自閉症の育児方法

寝る前1分でSST【ルール】を理解できない発達障害の子供に効果的な本

2020年7月28日

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こんにちは、高機能自閉症の子供を育てている
ぴょんたろうです。

 

皆さんは、発達障害の子供に社会性、

―――つまり集団のルールに合わせたふるまいを教えるとき。

どうしていますか?

発達障害では社会性の質的障害があります。

 

考える人
考える人

SSTを教える?

はい、正解です。

でも、筆者はSSTST(ソーシャルスキルトレーニング)が発達障害に効果的だといわれてても

なかなかできませんでした。
(;´Д`)

 

理由は以下です。👇

・絵がかけない。
・面倒くさい。

シンプルな理由です。

だって・・・まあ、いいです、本文でたっぷりのたまいます。

筆者は「絵が描けないし面倒くさい」という理由でSSTをろくすっぽしていません。

 

食指が動かない。

皆さんやってます?

やってたらすごいと思います。

さて、今回は「発達障害の療育(SST)をやってみたいけど難しすぎるというか、やるためのハードル高すぎそんな時間と手間とエネルギー残ってないわ 💦」と思っている方に読んでもらいたい記事です。

 

 

 

https://pyon-tarou.com/2019/11/18/hattatusyougai-rule-osieru/

発達障害では社会のルールを理解できないことがある

そもそもSSTってなあに?

広汎性発達障害の子供は、脳の処理の違いによって定型発達とは違う物事のとらえ方をします。

それによって、例えば社会的な場面(例:学校)でも特異な行動に出ることがあります。

SSTの対象は「うえの絵のような行動の子供です」

学校での正しいふるまい(社会的な行動)がとれないということだね

かんしゃくやパニックは「社会的なふるまい」とは関係ないので書かれていません。

✅怒られても笑っている
✅あいさつができない
✅座っていられず授業を受けれない
✅友達とうまく関われない
✅自分の意見が言えない
✅コミュニケーションがうまくとれない

こんな感じの行動を「社会的に適切な行動とはなにか?」を教えるのがSSTです。

教材にはこのようなものがあります。👇


単純に思うんですけど、教材だけでも高いし・・・指導の方法はそれはそれで本が出ていますが・・・。

実は実際にやってみたけど家ではできなかった

一応、買って持ってはいます。

(自分の持っている本を撮影して載せるのは著作権にひっかかるらしいので注文履歴です。👇)

でも、できませんでした。

なぜかというと理由は以下です。

・先生が授業するみたいに子供に接しなくてはならない
・子供にSSTを教えようとしても、子ども側がやってくれない

状況の絵カードを見せるだけではだめなんです。

道徳の授業みたいな感じで親が先生をやらなきゃいけなくて・・・💦

SSTの進め方を読んだところ、先生みたいにまず

 

この絵はどんな絵ですか?説明してくださぁい

(最初は絵の意味を答えさせるところから。)

子供が黙っていた場合は、絵の意味を促す言葉かけをするんです。

 

おやあ?この(絵の)子どもはデブにデブといって何が悪いんだって言っているね。

太っていることは本当のことだけど、すぐには治せないよね?
人にはいろんな特徴があるよね。

 

肌が黒い、背が高い・低い。顔が大きい・・・

自分ではどうにもならないことを言われると、嫌な気分になったりすることがあるんだよ。

嫌な気分にされた相手のことを人は嫌いになるものだから、本当のこといっただけで言われた子は傷ついて学校も嫌になっちゃうこともあるんだよ。

 

だから体の特徴について本当のことでも言ってはいけないルールがあるんだよ。

 

・・・みたいな感じで進めるのですが、

家でこれをやろうとするとどうなると思いますか?

 

子供、ガチ無視ですよ。
(;´・ω・)

そもそも話がきけなかったり、関心を示さなかったりする子供なのですから、SSTに取り組もうとしなくて当たり前なのです。

親がちょっとこれやろうといって、素直にその場にきてくれてやってくれるわけがありませんでした・・・

スケジュールにいれてみたり、ご褒美で取り組ませようとしてみましたが、無理でした。

当時、数万円のソーシャルスキルカードセット(全部そろえると)を買わなくて本当に良かったと思います。

【ルール】を理解できない発達障害の子供に効果的な本

代わりになる本を探した

そこで筆者は考えてみました。

当時、やっていたこどもちゃれんじの「お話や絵本」は読んでくれるんです。

子どもちゃれんじじゃなくても、寝る前に習慣になっている読みきかせは嫌がらずにむしろ何冊も読まされるのです。

 

驚いた人

寝る前に絵本でルールを教えられる本を探すか・・・

そこでたどり着いたのが、みんなのためのルールブックです。

 

✅世の中の当たり前のルールを見開き1ページにつき1つ教えてくれる本
✅かわいいシンプルなイラストが全面にあるので見やすい
✅なぜそのルールが大切なのか?の理由も書いてある

例えば1ページだけ引用してみます。

雰囲気が伝わると思いますので。

ルール29 食べ物を欲張ってとらない。

食べ物をすすめられたとき、自分だけたくさん取ってはいけない。

●お腹がすいているのはきみだけではない。

 小さいほうを選んだり、少なめにとる方が礼儀正しい。

 きみが欲ばったせいでほかの人のぶんがたりなくなったら、その人たちの失礼だからだ。

(みんなのためのルールブックより引用)

このような文章とそのルールのかわいいイラストがかれています。

意外と「はっ」と言われないで「量をとりすぎない」のは、普通にやっているマナーやルールですよね。
(^o^)/


でも、ルールとして教えようと思ってわざわざ教えましたか?

このようなそういわれたらそうだな。という当たり前だけどとても大切なことが50個も覚えられます。

親の私が読んでも「ああ、このような丁寧に生きたいな」と背筋が伸びます。

療育の先生ももってらしたので、もしかしたら発達障害の子供に人気の本なのかもです。

今日はこのページ(ルール)を読んであげようかなと好きなところからでOKです。

先ほど引用の文章ならば寝る前の1分でSSTのルールを読み聞かせられます。

(*^。^*)

イラストが可愛いので小さい時期から使えると思います。

【ルール】を理解できない発達障害の子供に効果的な本

今回は、SSTが家ではうまくできなかった体験談とその代わりになりそうな本を紹介しました。

よかったらぜひどうぞ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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