【自閉症】あなたの療育で改善されない理由【後編】

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発達障害
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ぴょん太郎

こんにちは、ぴょんたろうです。

高機能自閉症の子供を育てています。

今回は、療育がうまくいかない原因の後編を書きます。

前編はこちらをどうぞ。

 

基本的に筆者が思うのは、考えた支援が1回目でうまくいかないのがむしろ当たり前だということです。

 

もしうまくいったとしたら、あなたの療育のセンスが素晴らしいということです。

 

子供ができない、療育が効果がないのではなく、です。

 

その子供にあった支援というのは大前提なのですが、どうしても本人が使うのですから試してもらうということがあると思います。

 

1度試してはじめて「あっここはつまずくんだな」「これだと使いにくいな」という具体的な課題が見えてくるからです。

 

その課題を見つけるためのヒントが「原因」というわけです。

 

ですからうまくいかなくても問題ないのです。

 

考える人
考える人

逆に怖いのは「なぜうまくいったのか」わかってないで支援がうまくいってしまうことだよね。

 

そうなのです。

 

本当に子供にあった支援を考えられるならば「なぜそれではいけないのか」の理由すら説明できると思います。

 

つまり療育が簡単に成功するよりも「失敗する原因がわかっている」ことの方が、最強なのです。

 

ということで、今回もゴリゴリ書いていきます。

 

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療育がうまくいかない理由とは?【後編】

そもそも子供の調子が悪い日だった

 

調子が悪いときは誰にでもあります。

 

特に「注意力と集中力」は環境要因に簡単に左右されてしまいます。

 

少し寝不足だったり、疲れがたまっていたり、天気が悪く低気圧が近づいていたり、季節の節目だったり、感覚が過敏な日だったり、新しいできごとがあったり・・・

 

そのような状態では、なかなか作業に集中できないことと思います。

 

いつもできているからといって、その日のコンディションによっては全然できない・落ち着かないということもあり得るということを理解しておきましょう。

 

指示が簡潔ではない・多い・具体的ではない

 

指示を複数出したり、簡潔でなかったり課題をしているときに話しかけていたりしませんか。

これもうまくいかない原因になることがあります。

 

指示は短く、子供がわかりにくいようでしたら視覚的な手がかりも添えてやってみましょう。

課題の好子が効果的ではない

子どもの行動が増えるようなもの(活動も含)を好子といいます。

 

ご褒美のようなものですね。

 

療育のいちばん始めに「子供の好子になるものを探す」ことがいいと思います。

ここで注意しなければならないのは、大人や親が思う「これをしたら喜ぶだろう」というのは、好子ではないということです。

 

子供がその時に興味があることを探すのです。

 

・子供に自己決定してもらう(活動や好きなものを選んでもらう)
あらかじめ、子供自身にご褒美を選んでもらうこともとても効果的です。
課題も本人に選択してもらえば、よりコミットメントされて動機が高まると思います。

課題のはじめと終わりがよくわからない

 

自閉症は始まりと終わりの理解が難しいことがあります。

 

想像してみてください。

 

マラソンのあとにゴールテープがあったりするから、走るのが「終わり」だと私たちはわかるのです。

プリンを食べ始めるときですら、「(フォークの)スタート地点」がわからないで食べ始められないというお子さんもいるのです。

 

・何をどれくらいの量・どれくらいの時間やるのか?
・どうなったら「終わり」なのか?
予測性を高めることは、自閉症の子供にとってとても大事なことです。
目で見てわかるようにしてあげるといいと思います。
文字や写真・完成見本などを視覚的に提示して不安を減らしてあげましょう。

 

プロンプトがあってない・タイミングがあってない

子供に効果的なプロンプトになっているか確認してみましょう。

 

体に触れられるのが苦手な子供には身体プロンプトはしないようにする、など子供ひとりひとりによって効果的なものを採用してください。

 

また、プロンプトのタイミングによっては子供がプロンプトがないと行動しないようになってしまったり、遅すぎると失敗して子供自身が課題の実行を嫌になってしまうことも考えられます。

 

子供の達成具合を確認しながら慎重に進めましょう。

 

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まとめ

 

療育がうまくいかないと、「こんなに子育てに苦労しなくちゃいけないなんてそんな時間とれない!!」とすら思ってしまうことがあるかもしれません。

 

発達障害の子を持つ親は、「手間・時間・お金・精神的エネルギー」どれをとっても色々なリソースを子供に割かなければなりません。

 

そのためうまくいかないと「こんなに色々やったうえにうまくいかないなら療育なんて時間とエネルギーの無駄じゃん!!」と思ってしまう気持ちになりませんか。

筆者はそうはなったことがあります。

 

むしろ、診断がついた初期の頃、子供に効果的な療育ってどういうものか?知ったとき「とてもじゃないけどこんなことをしなきゃいけないんて無理!」と療育自体が身近ではなさすぎて、最初からできる気がしませんでした。

 

 

 

ですが、やらなければいつまでもゼロです。

 

効果がある療育のプログラムを子供一人にそってかんがえるのはとても難しいです。

ですが、もしそれが「子供に必要なもの」ならば迷わず親はやるでしょう。

 

視力が落ちたら眼鏡やコンタクトをします。

それと同じです。

自閉症の子供にとって支援やサポートは必要なものなのです。

 

 

「やってもやらなくてもいいよ」ではなくて、必要なものだと思っています。

それを不要だと決めて斬り捨ててしまう権利があるほど親は偉くないと思います。

 

 

 

だから、私は細々とやっています。(苦笑)

親としての自信のなさが、そうさせているのかもしれませんね。

 

そう思うと「自信がある」から必ずしも物事というのは遂行できるわけでもないのですね。

 

わかっていること、できていることは「しない(不要)」のと同じなのかもしれません。

できないからこそ必要なのですね。

 

さあ、あなたのお子さんにとって療育とはなんでしょうか?

 

 

 

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