
こんにちは、ぴょんたろうです。
このような悩みはありませんか?

発達障害って先天性で治らないってきいたけど、いつ頃になったら私の子育ての大変さが落ち着くのかな・・・?
あるいは

うちの子どもは発達障害で落ち着きがないけど、落ち着いて過ごせる方法があったら知りたい。
今回はこのような悩みに答えます。
まず、筆者は子育て歴12年。小学6年生の発達障害の子どもの親です。
中学はこれからなのでわからないのですが、幼稚園から小学生のころの息子がどのようになっていったのかは答えることができます。
ですので、この記事は現在幼稚園や小学校低学年くらいのお子さんを育てている方には参考になると思っています。
*あくまでも一個人の体験談としてお読みください
本記事でわかることは以下のとおり。👇
・発達障害の子育てが不安定になった時期がわかる
・ではどうやったら発達障害の子供が落ち着いて日常生活を送れるか?わかる
発達障害が落ち着くのはいつごろ?
発達障害の子育てはずっと続きます
子育てが落ち着くとはいつのことでしょうか?
一般論としては、子どもが成人して子育てがひと段落するタイミングを子育てが落ち着いたというのではないかと思っています。
しかし、私たち発達障害の子供を育てている場合は話が変わってきます。
なぜならば定型発達のお子さんは、成人するにつれて自分で考え、体験から失敗を学び社会に出て、さらに挑戦と失敗を繰り返すうちに人生経験が磨かれていきます。
そのころには親の手も離れています。
ですが、発達障害では体験から失敗を学んで自分の行動を修正することが難しいです。
なぜならば、暗黙知や社会のルールといった常識的なことは、誰かにいちいち説明してもらわなくても定型発達では、「察していく」ことができるけれど発達障害では社会性の問題があるので自動的に学ぶことはないからです。
定型発達では、言われないことや目に見えないことも、相手の表情や態度の反応をみて「こういう風に発言したらまずいんだな」「今度からはこうしてみよう」と考えることができます。
ですが、発達障害では社会性の障害や想像力の障害があるために、自動的に学べないので「失敗」という相手の反応がまずかったときでも、怒られたことから学ぶという発想自体がないことも多いです。

なんで怒られるの?!わからない?(泣)なんで?!どうしたらいいの?!(怒)(泣)何をいってるのかわからないよー!!
☝こうなりがちです。
社会経験を積めば積むほど「自動的に学ぶ」ことはないのです。
ですので、よくある発達障害の子育ての誤解には、「集団にどんどんいれて新しい体験やお友達に慣らすことによって脳に刺激を与えて経験が増えて色々なことができるようになる」というものです。

なりませんからね。
これは、定型発達のお子さんに有効な考え方です。
なぜ個別かというと、発達障害の子どもは「発達障害だからこのような考え方・感じ方をしている」というのではないからです。
同じものごとをみても「一人一人独自のルールで解釈したりしていることがある」ため、一律で教えるルールにプラスして個人でどのように認知しているのかをきめ細かく知る必要もあるからです。
個人的に大変さが落ち着いてきたのは
小学校にあがって1年後くらいです。
小1の頃は、まだ登校の通学路で突然人の敷地の庭に入っていって車のライトをみたがったりしていました。

付き添い必死で追いかけっこ状態。
学校が学区外ということもあって、小1の足で歩くと30~40分かかっていましたね。
その時間、水たまりがあれば長靴をぬいで水遊びをはじめるし、まだまだ落ち着いて登校してるとは言えなかったです。
あと、うちの通学路では住宅街の中に小さい踏切を通るのですが、その線路に小石をおいたりしていました。
まだまだ注意転導があって、目を離せませんでした。
落ち着いたのは2年生からです。
1年生は誰でも幼稚園から学校という環境の変化が激しいのわけでして、親子はわりと大変な時期だと思います。
不安定になったのは4年生のころ
3年生の終わりから不安定でした。
不登校になったからです。
不登校になって不安定になったわけではなくて、不登校は「結果」だと思います。
ですので、色々です。
ここで「不登校のこと」を書くと長くなるので、いつなったのか?というのだけ書きました。
3年の壁とか4年生の壁という言葉があります。
筆者が相談した医療機関の医師が言うには、今は不登校の年齢は下がってきているそうです。
1年生、2年生でなるのは当たりまえだそうです。
発達障害の子どもが落ち着く毎日を過ごす方法は?
家を安心できる居場所にしてください
家を安心できる、つまり落ち着いていられる環境にしてください。
筆者の子供が不安定になったのは2つの理由が考えられると思っています。
②家で落ち着く(くつろぐ)ことができていなかった
①は別記事をお読みください。(長いので興味のある方だけ)
⇒【発達障害】子供の小さい頃と現在で変わったこと【体験談】
②は、筆者自体がそのころ、メンタルを崩してしまって、子供のことをあまりかまってあげられなかったことがあります。
ちなみに、

睡眠障害とパニック障害とうつ病の初期と、強迫性障害がいきなり併発してメンタルボロボロで子供に安心感をあげられなかったんだよね。
これはあくまでも筆者の経験則なのですが、母親が精神疾患を持っていると、子供がかなり不安定になりやすく、問題行動も出てきやすいし、パニックになりやすいと実感しています。
親がきちんと発達障害の子供のパニックやかんしゃくを受け止められないと、子供がますます不安定になるからです。
ですが、これはどっちが先か?という卵が先か鶏が先か問題でもあると思います。
このように負の連鎖になってしまうと、はっきりって地獄にまっさかさまです。
この時期が幼稚園などよりも数倍辛かったですね。
筆者は、このままじゃまずいと思ってパニック障害と認知行動療法の本を買いあさり、自分でスキーマ療法をしました。
つまり、子どものパニックやかんしゃくでヒステリックになっているうちは、親としても自分が振り回されていて未熟なので親が助けを必要としています。
そんな状態では、子育てしてる場合じゃないのでまずは自分のメンタルを優先していいと思います。

親が子供の行動に微動だにしない(振り回さない)のが一番だけどね。
発達障害が落ち着くのはいつごろ?
★発達障害の子どもが社会生活を落ち着いて過ごせるように社会の見えないルールを教えていく
★家庭を子供が安心できる落ちつく場所にする。
★母親のメンタルによって発達障害の子育てがうまく行くか行かないか決まる(その逆もあり)
★親が疲れているときはリフレッシュする時間をとる
発達障害の育児は心配がつきないのですが、将来のことを考えすぎてもしょうがないので、できることを淡々とやっていきましょう。
筆者もこれからも頑張ります。
(^o^)/
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