こんにちは、ぴょんです。
ふと思ったのですが、「傷つきやすい人」っていますよね。
最近、Twitterしてたらそんなことがあったので思いついて分析しようと思います。
ちなみに、私ぴょんも、昔は今よりも傷つきやすくて攻撃性が高かったので、少しわかるような気がします。
私は、「私ってHSPだから過敏なんです~人の気持ちがわかりすぎるんです~」っていう人は苦手です。
私も、体調が悪かったときの症状を自己診断すれば「HSP]に100%あてはまります。
でもそれって神経症の症状ともかぶります。
ですから「HSP]を否定するわけではないですが、「HSPだから~」って隠れ蓑にしていたら、いつまでも自分とむきあわなくなる危険性があります。
なぜならば、人は「欠点っぽい特徴」をしっかりと自分自身で受け入れる前に「それって特別なんだよ~♡」って言ってくれる都合のいい形があったら、そっちを信じたくなるから。
特別な人なんていません。
この言葉は危険なので、障害をお持ちの親御さんんは不用意に使わないでください。
特別支援なんて言葉もやめたらいい。
自己愛がかなり歪んだら、破滅に向かうことすらある言葉です。
でですね。
そのHSP様症状は、神経症が治ってきたら出なくなりました。
神経症的傾向が改善されてきた気がするな~って自分で自覚できるようになったころ。
慈恵医大の先生からも「あなたの今の状態は自立支援も要らない」くらいよくなったと言われて、外側の人も気づくようになって更新も終了しました。
変化は外側からではなくて、内側スタートなので、外の人が「やばそう」と気づいているときはかなり遅いです。
さて、メンタルがよくないときと、メンタルダウンしているときの「自分のとらえ方の違い」が全然違うんです。
「傷つきすい人の理由」は以下のとおりです。
- 思考が極端
- 不安が強い
- 「人間ってこういうもの」という人間像が攻撃的だから
- 社会(世界観)が歪んでる
- 支配欲が強い
- 自分は特別という意識
上から順に認知は浅いです。
つまり、下のほうにいくほど「自覚しにくい」無意識の領域に近いです。
上のほうほど、本人も自覚しやすい。
自分は特別という意識は、無意識領域なので、かなり直すのが難しいです。
これがセルフイメージと結びつくと、けっこうまずいので、自閉症の子に「あなたは特別なんだよ」といってたとしたら即刻やめてください。
この「特別意識」によって「自分は傷つきやすいんだ」ということを無意識に利用しようすると、かなりやばいパーソナリティになります。
HSPの診断はそれを助長するんですね。
「他の人とは違うんだ(アスペルガー)」ということを、変な方向で解釈するとそうなりやすくなります。
このへんは「自己愛」と関係してくるので、本当に慎重にならないといけません。
理想の自己像とういのが誰しもあるのですが、そのへんの領域になってきます。
私の場合、「ネガティブなことを他者に感じてはよくない」みたいな縛り(制限=べきである、~しなければならない)で無意識に固められていました。
「あいつムカつく!!くそジジイ!!いっぺん事故って○ね!!」という言葉があるとしますね。
こういう感情を他人に持ってはいけないと思い込んでいたんです。
「他人にはいい感情だけを向けよう」。
すると、どうなると思いますか?
私も人間なので、ネガティブな感情があります。
必ずあります。
人間関係で嫌な気持ちになったとき、それを許可できない。
それを見ないように「自分の中で許してない」ということは「自分のマイナスの感情を否認して蓋をしている」状態なのです。
自分の「よい感情の部分しか見ない」ということです。
私はこのブログで必ず「影と光のまんなかに立て」といっています。
外に出て、光のあたる場所にいって「自分の光」だけをみるのではない。
(ネガティブを禁止する=影を認識できない)
影のあたる部分にいったら、自分は真っ暗になる。周囲もね。
そして、光があたっている場所にいる人を「うらやむ」のです。
どちらも健全ではないのです。
自己の光も影も見れるのが、健全な自己像ですよ。
ですから「特別だよ」はかなりヤバイ言葉です。
「みんなとは違う」ことだけを「優越感」とともに教えることになる。
子が言語理解強いなら気を付けて。