こんにちは、高機能自閉症の子どもを
育てているぴょんたろうです。
このような悩みはありませんか?
うちの子、幼稚園に通いだしてから
乱暴な言葉や下品な言葉を言うようになって困ってるの。
これってやめさせるべき?
やめさせるには、どんな方法をしたらいいの?
このような悩みに答えていきます。
今回の参考書籍は以下です👇
【結論】汚い言葉は無視しましょう
子どもが汚い乱暴な言葉を使う理由【周りの反応が面白いから】
発達障害の子どもが、乱暴な言葉や下品な言葉を使うのは、「周りの反応が面白い」というのが、圧倒的に多い理由です。
他の理由としては以下の理由が考えられます。👇
・汚い言葉を言うことで周りの反応を楽しんでいる
・イライラしたときの発散のため
発達障害でなくても、小さい子供は「押すと音が鳴ったり光るおもちゃ」が大好きですよね。
それは、ボタンを押したら反応があるからです。
電池が切れてしまって、音もならない。
光ったりもしないおもちゃがあったら、しばらく押し続けたあと、子どもはボタンを押すことをやめるでしょう。
なぜならば、「自分の働きかけで何も起きない」のでつまらないからです。
これをABAでは消去学習といいます。
長くなるので、その説明は今回はしません。
【対処法】発達障害の子どもの暴言や汚い言葉は「何も反応しない」
発達障害の子どもが、汚い言葉を使ってもあなた何も反応しないようにしましょう。
反応をしないということは、あなたが顔をしかめたり、表情をこわばらせたり、汚い言葉を使った子供の顔をびっくりして思わず見てしまうことなどを「しない」ということです。
無反応や聞こえないフリをしましょう。
そのうち、言わなくなります。
汚い言葉がイライラの発散の目的なら、周りが無視しても言い続けるかもしれません
イライラする気持ちを汚い言葉にして発散している場合も放っておく
これは本に書いてあることではないのですが、息子の療育の先生に「暴言が困る」という相談をしたことがあります。
筆者の息子はゲームでイライラすると、暴言を吐くのです。
しかし、療育の先生によると、対処法は「言わせておいていい」ということでした。
家で暴言をいうことに、問題はありません。
なぜならば、一人暮らしだった(と仮定した)
ら、誰にも迷惑をかけないからです。
イライラしたとき、誰かに気持ちを聞いてほしくて「愚痴」をいってしまったということがないでしょうか?
あるいは、予測できない不運な状況が起きたとき。
いきなり、あなたが、歩いていたらカラスが頭の上にフンを落として来たら。
カラス、この鳥くそっ!!ふざけんなっ!!
・・・・となるかもしれません。
それは、誰にでも起きる自然な感情なのです。
それを言うことで人は精神を安定させているのですから、かまわないのです。
私も、もし「イライラ」という怒りを押し殺せと言われたらきついです。
母親なんだから、イライラしてもニコニコして
だまっていなきゃいけないんだよ。
どうして愚痴を言ってばかりいるの!!
と叱られたら辛いです。
発達障害の汚い言葉を無視した次にするといいこと
放っておくのと同時に「暴言を聞いている人の感情」を教えていく
そうはいっても、放っておくだけでいいの?
そうですよね。
暴言ばっかり聞いていても、周りは辛いです😂💦
そして、言っている子どもも「やめさせなくていいのか」疑問ですね。
療育の先生がいうには
お母さんが「いやな気持ちだ」
ということは伝えていいですよ。
とのことでした。
つまり、発達障害の子どもの汚い言葉や暴言は放っておきつつ
その言葉をつかったら、お母さん、悲しいな。
その言葉はお母さん、嫌いだな。
みたいに、言葉で「どのように感じているのか?」お子さんに穏やかに伝えていきましょう。
だからといって、毎回、暴言のたびに「その言葉悲しい」というのではなく一度だけ真剣に伝えたら、あとは子どもが暴言を吐いても放っておきましょう。
息子の場合は、私があまり怒らないのですが、本人が自分から「クズ」はよくないので「うず」と言い換えていました・・・。
私は、どうしても「クズ」と聞くと、
「このクズがーーーっ!!」という言葉からDIOを連想してしまったり、「黒い妖怪ウォッチ」を思い出すので、むしろちょっと面白くなってしまうのです。
言葉にならない、怒りだけをぶつけた声にならな「かんしゃく」はいまだに耐えがたいですが・・・・言葉になっているだけいいのではないでしょうか。
言葉の成長の過程ととらえて、気長にゆったりと構えていきたいものですね。
まとめ
暴言を聞いていると、うちの子荒れてしまったのではないか?と心配になってしまうのが親ですよね。
ですが、そんなに心配したり怒ったりするとかえって過剰反応になってしまって逆効果です。
無視することと、穏やかに「その言葉を使っていると悲しいな」と伝えること。この2点です。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆さまの参考になれば嬉しいです。
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