自閉症の接し方

【最低限これだけ】自閉症の子ども育児方法のコツ4つ解説します

2022年6月22日

悩む人
「自閉症の育児ってどうやって子どもに接したらいいのかわからない・・・。」

 

私も最初はまったくわからず失敗してきました。

 

自閉症の子育ては、女性が得意とする「寄り添う・共感」がまったく効きにくいので、育児書や保健師さんからのアドバイス通りに子育てをしてしまうとても大変です。

 

私は、自閉症と診断される前、自分の中で「この子は発達障害だろうな」と思っていました、

 

そのため息子に「〇〇しません」などの毅然とした敬語で接していたんです。

 

そうしましたら、保健師さんに「母親じゃないみたい」「普通の母親ってそんな冷たい口調しないよ?ですます口調で大人に話しかけるみたい。子どもに話しかける口調じゃないよね」と嫌味言われました。

 

保健師さんって、心理士さんもそうですけどやたら「感情が大事!子供の気持ちが大事!」というスタンスの人がいます。

 

でも、そういう母性を使った育児をしても自閉症には効果がないのです。

 

 

【参考】発達障害への接し方きほんのき【できることからはじめよう!!】

 

 

 

こだわりの対応は下記の記事を参照ください。

【自閉症】こだわりへの対応ってどうすればいい?解説します

 

 

発達障害の子供を育てるときの4つのルール【簡単】

ルール①指示を与えるときは子供の「注意・関心」をこちらに向けてから

自閉症の子どもに限らず、子どもは何かに夢中になっていると大人の指示の言葉をきいていないことがあります。

自閉症では、その傾向はとても強くなります。

 

興味・関心がとてもせまい特性があるからです。

ADHDなら過集中で聞こえてないということもあります。

 

ですから、「〇〇ちゃん」と親が話しかけたりしても、まったくこちらに関心を示さないことがあります。

 

さらに、自閉症の子は視野がとてもせまいということもあります。

ぴょん
親がびっくりするような細かいところに注意がむいていたりします。

 

定型発達の場合、その空間に人がいると「モノより人の存在」に自然に注意・関心がむくようになっているのですが、自閉症ではモノに注目しやすいために、あまり周りの存在に気づきにくいのです。

 

自閉症の注意をむけるためにすること

自閉症の子どもに話しかけるときは、子どもの注目をこちらに引き寄せる必要があるのです。

 

これをしっかりと頭にいれておきましょう。

どうしても「話しかけたら」他者が自分のほうに注目するというのは私たちには当たりまえなので、以外と気づきません。

ココがダメ

・聞こえないからといって遠くから大きい声で指示を出し続ける
・興味や関心をまったく無視する

 

 

ココがおすすめ

子どもの目の前にいって視界に入る
・関心のあるものを手にもって「〇〇くん・ちゃん」と呼び掛けてみる

ルール②具体的で短い言葉で話しかける・同じフレーズを使う

自閉症の子供を育てるとき、言葉数は少なく具体的にします。

たくさん話しかけてしまうと言葉を最後まで覚えていることが難しかったり、言葉の音の一部分しか注目していなかったりするからです。

 

母親というのは男性よりも言語能力が優れているために、指示をする時もできごとを全部言ってしまう癖があると思います。

ぴょん
「着替えたら、歯磨きして・・そのあとは〇〇して△△してそれから・・・」

 

と言ってしまうと、自閉症の子どもは覚えておくことができません。

 

さらに言葉や指示の表現は一貫性を持たせるといいようです。

 

これは発達障害の専門家であるK先生の勉強会で教えてもらったのですが

 

K先生
(名前でもなんでも)同じ呼び方、指示を出すときもなるべく同じフレーズを使うと子供は安心するんですよ。

だからわかりやすいのでしょうね。

と言っていました。

 

(小西行郎著、赤ちゃんのしぐさBOOK、P202より引用)

↑この本は発達障害の本ではありませんが、こんな感じなのだと思います。

 

ココがダメ

毎回、呼び方や表現を変える
・「あっち、それ、これやっといて」など具体的ではない
・指示を1つ以上出す、簡潔でない

 

ココがおすすめ

・指示の出し方を毎回統一する(抑揚・表現の方法など)
・指示は具体的にする
・指示は短く簡潔にする

 

ルール③本人の理解にあわせて絵なども一緒に

自閉症の育児では、言葉と一緒に本人の理解にあった絵・写真・具体物なども一緒に提示するとよりわかりやすいです。

 

筆者の息子は、書くのが苦手なのか文字で自分で書くのは苦手なようでしたので、絵のスケジュールにしたらそこそこ使いやすくなりました。

 

詳しくは、別の記事を参照ください。

自閉症の支援は視覚的手がかりを使い分けよう

 


支援ツールがすぐに効果を発揮するには、子供自身のニーズに合致いている必要はありいますが、親は何度も言葉でいうわずらわしさを減らすメリットがあります。

用途にあわせて使用するのがオススメです。

ルール④否定形ではなく肯定で伝える

自閉症の子どもに伝えるときは、否定ではなく肯定で伝えます。

 

母親は「〇〇しちゃだめ」と叱ることはありますが代わりに「〇〇しようね」という言葉を伝えることを忘れがちです。

発達障害の子供は「〇〇しちゃだめ」と言われるとどうしたらいいのかわからず混乱しやすいのです。

 

これもK先生が、療育のわりと最初に私たち親に教えてくれたことの1つです。

なので、療育の基本だと思われます。

 

この記事では「グッド」と「bad」でまとめていると思います。

 

このときに「bad」だけだとわからないですよね。

このグッドな行動を示してあげると自閉症の子どもは「どうしたらいいのか?」理解できるようになります。

 

  • 行動だけではなく代わりに「いつならできる?」「どこならばできる?」も教える

 

行動だけではなく「代わりの時間」「代わりの場所」なども教えるといいのだそうです。

 

ぴょん

お菓子を変えないときは「今日はお菓子は買いません。

1月25日に買うことができます。」みたいな感じです。

いつなら、どこなら、何ならいいのか?ちゃんと教えないで否定・禁止の言葉ばかりで育児をしていても自閉症の子どもが「適切な行動を身に着けることは難しい」のです。

 

ココがダメ

「走っちゃだめ!」「お菓子は買わないってなんでわからないの?!」
  ではどうしたらいいのか子供は伝わらない

 

ココがポイント

・代わりの時間・場所・行動を絵などを使ってわかりやすく示す

まとめ

発達障害の子どもを育てるための4つのルールは

  • 「話しかけるときは関心のあるもので興味をこちらにむける」
  • 「具体的で簡潔に話す。表現は統一する」
  • 「視覚支援もあわせて使う」
  • 「否定形だけではなく肯定的に伝える」

 

です。

 

参考になれば幸いです。






  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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