【発達障害】受容ができない時「なぜ・どうしたら?」

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親の悩みコラム
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こんにちは、ぴょんたろうです。

高機能自閉症の息子を育てています。

 

あなたは、お子さんの診断がついて障害を受け入れられないということがありませんでしょうか。

 

障害を受け容れるということは、「定型発達であることをあきらめる」ということです。

あきらめるときいて何をイメージしますか?

 

我慢でしょうか。

 

自閉症の育児は「あきらめの連続」です。

 

筆者の中には経験でわかった以下の公式があります。

あきらめる=受け入れる
 
あきらめるとは「受け入れること」なのです。
 
あきらめる時、人は必ずセットであるものを持っています。
 
 
 
「期待や夢や願望・理想」です。
 
 
つまり「こうなったらいいな」「こうしたいな」という類の自分の欲望のようなものですね。
 
 
 
これが「あきらめる」時に必ずセットなのです。
 
 
育児で「こうしたい・こうなりたい・こうあってほしい」という親の願望や夢・期待が大きい親ほど「障害がある子供を受け入れることが難しい」ことになります。
 
心理学で「期待が毒」と言われるのはこれが理由です。
 
そもそも期待しないというのは、相手に期待することではなく「現状やあるがままの姿を受け容れること」を意味します。
 
 
 
筆者が自閉症の子育てで「あきらめてきたこと」(受け入れてきたこと)」その次には「現実を受け入れるにはどうしたらいいのか?」と公開したいと思います。
 
 
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【発達障害の育児】であきらめたこと【体験談】

①自分の大変さをわかってもらうこと

 

自閉症の育児は他と比べて大変なのは事実です。

 

ですが、それを周りや相手・社会など周りの人にわかってもらうことをあきらめました。

なぜかというと、「体験していないことは本当の意味で他者はわからなくて当たり前だから」です。

 

自閉症の大変さをわかってもらうことをあきらめるということは、「(自分の)大変さをわかってもらいたい」という願望があることを意味します。

 

ですが、人は誰かから「大変さをアピールされるのが嫌い」です。

 

そんなのまだいいじゃん!!うちなんてさー・・・

と言われたことってないでしょうか。

「私の方が大変!」(頑張ってる)と思いたい人もたくさんいます。

ですから、「大変さ」をわかってもらおうとすると大変なのです。

 

★骨折した人(自閉症の子供の親)が打撲の人(定型発達の子供の親)に
「骨折していて私は大変!!」アピールをしていたらどうでしょうか?
 

あれれ?
私の打撲(育児の大変さ)は大したことないってこと?

なんだか「骨折している私を労わってよ!」って言われているみたいで、嫌だな。

 

人は「比較」する生き物です。

 

自分が大変なのか?主観なのです。
「怪我の程度が軽かろうが重かろうが同じです。」どんなに軽くても大変な思いをしている人の育児を軽んじることはできません。

それは「定型の子供だから楽でしょ?」ということでもないと思います。
 

比較しなければいいのです。

 

「大変さ」を見せればその相手が「障害の親であろうが」「定型発達の親であろうが」相手に確実に気を遣わせてしまうのです。

 

考える人
考える人

え?同じ障害の親同士ならば「大変さ」で共感できるんじゃない?

 

できません。

 

人は基本的に比較する生き物です。

 

障害児の親という土俵の中で

 

「〇〇ちゃんは子供が〇〇だからいいよね。(楽だよね)」

「あの子の親よりはうちの子はマシかな」

 

と言ってる親を何人も見てきました。

 

そのたびに、なんとも言えない嫌な気持ちになったものです・・・

だから、自分や相手のためにも「大変さをわかってもらうこと」はあきらめた方が、ラクなのです。

 

筆者は「大変なこと」は誰にでも起きることなので、誰でもその人なりの違った問題が、それぞれ解決されることを願っています。

 

自分から「大変なの」と言わない。

 

大変でも、自分のできることを淡々とやっていれば、自分がいう前に周りが「大変だったね。大変だね」といってくれます。

 

周りがいってくれる前に「私大変なの!!」と言うのはやめましょう。

(みっともないので。)

 

②自分の理想の人生をあきらめる

誰でも、子供が生まれたらどんなに幸せだろうと想像すると思います。

筆者の場合はもともと、「子供=幸せ」と思っていませんでした。

 

むしろ「子供を育てるってとても大変で自分の時間も奪わるし、泣くし、大変そうだな」と思っていました。

ですので、むしろ「子供を絶対に欲しい!」という子供への期待や願望がありませんでした。

 

だからこそ、やはりというかある程度「大変だ」という想定は当たっていました。

(こんなに大変だとはおもってませんでしたが(笑) )

 

もし、これが「子供にすごい幻想や理想を抱いている待望のわが子!!」だった場合はどうでしょう?
 

「赤ちゃんがいる生活」

「赤ちゃんのママ!!」という響きに

親が強い期待感や理想を持っていたら?

 

子供への理想が強すぎて、障害の親という強いギャップで参ってしまっているかもしれません。

(´Д⊂ヽ

 

子供への理想や期待がなくて本当によかったです。

期待や理想は「現実」ではなくて、親の中の「幻想」であるからです。

 

自分への理想や期待は(過度でなければ)あったほうが、現実と理想のギャップの大きさが向上心などのエネルギーになるので可です。

ですが、他者への期待はいけません。

 

いえ、いりません。

 

自分の思い通りの「発言や行動をとらなかったとき」に本人も気づかずに、相手をそのまま受け入れることができなくなってしまうからです。

 

理想の人生をあきらめる
理想の育児・理想のママではなくて現実の育児・現実のママを受け入れる。

 

*現実の自分を受け容れられれば、目の前の現実の子供も受け入れやすくなります。

 

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どうしたらあきらめられる(受容できる=受け入れられる)のか?

大変さをわかってもらうことをあきらめる方法

大変さをわかってもらうことをあきらめる方法は以下です。

 

●お母さん自身の「自己への思いやり」(セルフコンパッション)
を高める
 
大変さをわかってもらいたいときというのは、自分が自分の大変さをわかってあげられてない時です。
 
自分で「自分で自分を認めている人」は他者から認められる必要がありません。
 
 
その段階にいる人は、次のステップである自己実現に欲求はむいていきます。(自分の力で自分にしかできないことを実現する)
 
 
自分で自分の大変さを認めてあげられない人というのは、「自己肯定感が低い」とはちょっと違っています。
 
そうではなくて自己への思いやりというスキルが不足しているのです。
 
完全主義や自分に厳しい人などが陥りやすいです。
 
 
そのような方は、友達が「ミスしても暖かくて思いやりのある言葉をかけてあげられる」のです。
 
 
でも、自分がミスや母親としてうまくできなかったときに「友人のように励ましたり・軽く流したり、頑張っているよ」と声を自分にかけるのではなくて、自己批判をしてしまうのですね。
 
 
この「自分への思いやり」は「自己受容」に基づいています。
 
自尊心が低いから自分を受け入れられないのではなくて「自己への思いやり」スキルが低いのです。
 
自尊心も自分を受け容れて尊重する力です。
ですが、社会的な基準と自分の内面の基準に基づいていますので、容易に変化しやすいですし、自己愛に関連している領域です。
 
 
困難な状況で、「自分を常に励ましてうけいれてくれる友達」がいたら、頑張れそうな気がしますよね。
 
 

セルフコンパッションが低い人は受け入れたくない現実を否認しやすい

さらに、自己への思いやりが低い人は「障害の子供を受け容れる」のような人生の困難において、現実を否認しやすいということもわかっています。

 

自己への思いやりが低い人は、直面したくない現実を受けいれることを拒否しやすくなるばかりか、以下のことも起きやすいのです。

 

★自己への思いやりが低い人は、自分に不幸なことが起きた時に自己憐憫のレベルが高い

 

驚いた人
驚いた人

自己憐憫?自己憐憫が高いとどうなるの?

 

不幸なことが起きたときに「敵意や恨み」「疎外感」につながるのです。

 

障害を受け入れにくい親御さんは、自分に厳しすぎるのです。

自己への思いやりが高ければ「失敗しても自分を許そう」と思るのです。

 

自己批判が進めば

 

他の人はもっとうまくやっていて欠陥があるのは自分だけだろう

 

という気持ちになっていきます。

 

「えっ自分は自己への思いやりがj低いのかもれない・・どうすればいいの?」と思った方・・

 

でも大丈夫です!!

 

 

自己への思いやりは、生まれつき恵まれた資質ではない。訓練できる精神的なスキルであり、すべての人が例外なく伸ばして強化できるスキルだ。

(カリスマは誰でもなれる、角川書店、オリビア・フォックス・カバン著、P124より引用)

 

なぜカリスマ性の本?と思った方。

「自分は不幸だ」や「自分はできそこないだ・・みんなもっとうまくやってるのに」と嘆いている人にカリスマ性(人を惹きつける魅力)を感じますか?

 

「カリスマは誰でもなれる」という本は内面のコントロール、精神的な注意力の向け方までを、リーダシップの専門家であるオリビア・フォックス・カバン教授が書いた、良書です。

 

ちなみに著者はハーバード大学、スタンフォード大学、イェール大学、マサチューセッツ工科大学、国連などで公演を行ったりエグゼクティブコーチとしてフォーチュン500に選ばれる企業の経営トップにも助言をしてます。

 

すべての人が後天的に訓練すれば、伸ばせるスキルが「自己への思いやり」なのです。

 

考える人
考える人

どうやったら「自己への思いやり」を伸ばせるの?

 

実は本によると、自分をいたわるときに重要なのは「自分をいたわろうという意志」そのものなのだそうです。

 

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まとめ

障害が診断されると、すべてが終わってしまう、変わってしまうような気持ちになるかもしれません。

 

ですが、障害の子供を持っている親が全員、あきらめられないでもがいている人生を送っているわけではありません。

 

もし自分に厳しすぎて、子供にも厳しくしすぎてしまうという方は、未来の自分への投資のためにセルフコンパッションを高める練習をしてみるのもオススメです。

 

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