【発達障害】遺伝という言葉の持つ誤解

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発達障害
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ぴょん太郎
 

こんにちは。

高機能自閉症スペクトラムの男の子の母親やってるぴょんたろうです。

自閉症の原因の話になってくると、どうしても遺伝の話が出てきます。

遺伝的要因というのは、その要因を持っていると必ず発現するわけではありません。

結論を言ってしまうと、発達障害の遺伝的要因を持っているからといって必ず発現するかというとそれは違うということになります。

ぴょん太郎
 

どういうことなの?

それを今回は記事として公開していきます。

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発達障害にかかわらず全ての遺伝子はスイッチのオンオフがある

人の遺伝子はほとんどが眠ったまま

発達障害の遺伝子は「その遺伝子を持っていれば必ず発現する」というのは誤解です。

私たちの生物としての記録は遺伝子に書き込まれているのは皆さんもご存知の通りです。

ですが、同じ食生活をしていても糖尿病にならない人となる人がいます。

これが「遺伝的要因」の具体例です。

自閉症スペクトラムを引き起こす同じ遺伝子の組み合わせを持っている人が、2人いたとしてもなる場合とならない場合があるのは「遺伝と環境」の組み合わせによって「スイッチが入る」とうメカニズムが想定されています。

その遺伝的要因が別のパターンで発現するとどうなるのでしょうか?

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自閉症スペクトラムの遺伝?子供の父親の職業

自閉症の子供の父親はエンジニア・研究者が多い

自閉症の子供を持つ父親の職業はエンジニアが多いという研究があります。

これは前述の「自閉症を引き起こす遺伝子群に論理的思考力や数学的思考力の高さ」という遺伝子群があるからです。

【参考】発達障害の原因は親のせいじゃない

この遺伝子群が別のパターンで発現すると自閉症という形になって発現するよりも、能力の高さとして発現します。

(バロン・コーエンら、1997 ウィールライトら、2001)

つまり、同じ遺伝子群を持っているけれど「自閉症や発達障害とという形で発現していない人」は、たくさんいるのです。

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自分も三つ組みを持っているのでは?と気づく親

子供と自分を振り返る

自閉症の診断は三つ組みによって行われています。

子供の障害を勉強していくうちに、あるいは療育や医師からの説明をきいているうちに「自分にもあてはまるのでは?」と思う親御さんは多いといいます。

筆者もそのうちの一人です。

筆者は、パニック障害になった経験があります。

そのとき、発達検査をしました。

するとアスペルガー症候群の傾向があるねと医師に言われたのです。

筆者もはじめは驚きましたし、混乱しました。

「ああそうか。自分の遺伝子のせいで息子は自閉症になってしまったのか」と悲しくなりました。

それは「遺伝子のよくない部分を子どもに遺伝させてしまった」という遺伝への誤った思い込みのためです。

筆者自身、確かに三つ組みっぽい傾向があるのかもしれません。

実際に筆者が一番長く続いたのは、研究職の仕事でした。

 

ですが、「研究職にむいているのはどんな資質か?」というと自閉症よりの特性があるからこそ向いているのかもしれないのです。

自閉症の三つ組みの特性を活かして成功している人たちもいる

 

自閉症の遺伝的な要因を親が持っていたとしたら、それは悲しむことではありません。

✅人づきあいが苦手だけれど一人で打ち込むのが好き
 →じっくりと一つのことを極める仕事の能力が高い
✅社会性が低い 
 → 一般常識や世間に縛られずにユニークな発想で人生を楽しく生きる
 
このように、持っている自分自身の特性を否定せずにあるがままに認め、それをうまく生かすことができればその資質はむしろプラスになりえるのです。
 
 
これを読んでいるあなたがもし「自分の遺伝のせいで子供に申し訳ないことをした」と考えているとしたら、このように考えてみてください。
 
・三つ組みは障害特性ではなくてある能力のタイプわけにすぎない
・私にも子供にも「数学的思考・論理的思考」の高い遺伝的要素があるんだ

大事なのは親である自分自身や子供を肯定することです。

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【発達障害】遺伝という言葉の持つ誤解まとめ


筆者は、もし自分が自閉症スペクトラムと関係する遺伝的要因を受け継いでいるとしても、それは障害とは思っていません。

ある能力のタイプを持っているという事実、ただそれだけのことです。

それをどうすればうまく人生や子育てに活用できるのか?考えるのがとても楽しいです。

すべての自閉症の親子や当事者の方が、「自分の遺伝的要因」を前向きに受けとめて実りある人生を歩んでいってほしいと願わずにはいられません。

最後までよんでいただきありがとうございます。

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