発達障害のチェックリスト【行動編】

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発達障害
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ぴょん太郎
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こんにちは。ぴょん太郎です。

「自閉症の特性はイメージできた、でも具体的にどんな行動としてあらわれるの?

「障害の特性を具体的にチェックして改善するための目安にしたい」

という人のために書きます。

今回は大作なので読むと時間がかかります。

それでも本気でチェックしたい人だけ読んでください。

筆者は、早期発見・早期療育を推奨しています。

何故かというと、「もう少し子供の診断が早くついていれば」と思うことがあるからです。

筆者の息子は高機能自閉症とAD・HD傾向ありです。

5歳10カ月。

でも、それじゃ遅かったのです。

なぜかというと

①小学校にあがる前の6歳までしか児童発達支援のサービスを使えない
②早期療育が効果的だから
(問題行動などの不適切な学習も幼児期なら修正しやすい)
②は、反対にいうと小学校にあがってしまってからでは問題行動の修正が難しいということです。

小学生の療育は、未就学児よりも効果が薄いと言われています。

遅ければ遅いほど問題行動などは、修正が難しくなるのです。

ですが、早いうちに診断がついて適切な療育を受けることで、お母さんの精神的な苦労も、子供本人の生活のしにくさや困り感も減らすことができます。

是非、以下の記事を読んで、あなたのお子さんに残された時間をムダにしないために早めに療育の機会を与えてあげてください。

ぴょん太郎
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三つ組みとか、DSM-5とかよくわからないんだけど。

大丈夫です。

細かい分析が大好きな筆者が全精力を傾け、本気を出して細かく具体的に思いつく限りリストアップしたものをこの記事で公開します。

特性を「わかっていること」とその障害特性があると「どんな場面でどんな時にどんな行動に出やすいのか?」は別です。

自閉症の診断では「確実に自閉症ではないね」という上限の基準はあります。

ですが「どこまでが自閉症なのか?」という下限の基準がないのです。

筆者は実際に自作の「行動チェックリスト」を使って自分の子供に療育をするときの個別支援計画の「目標設定」のときに使っています。

この記事でチェックしていただければ、「あ、うちの子はこれはOK(行動の改善の必要なし)ここは弱いかな(改善の必要あり)」と「わが子のどこが苦手なのか?」把握できるようになると思います。

項目によって「できるか?できないか?」形式が変わるので注意してください。

ぴょん太郎
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よし、ささっとリストアップしてくれ。

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コミュニケーション態度

□大人からの指示に従うことができない
□座っていられない
□相手に注意をむけられない(呼ばれても無視)
□相づちをうち、質問や返答ができない
□相手が話し終わるまで待って話すことができない(途中でしゃべってしまう)
□話しかけられても返事ができない
□人の話に集中できない
□挨拶やお礼の言葉がいえない
□人と話すとき目線や視線をあわせることができない
ぴょん太郎
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非言語コミュニケーションなどの苦手さや人への関心・衝動性の高さなどが関係しているんだよ。

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自分のことを自分でどれだけ把握できているか?(自己認知)

□自分の名前が言えない
□自分の好きなことが・嫌いなことがが言えない
□ボディイメージ・バランスがつかめない
□家族関係を理解できているか?
□自分の長所・短所を理解しているか?
□自分の言動のふりかえりができるか?
ぴょん太郎
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学校などで「行事の感想やがんばったことを書こう」などは「自分のことをわかっている能力が低い」と難しいんだよ。

「自分のことをわかる能力(自己認知)」が自閉症は苦手なんだ。

ぴょん太郎
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家族関係の理解は「あまり会わないパパのことを知らないおじさん・たまに会うおじさん」と言わないかどうか?などだよ。

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感情のコントロール・こだわり(想像力の質的障害)

□喜怒哀楽を表に出さない
□嫌なことがあるとすぐに相手を非難してしまう
□一番にならないと気が済まない
□順番にこだわりがある
□いつもと違う些細な変化にパニックになる
(例)椅子の座る場所・テストの点数・手順など
□人を自分の思い通りに動かそうとする
(例)質問をしてきて自分の正解を言わせようとしてくる
正解を言わないと癇癪やパニックを起こす
□人を自分のこだわり行動に巻き込もうとする・押し付ける
□自分の中の「正しいこと」や「マイルール」を人に押し付けようとしてトラブルを    起こす
(例)必要以上に「他者を注意する」
ぴょん太郎
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こだわりは想像力の質的障害(イマジネーション障害)からくることが多いんだよ。

人に「おなじ質問をして同じ答えが返ってくる」と子どものなかでは、予想通りだから子供は「安心する」んだよ。

だから自分が知っている答えの質問をわざと相手にすることが多いんだ。

これは不安による「確認行動」っていうんだよ。

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非言語コミュニケーション

□その場にあった声の大きさで話せない
□相手の気持ちを表情から読み取ることができない
□自分の気持ちを表情で表せない
□適切な対人距離がわからない
(例)知らない人になれなれしく話しかけてしまう
よその家のお母さんに自分のお母さんのように甘える
□その場で自分が求められていることがわからない
□その場の暗黙の了解がわからない
□雰囲気が読み取れない
□身振り(ジェスチャー)が全くでない
□ジェスチャーが理解できない
□冗談や皮肉が理解できない
□言外の意味がわからない(言葉をそのまま受け止める)
(例)お友達が困っているよ(やめなさい)
→やめるという意味を理解できない
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人へのかかわり方

□負けてくると途中でゲームを投げ出す
□嫌なことがあるとすぐに人を非難する
□人にものをとられたり、迷惑をかけられても文句がいえない
□価値観やルールを無理やり押し付ける
□自分が好きなものは相手も好きだと思って一方的に興味のあることをしゃべる
□急に人に抱きつく
□相手と自分の興味や関心は違うことがわからない
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自分と相手の興味が同じだと思ってしまうことが多いんだよ。一方的で押し付けるような感じになることが多いよ。

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社会性

社会性【ルールの理解】

□一番にこだわって順番を守れない
□遊びのルールがわからないのでみんなと遊べない
□じゃんけんの勝ち負けがわからない
□ずるをしたり勝手にルールを変えようとする
ぴょん太郎
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友達と遊んでいるときに「みんなで作った決め事(ルール)」よりも、自分で勝手に決めたルールで遊ぼうとしないか?チェックしてみよう。

社会的行動 【共感】

□仲間に「がんばれー」「負けるな」「どんまい」などの声援を送ったり、友達の喜びや辛さに共感できるか?
□友達をほめたり、よいところをみつけることができるか?
□相手の嫌がることをしないか?
□友達が失敗しているときに、なぐさめたりすることができるか?
□具合の悪そうな人に「大丈夫?」と声がかけられるか?
□友達が失敗したときに非難せずに見守ることができるか?
□「公共心」や「親切心」などを理解したりすることも実行することも困難

社会的行動 【自己主張】

□わからない時や困った時に助けを求めることができない
□自分の間違いや過ちに気づいても、謝ることができない
□人からの過剰な要求や不適切な要求を断ることができない
(例)友達から「宿題を代わりにやってよ」「花瓶を割ったのお前がやったことに
してよ」などに従ってしまう
□自分の意見を伝えるときに感情的になる
□思い通りにならないときに「こうしたらどうかな?」「うんわかった」などの提案や
妥協ができない
□言いつけられた仕事が終わった後「次に何すればいい?」と聞くことができない
ぴょん太郎
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発達障害では、「人に助けを求める」というスキルを伸ばすことが大事だと言われているよ。

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社会的行動 【対人面】

□友達と協力して遊んだり、活動ができない
□困っている友達に自分から声をかけることができない
□仲間をかばうことができない
□トラブルが起きたときに解決案を言えない
ぴょん太郎
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社会的な対人行動は大人でも難しいので子供ではできないのが当たり前かもしれないね。

でも、仲間と一緒に「なんとかしていこう」とする気持ちが見られずに、マイペースに自分勝手に行動しようとするのは社会的行動といえないので、その強さをチェックしてみるといいかもしれないね。

社会性 【集団参加】

□その場に応じたあいさつができない
□集団の決まりを理解して守ることができない
□自分の役割を理解して果たそうとしない
□頼まれたことを果たそうとしない
□仲間に入りたいときに「入れて」と言える・友達を誘うことができない
□やめるときや断るときに自分から伝えられない
ここからは行動面ではなく「発達障害の認知特性」についての具体的なチェックリストです。
ぴょん太郎
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認知とは行動と違って「見えない」ものだよ。ざっくりと荒っぽく行ってしまうと「思考・認識・知覚する過程」のことだよ。

自閉症では「脳内の処理の仕方が違う」ので、起きてくることがあるよんだよ。

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注意・転導性・衝動性

□興味がころころ変わる
□外の刺激に反応的になって注意があちこちに切り替わる
□注目できなかったり、どこを見ていいのかわからない
□注目しすぎる(凝視しすぎる)
□切り替えがうまくいかない(集中しすぎる)
□ウロウロとあちこちに動き回る
□落ち着きがない
□最後までやりとげられない(不注意)
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ウロウロしているときは、不安か「何をしていいのかわからないとき」に多いんだよ。

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優先順位をつけるのが苦手・意思決定が弱い

□計画がたてられない(無計画)
□今しなければならないことが決められない
□決めたことを実行できない
ぴょん太郎
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頭の中で計画を組み立てることが苦手だよ。情報を保持しておくのも苦手なんだ。そのため、自分が「今何をすべきなのか?」わからなくてウロウロしてしまうこともあるんだ。

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時間の整理統合の弱さ

□現在・過去・未来の時系列がうまく整理できない
□活動(予定)の見通しが持てない
□活動の変更で混乱したり不安になる(パニックになる)
ぴょん太郎
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目に見えない概念をまとめるのは苦手なんだよ。全体よりも細部に注意がむいてしまうんだ。

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コミュニケーションの特性

受容コミュニケーション(インプット・受信)

□集団行動において先生や大人の一斉指示にワンテンポ遅れて行動する
(言葉の指示を理解して動くのではなく見よう見真似でみんなについていく)
□指示が理解できなくて、先生に手を引かれて移動する
□言われたことを理解できずに「オウム返し(エコラリア)」する
□表情や身振りの意味がわからない
□言葉通りに解釈してしまう
ぴょん太郎
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受容コミュニケーションとは「情報のキャッチ」のことだよ。

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表出コミュニケーション(アウトプット・発信)

□自分の気持ちを伝えるときに言葉ではなく、パニックや自傷行為などで伝える
□コマーシャルなどのセリフを繰り返す
□感情と行動が不一致(困っているのにニヤニヤするなど)
□声のリズムや表現のトーンが独特
□クレーン現象で伝えようとする
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空間の整理統合の弱さ

□片付けが苦手
□どこに何をおくのか?どこに何をしまうのか?整理できない
□この空間で「何をするのか?」自動的にわからない
ぴょん太郎
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同じ空間に「複数の活動をする場所」にするとわかりにくいんだよ。多目的室を作らないように、場所と活動を明確に分ける工夫がいるんだ。

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関係性の理解の特性

□ものごとの因果関係をうまく理解できない
□自分流の判断をしてしまう
□意味や関係性の関連付けが弱い、あるいは関係づけしすぎる
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般化の特性

□家ではできることが、外ではできない
□人や場所が変わってしまうだけでできていたことが、急にできなくなる
(例)先生が変わるとできていたことができなくなる)
□同じ状況でも、「モノの配置が変わっていただけで」できなくなる
□関連づけしすぎたり、関連付けが弱かったりする
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記憶の特性(個人差が大きい)

□短期記憶が弱いために、すぐに言われたことを忘れる
□自分がとっている行動を持続的に記憶できない
□言葉が長いと一部分しか覚えられない
□フラッシュバックで混乱する
□一度経験したことを忘れない
□同じ行動を繰り返す
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感覚の特性(過敏だったり鈍感だったりする)

味覚過敏の特性

□同じメーカーの同じ商品しか食べたがらない
□偏食が激しい

触覚過敏の特性

□服の袖をまくりたがる・半袖しか着ない・服を着たがらない
□靴下が苦手ですぐに脱いでしまう
□服を急に脱ぎだす
□雨やシャワーが苦手
□少しの怪我で大騒ぎする・あるいは怪我していても痛がらない

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聴覚過敏の特性

□耳ふさぎをする
□赤ちゃんの泣き声や食器のぶつかる音など高音を嫌がる
□大きな声を出す
ぴょん太郎
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大きな声を出すのは、自分で苦手な音をかき消しているんだと思うよ。

視覚過敏の特性

□目で隠す動作がある
□まぶしがる

嗅覚過敏の特性

□部屋に入れない
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微細運動・粗大運動の困難さ

□姿勢がフニャフニャしている
□歩きかた・走り方がぎこちない
□協応する動きの苦手さ(不器用)(微細運動)
(例)なわとび、字を書く、ボールがうまくとれない、ダンス、ブランコ、はさみを
使う動作、お箸がうまく使えないなど
□大きな動きの運動が苦手(粗大運動)
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反復動作・常動行動・感覚刺激への没頭

□手をひらひらする
□ぴょんぴょん跳ねる
□つま先だちで歩く
□その場でくるくる回転する
□モノを一列に並べる
□モノの表面をひたすらじっと見つめる
□流れる水をひたすら見つめる
□洗濯機や換気扇や扇風機などの回転にみとれる
□機械音やモーター音に没頭する
□いろいろなもののにおいをかぐ
□手を規則的にたたく
□ゆらゆらと左右や前後に体を揺する
□ひっかいて遊ぶ
□光り輝くものをじっとみつめる
□電気をつけたり消したりする
ぴょん太郎
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反復動作は「想像力の質的障害」からきていることが多いんだよ。規則性のある感覚刺激を自ら作り出したり、感覚体験に没頭することで、内部の混乱から守るべく、自分の世界の秩序を生み出しているんだ。

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手の込んだ反復的なルーティン(儀式)

□自分で考えたルーティン(日常の決まり事がある)
(例)椅子に座る前には必ず椅子をたたいてから座る
食事中に立ち上がって2回転する  など
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まとめ

発達障害(自閉症スペクトラム)で見られる具体的な行動と、特性を今回はリストにまとめました。

チェックによって、子供のよくできるところとできないところを把握する参考になっていただければ幸いです。

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