こんにちは、ぴょんです。
親になって、必要なものといえば子どもを「導く力」です。
私は、導く力が低いため、この導くという概念をずっと独自で分析していました。
そこでわかったのは
「導く」とは、「こうするといいよ」「(みんな)ついてきて!!」ではないということ。
なぜかというと、これは導きではないのです。
ドラえもんの「みちびきエンジェル」のせいで
余計なイメージがついてしまっている人も多いと思います。
これしろ、あれしろ、といってみちびいてくれる人形です。
これは「導き」ではないのです。
逆なのです。
「こうしたらいいよ!!」「みんな(オレ・私)についてきて!!」の反対なのです。
「こうすればいいのか!!」「(この人に)ついていきたい」と相手に思わせるということです。
そのとき、他人を導きたいからといって、相手にフォーカシングしがちですが、
これも逆です。
自分にフォーカシングします。
つまり、指導力とは、相手を動かそうと指導するのではなくて「自分にベクトルを向けて行う」ということになります。
(たぶん)
何を行うの?と疑問に思うかもしれません。
それは「こうすればいいのか!!」「この人についていきたい」を自分の内側にむけてすればいいのです。
つまり「こうすれば自分はうまくいくんだ!!!」という確信をもって、自分に情熱をむけるということです。
例えば、雑巾がけの指導をするときにですね・・・
雑巾がけの指導・・・?
自分で書いていて意味不明ですが、進めましょう。
「自分で使ったところはキレイにしましょう」
「5Sのために、職場は常にキレイにしましょう」
「キレイな職場は生産性があがるし、売り上げもあがるし、
従業員が生き生きとするんだ」と指導している人がいるとします。
それを聞くだけだと「ふーん」って思うだけです。
しかし、社員Aは見てしまったのです。
ちょっと早く来た朝。
その上司が、こっそりと、人知れず、朝起きて、職場の掃除をして満面の笑みをたたえているところを。
社員Bは見てしまったのです。
ちょっと遅くまで残業したあとに、こっそりと、お掃除をして生き生きしてる上司を。
どんだけキレイ好きなのだろう。。。。
そのとき、社員は知るのです。
「この人の言っていたことは本当だった」と。
自分が率先して体現してこそ、人はついてくるのです。
【追記】
「他者をついてこさせる」だけが導き力ではないです。
子どもの場合は、親が、前に立ちませんね。
つまり、子どもを歩かせることもあります。
自分が先に歩くこともあれば、後ろから見ている場合もあります。
この人の言っていたことは「本当だった」=口だけじゃなかった
言葉と行動が一致したとき、人は「この人は本物だ」と思うのです。
人は。
自分が本物と認めた人を、リーダーと認識するのです。
【追伸】
こっそりではなくて、どんどんやっていくといいです。
ドラマチックにするために、こっそりにしてるだけです。
しかし、自分で体現していることをアピールしようとしてはいけません。
わざわざ、アピールしなくても「その人にとってそれが自然なこと(当たり前)になったとき」
回りの人に伝わっていくはずです。
ここまではたぶん「感化」だと思いますね。
感化させるだけだと、弱いので、さらに相手に「芽生えた感情」を発奮させる力もありそうです。
その分析は、未だやってないのですが、巻き込み力などにつながっていくのかもしれません。
今度、書いたらリンクはります。