自閉症

自閉症育児って優しくて真面目な人ほど地獄じゃない?

2020年9月16日

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こんにちは、ぴょんたろうです。

ブログの記事を書くために、今日も検索キーワードを探していました。

(Googleアドセンスでは、好きなことを書くのではなくて「検索キーワード」の答え(検索意図)や役立つことを書くのです。)

さて、こちらをご覧ください。👇

「自閉症 育児」のサジェストキーワードですね。

これが自閉症の育児に対するイメージ・本音ですよね。

ネガティブな言葉がずらっと並びます。

 

まるで私の検索履歴のようです。

以上。

…と言いたいのですが

私も年に300回くらい親にむいていないなあと思ったことがあるのですが、わりと減ってきました。

ですから、検索した人の気持ちはとてもよくわかります。

今では、年に3回くらい、つまり4か月に1回くらい「親にむいてない・もう無理」と思います。

劇的に減りました。

「親にむいてない・地獄だ」と1200回くらい思ってきたらへんで、私は「親にむいていないと感じてしまう原因」があることに気づきました。

結論からいいますと「真面目すぎるから」です。

スーパーや公共の場で辛くなってしまうのもそうです。

あなたが優しすぎて、真面目すぎるから外でのわが子の行動が辛いのです。

今回は筆者が辛い気持ちが減ってきたので、そのためにやった思考の変えかたを公開していきたいと思います。

自閉症を育てていると周りに迷惑をかけることが多くなる

真面目でモラルが強い常識人ほどわが子の行動が許せない

自閉症の育児で苦しんだことがある人ならばわかると思いますが、真面目でモラルが強い人ほど悩んでしまうのではないでしょうか?

筆者は、周りからは「お母さん、真面目すぎて頑張りぎてないか心配」と言われます。

これは保健センターの心理士さんや、色々な人などから決まって言われる言葉です。

自分では真面目だと思っていません。

それが普通だからです。

ですが、自分の基準が普通だと思っている人にはある致命的な弱点があります。

世間の基準=自分の価値感

こうなりやすいのです。

 

世間の常識VS自分の葛藤

 

ひと様に迷惑をかけてはいけないよ。
自分のことは自分でやりなさい。

自閉症のわが子が周りに迷惑をかけているのが事実だとしても、それが必ずしもいけないことであると周りは思っていないかもしれません。

 

迷惑をかけないで生きていくことなんて無理さ。

お互いに社会は持ちつ持たれつじゃないか。

迷惑をかけていることよりも、自閉症の子供を怒っていることを「迷惑だ」と思う人もいるかもしれません。

もちろん、びしっと親がその場で叱るべきだと思う人もいます。

そういう人は「なんで子供を叱らないのか?」と親に説教をしてくる人すらいます。

筆者も小児科で「僕どこの幼稚園?」ときかれて幼稚園の名前が言えないからといって泣くまでその場で子供に自分の名前を言わせる練習を診察そっちのけでやった医師に出会ってとても嫌な思いをしたことがあります。

(ノД`)・゜・。

(あとでクレームを入れました。)

そういう人に出会うと親は辛くなってしまいます。

✅社会や他人の期待に応えようとする真面目な人 (自分<他者)

このような考え方をしていると自閉症の育児は辛いものになってしまいます。

でもちょっと待って。

実は他者や周りの目を気にしている人は、「他者を気にしているようで本当は他者を気にしているのではない」のです。

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他者から「どう思われるか?」が気になる

社会が求める「親としてあるべき姿」を守ろうとすること自体はとても素敵なことです。

社会性があって真面目な人ほど、それを律義に守ろうとします。

ですが、それは「他者からの期待された親としての自分がどう思われるのか?」気にしているということなのです。

相手の気持ちではなくて、相手から見られる自分を気にしていだけです。

 

周りからの目・・・。

はい。

それは、「周りに気をつかっている」と見せかけて、実は自分のことしか考えてないんですよね。

「自分がこんな風(こんな親)に思われるのはいやだ!!」

ちくわを持っていながら「キミってちくわが好きなんだねえぇ」と思われたくないっていうことなのです。

 

 

「キミってちくわが好きなんだね」を「こんな風な親と思われたくない」に置き換えてみてください。

自分で自分のことを「ちくわを好きだと思っていると思われたくない」と思うわけです。

自意識過剰なのですね。

私が躾のできない母親だと思われたくない!
人に迷惑をかけて平気な親だと思われたくない!

人の目線を気にしていることは、「そのような目でみられたくない!!」という自分への縛りです。

お文具さん風にいうと、「頑張らな糸」で、ぐるぐる巻きにされているのです。

その糸は自分で自分を縛る糸なので自分しかほどけない

その根底にあるのは「こうしないといけない」「親はこうあるべき」「子供はこうあるべき」という常識・良識・社会通念・ルール・モラルなどです。

ちくわを持っているから「好きだと思われないか?」不安ならば

することは1つだけです。

ちくわなんて捨てちゃえばいいんだよ!

だって、それは自分が作り出した幻想のちくわなのです。

✅常識・良識・一般常識など

社会の常識は「親なんだから100%愛情をもって育てられるはず」「女性は家事が得意であるべき」「女性なんだからおしとやかでいるべき」「男性なんだから」・・・

などというように、「ある価値観」を押し付けてくるものです。

でも、世の中はそんなに簡単にくくれることはありません。

今どきの社会は多様性のある社会を目指していますよね。

「こうあるべき」というのは真面目な方が陥りやすい思考だと思います。

今すぐにあなたの中にある「常識・一般常識」を捨ててください。

そして、あなたを縛る糸から解放されてください。

【どうやって?】常識を捨てても常識のない親にはならない

常識や一般論を持ちたがるのは怖いから

考える人
考える人

でも常識や一般論を捨てるってなに?
好き勝手に迷惑をかけてもいいってこと?

それは違うのです。

常識や一般論・モラル・法律・規則・社会規範を守っているのは、あなたの中の「親の理想像」などが決めています。

その中には「他者の期待に応える」ということも入っています。

それは「失ってしまったらそれがなくなる」という恐怖からきています。

ちくわを毎日、抱きかかえて持っている人がいたら「ああちくわが好きなんだな」と周りの人は思いますよね。

でも、常に持ち歩いてなければ「ちくわを好きなこと」にならないのでしょうか?

あなたには大事にしている人やモノがありますか?

毎日、一緒にいなくても「大事に思っている」ということはありますよね。

遠距離恋愛中の人は、一緒にいないからといって「好きではない」ということにはなりません。

いつも仲良しで一緒にいるところを他人に見せないと「ああ、別れたのかな?」と思われたくない人は、仲良しアピールをします。

お金がないと思われたくない人は、インスタにきらびやかな生活をアップし続けます。

持ち歩くということは「失ってしまう自信のなさ」の現れです。

それなしでは自分は自分じゃいられないとおもっているのです。

つまり、常識や一般論を守るのが自分だと思っているのです。

 

大丈夫、一般論を捨ててもあなたはあなたのまま

本当に常識や一般論を捨ててしまうと自分は怖いのです。

ですが、前述したように持ち歩いていないけど「大事にしていること」はあります。

子供のしつけ・社会のルールや一般常識・いい母親

このような一般論をいったん捨ててください。

捨てなければ「新しい価値観」は入ってきません。

これは服を着替えることに似ています。

常識や周りの目という服を着たままでは、あなたの自閉症の育児はとても辛いものになってしまいます。

今はその服は脱いで、脇においておきましょう。

そして、自由な服を着ていいのです。

周りの人が決めた服を着なくてもいいのです。

自分で決めた服を着てみましょう。

それが、自分を縛る「頑張らな糸」を解くための方法です。

服のバリエーションが広がっただけですよね?

常識という名の服はちゃんとワードローブにあるのです。

大切なのは、1着だけしかない服で頑張ろうとしないことと自分で決めることです。

【体験談】自閉症育児って優しくて真面目な人ほど地獄じゃない?

自閉症の子供を育てていると、自分に向き合うということがで出てきます。

これはかなり親としては大変でして、正直、子供によって私はだいぶメンタルが強くなったと思います。

メンタルが強くなければやっていけないので、考え方や価値観を変えていくとったほうが正しいかもしれません。

そのおかげで、私は確実に人間として成長できています。(苦笑)

それだけは確かですね。

躾のできない子供や親を軽蔑していた独身時代の過去の自分は、未熟だったなと思うからです。

 

思えるようになったからといって自閉症がどうこうなるわけでもありません。

ですが、やっぱり自分がラクになる考え方をしていくのはとても大事だと思います。

辛い気持ちのままでは、人生は何も成功できないと思うからです。

明るい気持ちで頑張っている人のところに救いの手もチャンスもめぐってくるのではないでしょうか・・・?

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  • この記事を書いた人

ぴょん

はじめまして。ぴょんです。 中2自閉症男の子の母親。 支援や療育の記事だけを別のブログに引っ越しました。 サイトはこちら 発達障害の療育の勉強をしながら、自閉症の親として成長していく体験レビュー型ブログを目指しています。 そのほか、自閉症やADHDの子育てで気づいたことの情報発信もしています。 よろしくお願いします。

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