自閉症の育児方法

【コラム】努力は成功の結果

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ぴょん
こんにちは、ぴょんです。

 

今日は、箸やすめとして「コラム」を用意しました。

今日のテーマは「努力は結果」です。

 

世間では、成功は努力の先にあるとか、成功したのは努力してきたからと言われています。

日本は努力信者が多いと思うのです。

 

でも、【いつまで続くの・・・?】負のスパイラルから抜け出す手順。【自閉症の育児】でも書いたのですが

 

「努力が結果に結びつく」のではなく

「結果が出たから努力できる」「結果出たから努力を肯定できる」んです。

 

結果が出なかったら「努力してもムダだった・・・」と思うというのはそういうことですよね。

 

例えば、あなたが、鉱山でダイヤモンド掘っているとしましょう。

 

毎日、毎日、5時間掘りました。

3か月目の朝。

 

とうとうダイヤモンドを掘り当てました。

 

あなたは思います。

「ここまで努力してきたからだ!!」

「努力のかいがあった」

 

しかし、映像で考えてみてください。

 

あなたの努力があったから(原因)ダイヤモンドが手に入った(結果)のでしょうか?

 

この鉱山にダイヤモンドが埋まってなかったら?

 

毎日、毎日、5時間掘っても、ダイヤモンドは出てきません。

あなたは思います。

「努力が足りないんだ!!もっと掘れば出るはず!!」

 

いいえ。

ダイヤモンドがある山を掘ることが「結果の原因」です。

 

努力したことは原因ではありません。

この関係をしっかりと認識していないと

 

自閉症の子どもに

 

「もっと頑張ればできる!!」「努力が足りない」

 

と無茶な励まし(それはそれはうっとうしいくらいの熱意で)をすることになります。

 

努力は物事がうまくいく原因ではないのです。

 

結果です。

 

なぜならば、努力は「ただのエネルギー」だからです。

 

成功するため(=ダイヤモンドが出た)に使ったエネルギーを盛りたいだけなのですね。

 

だから、ダイヤモンドが出たのは「努力した(掘り続けたから)」だといいたくなります。

 

何度も繰り返しますが、それは間違いです。

あなたの知らない隣の鉱山では、3日目に「ダイヤモンド」を掘り当てて暮らしている人がいます。

 

この人は、実は鉱山に火薬をしかけて、爆破して、ダイヤモンドを手に入れました。

使ったのは、人件費やお金だけ。

 

自分はそれほど採掘に汗のにじむような努力をしていません。

 

それを「努力したからこそ、ダイヤモンドを手に入れた」といえますか?

いえないでしょう。

 

それと時を同じくして、さらに隣の鉱山では

5時間掘り続けること、567日目の人がいます。

 

この人も「いつかダイヤモンドが出る」と思って掘り続けています。

 

その鉱山はダイヤの山ではないので、出ないのです。

 

つまり、物事をはじめるときに、まず考えるべきは「正しいやり方」「最速で結果を出す方法」です。

 

「まずはやってみよう」ではないのです。

(それも必要ですけど)

 

間違ったやり方をするくらいなら、やらないほうがマシです。

基本的には、この世は運が7割くらいを占めています。

 

 

あなたが、今、ここにいるのは、偶然の産物でしかないわけです。

 

ちょっとでも、時間がずれたら?

出会ってない人もいますし、学校の先生や友達、会社に入ったのも運が大きいです。

 

私は高卒で大企業に運よく入社できましたが、それも運です。

私はその前に1社落ちていますし、もしその落ちた1社に受かっていたら、その企業に入ってないからです。

 

すべて何かの歯車が違っていても、あなたはここにいないのですね。

特に、人と人の縁というのは、特に自分の努力ではどうにもなりません。

 

(多少は努力できます。)

 

ですから、頑張るぞ!!というのは、「無力感の元」を生むだけであって

 

正しい方法が必須なのです。

 

ですから、とにかく自閉症の支援を形から入ってもいいのですが、

その際は必ず「自分のやり方が結果に結びついてるか?」の確認を必ずしてください。

 

これは、すべての物事において本当に大事でして

 

人生が上手くいかない人の多くは「量=成功できる」という視点しか持ち合わせていないことがあります。

 

量≒繰り返し、再現性です。

 

数学の問題を思い出してみたらわかります。

 

この世の中は数学だと思ってみてください。

間違った解法では、100問といても100問の間違った答え(結果)が生み出されるだけです。

 

そこで「こんなに努力したのになんで・・・・」となっているだけなのです。

 

この世に努力という言葉は存在しないと思ってください。

 

「(ある程度の)正しいやり方」×「行動量」=成果です。

 

正しいやり方って、あとからわかるので正直なところ難しいところもあります。

 

(でも、その道を先に歩んでいる人に聞いてみてください。これで確率がかなり高まります)

 

さらに、「ん?いけるかも」って正しいやりかたにあとから気づいても、偶然ということもあるので

 

 

私は「2,3回やって」同じ結果を得られそうだったら、つまり再現性があったら

「このやり方でよかったんだ!!」ってなります。

 

たぶん、このやり方でよかったんだ!という思考錯誤を「努力」=頑張ったなと言っている人も成功者の中には多いのかもしれません。

しかし、成功する要因って、たぶんですが7割が運、2割が方法論、0.9割が努力、0.1%が才能だと思います。

 

ぴょん
これを「99%の努力と1%の才能」とかいってしまうと、詰みます。 なんか本のタイトルでありそうですよね。

 

99%の行動ならわかりますけど。

 

これをしないと、再現できないので、ムリゲーになるからです。

私は努力という言葉が嫌いです。

 

だって、そもそも全員、努力はしているからですね。

 

もっと息をしろ!って言われても、あなたは必至で息を吸わなければならなくなります。

 

吸っているよ!!どうして努力しているように見えないの?ってことです。

 

つまるところ「努力」は目に見えるものではなくてエネルギーなんだから「エネルギーが足りない」とか「もっとエネルギーをかければ」なんて。

 

ナンセンスなのですよ(笑)

 

いかに努力しないで(エネルギーを使わずに)最大の成果があがるか?を考えた方が得です。

 

 

 

 

 

まとめ

  • 努力は成功する原因ではない
  • 努力は「成功したとき」の副産物・結果である
  • 結果を出そうとするのが大事

 

ランキング参加していますヽ(^。^)ノ

  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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