が起きるか?というとそうでもない。

だからこそ、恵まれていると思っている自分は、襟を正さなければならないのです。

(意識して感謝を探すということ)



なるべく意識して、相手のしてくれているところを探すのです。

何かしらしてくれていることはあるのですが、「感謝したら負け」だと思っているのだと思うのです。

これは毒親でもそうでして、「あんなにひどい想いをさせられたのだから、感謝したら」

「ひどい想いをされた自分を否定することになる」と思っています。

 

しかし、「ひどいことをした親」「それによって傷ついた事実」は別なのです。

 

それはそれでおいておいて、感謝することは、また別の次元なのです。

 

旦那に感謝できないのはなく、旦那なんかに感謝したくないって思っているだけなんですね。

 

なんでかというと「これしかない!足りない!!(なのに感謝なんてできるか!!)」って思っているからです。

 

満たされない!!ってことですね。

 

足るを知るから、次が目指せます。

 

【注意】いい点だけをみつけてそれを当てはめたり、帳消しにするのは違います。

暴力をふるったり、大切な扱いをされないのに「いい面があるから」といって、感謝し続けようと言ってるのではありません。

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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