【自閉症の療育】生活スキルを教えていくには手順を間違えたら効果なし?!

療育
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こんにちは。高機能自閉症の男の子を育てている
ぴょんたろうです。

 

発達障害の子供が「着替え・歯磨き・食事・お風呂・トイレ
・指示に従える・待てる」 ようになる道具ください。

 

世の中、すべてお金で解決!!
(^o^)/うえーい

・・・できればいいのですが、実際はそうもいきませんよね😅

自閉症の子供に生活スキルを教えていくこともお金ではできません。

 

 

 

その代わり「手間と時間」をかければできるようになる可能があります。

今回の記事を読むとわかることは以下の通り。👇

・発達障害の子供の生活スキルを教える手順がわかる
・子供ができることが増えれば子供の達成感や自己肯定感が高まる
・手間や時間がないぶん親もラクになる
 
 
それではよろしくお願いします。

発達障害じゃなくても教わったことがないものは【できなくて当たり前】

「女性というだけで家事ができる」前提の世の中って変だと思う

発達障害の人は特に当てはまると思うことがあります。

 

教わってないものはできない
という事実です。

なぜ結婚して「家事ができない」「女性なのに家事や片付け・料理ができない」と悩む人がいるのでしょうか?

それは、体系的なやり方を教わってきていないからできないのです。

 

「片付け方法」や「料理方法」を知らない場合、うまくできなくて当たり前なのです。

その場合、人は2種類にわかれます。

✅自力(自己流)でうまくできてしまう人
✅自力(自己流)でやってうまくできなくて落ち込む人
 
 
自己流でやってできる人のことを「料理ができる女性」「家事ができる女性」とみなしている社会があります。

本当にできるというのは、料理教室に通って基礎と実践をしている人のことです。

自己流(アレンジ)というのは、本来、プロがやるからサマになるのです。


筆者は習字や音楽を習っていました。

最初は基礎をやっていますが、そのうち曲のアレンジというものを教わります。

「曲を綺麗に再現できる(ひける)」ようになってはじめてアレンジ(崩す)が活きてきます。

習字の達人の崩れたようななんだかわからない芸術のような字は、基本の字を完璧に綺麗に書けるからこそバランスがとれているのです。

ですから「片付けも料理」も達人ではないし、習ってないので

「できなくて当たり前」なのです。

 
それなのに、「できない私は女性として失格なんだ」と落ち込む必要はないと思います。

 
 
発達障害の人は、教えてないことが勝手にできる(学ぶ)ことが難しいのだそうです。
 

生活スキルも動作と順番などを、根気強く教えていかなければ自動的にできるようにはならないと思います。

できないのはやる気がないから
うちの子は発達障害だからできるわけない
できないのは教えてないから
うちの子は発達障害だからやり方を工夫しよう
 

生活スキルを教えるには手順を間違えては効果がない

①まずは現状把握をしよう(教えたいものを選ぶ)

生活スキルの例は、以下のものがあります。👇

□食事
□着替え
□トイレ
□入浴
□買い物
□お出かけ
□料理
□片づけ
□危険管理
□お金の管理
□時間管理
□社会性
□衛生管理
 
上記はカテゴリになります。

1つのカテゴリの中でもたくさんの目標を考えることができます。

 
このあたりは、お子さんによって変わってくると思います。

ですので、自分の子供が苦手な部分を設定するといいと思います。

 
 
子供がどれができてどれができないか?
これからどれを教えていかなければならないか?
決めて(選んで)みましょう。
 

【筆者の失敗実体験】「していない=できない」とは限らない【選ぶときの注意点】

現状把握の筆者の失敗例を以下に書きます。👇

現状把握をするとき、親は現状で「あきらかにできていないこと」を勝手に決めてしまいます。

これが失敗でした。

現状把握するときは親目線で「できない」と決めるとよくないです。

必ず「子供に実際にできるかやってもらってからチェックするか、子ども本人に自己チェックしてもらってください。

理由は以下のとおり。

子どもの気持ちを尊重してないことになるからです。
驚いた人
 

あっ。ごはんのあとの片付けが

僕、できないことになってる!!(チェックがない)

ひどい!!僕、やらなきゃいけないなんて知らなかった!!
やればできるかもしれないのに、やる前から「できない子」っていった!!

 ムキ―――!!(ひどい!!)

 

 

 

どうしても私たち発達障害の子どもを育てている親は、子供はできなさそうなこと・あるいは教えることが困難だったりすこともあって、親が代わりにやってしまうことが多いのではないでしょうか。

子供がやらなくてもいい状況にしておいて、つまり「親がやってしまっている」のに「できてないよね」と言うのは、子供からしたら理不尽ですし矛盾です。

息子が怒ってくしゃくしゃにするのも当然です。😭💦

吹き出しのセリフは筆者の想像です。

実際は、私が教えようとして説明していただけで、息子は「紙を奪って破って捨てようとした」のです。

最初は

うちの子、教えようとしただけで反抗してくる。無理だ。

と思いました。

ですが、筆者は「なぜ息子があのような行動をしたのか?」考えていました。
(次の日の朝。)

そして、吹き出しの気持ちを仮説として謝ってみました。
(確認するためです)

 

〇〇。(息子の名前)

そうだよねえ。

やってもないのに勝手に片付け・・・「できてない」ことにしてあったら、腹がたつよねえ。

やってもないのにさ。

できるかもしれないのに。
勝手に決めつけないでよ!って思うよねえ。

・・・と話しかけてみました。

 

すると息子は

やっとわかったか。ばかたれーーー。

と言ったので、この仮説はあっていました。

(ノД`)・゜・。やれやれ

おなじみ(?)のK先生の療育では「感情の理解」(発信も含めて)の現状把握のとき。

怒ってる顔・悲しい顔を作ってみてください。

(実際にK先生の発言をきいたことはないので、想像でうさぎにしゃべってもらっています)

みたいなことをしたようでした。

つまり本人に「やってもらう」ことで本人も何ができないのか?自分のことを理解しやすくなるので、そのようにやればよかったです。

でも、私もやり方をフルパッケージで教わってるわけじゃないので、自己流になってしまいます。

(自己流はだめだよって記事なのに、すみません)

それでも、「これであっていますか?こうゆー考え方で進めてあってますか?」と聞いたときは、的確に答えてくれるのでありがたいです。

②生活スキルができない原因を発達障害の特性の中から検討をつける

次にすることは、子どもは「なぜできないのだろうか?」と原因の仮説をたてることです。

 

例えば「着替えができないので教えたいな」と思うとします。

そのとき、「どうやって教えるのか?」を実行する前にすることがあります。

 

考える人
考える人

「なぜできないのだろう?」

 

 
(繰り返しますが)原因の仮説をたてることです。
ここを省いてしまって、「教えようとすることは」問題解決において、無駄な努力を続けることになります。

 
 
 
原因ごとに「教えなければいけない内容も変わってくるから」です。
 
自閉症の子どもの主な「できない原因」は以下のどれかになります。

 
 
チェックしてみましょう。
 
(例)着替えがうまくいかないのは「なぜ?」
✔「指示が理解できていない」?(情報の受容の問題)
✔「指示は理解しているが、動作がうまくできない(不器用さ)」?
✔「こだわり」?(肌ざわりや色が嫌だ・いつもと同じがいい)
✔「やりたくない」?(動機付けの問題)
✔「やらないことでかまってほしい?(注目を得たい)」(誤学習)
 
着替えができないという背景の裏には、原因の違うことが隠されていたりするのです。
もちろん、どれか1つが原因ではなく複合的な原因もあります。

 
 
この5つのほかに療育の先生が教えてくれた有益な情報があります。

 
K先生
K先生

「自閉症の子どもはそれを自分の仕事である」と思っていなかったりすることがあるんですよ。

K先生
K先生

これは、親が着替えを手伝っていると「着替えは親がしてくれるものなんだ」と学習するからなんですよ。

 

考える人
考える人

小学校になっても「着替えをわざわざ親のところにもってきてバンザイ」したりするということか。

 

自閉症では、「いつもと同じ」が当たり前だと思うのが強いので、習慣化もしやすいのだと思われます。

 

 

 

筆者は先日、K先生の勉強会にいってきたあと、その話をききました。

 

 

そして、やる機会を与えたらできたのです。

今日からひとりでお風呂にはいります。

といっただけです。

正確には、準備などがあったのですが、丁寧に教えたらできました。

つまり、息子にはお風呂にひとりで入るスキルがあったということになります。

 

 
「できない子」って本当は「片づけられない人がいない」のと同様に、いないのではないでしょうか。
 
できない子にしている環境がないか?

③環境の設定や調整をする

 

教えたいスキルを原因の仮説を決めたあとにすることは、環境の設定や調整です。

✅気が散らないように目隠しをする
✅空間を仕切ってすることを明確化する
✅服であれば感覚過敏の出ない服を用意する
✅トイレが怖くて苦手であれば、好きなキャラクターを壁に貼ってみる
✅暗くて怖い場所の照明は明るくする
✅予告をしておく
 
などが「環境設定・調整」にあたります。
 

トイトレを思い出すとわかりやすいかと思います。

④実際にする行動を設定する


このあたりは専門家と一緒にききながらやっていったほうがいいと思います。

でもやはり保護者の協力なしでは外部からできることは限られているので、親も先生に丸投げは無理があると思います。

もっと日本全国の支援の体制が整わないかな~とは、筆者は密かに思っています。

 
指導段階では、親の対応の方法は専門家や関係機関と連携しよう

⑤指導段階での対応のスタンスとは

自閉症は子どもによって特性の出方が違っています。

また、子どものおかれている環境や状況も違います。

 

ですから、ステップ④では「状況に応じて専門家に相談しながら進める」「フィードバックをもらう」などが有効だと思います。

 

とはいえ、自閉症全体に言える対応の基本はあると思います。

✔目標設定はスモールステップで
✔目標行動(適切な行動)が起きやすくなるように環境設定を
✔子どもにあわせた手がかりなども一緒に
✔できた時の強化の方法を決めておく
 
 
 
対応方法の基本を確認しておこう。

まとめ

身辺自立は、身につけえば一生モノのスキルになると思います。

 

場所や人や環境などが変わったりして一時的にできなくなることがあっても、その時に使ったツールなどは場所や人の対応を同じにするよりもはるかに簡単に引き継ぐことができます。

ですので、面倒くさくてもつくっておくと何かと便利だと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

皆さまの参考になれば幸いです。

(^o^)/

 

 

 
 
 

 

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